趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

左之茶

2016-02-21 23:57:28 | 観劇


今日は、大ちゃんのお茶会に参加させていただきました。
初めてお邪魔した身で、詳細を書いちゃっていいものかわからないので、印象と感想のみ。
左之の扮装でご登場の大ちゃん♪
お話からも、とてもこの作品と左之の役に思い入れ深く、真摯に向き合っておられるのが伝わってきました。
ちょっとお疲れかなぁ?という感じでしたが、それでも左之の役づくりや舞台のことなどについて、たくさんお話ししてくださり、充実されていて、左之を演じるのが大好きで楽しいんだろうなぁと、聴いてて嬉しかったですね。
「剣心の本当の相手役は左之助なので」と言っておられて(笑)、ちぎちゃんたちとたくさんお芝居できるのが嬉しくて仕方ないご様子でした♪
大ちゃんって、キリッ☆キラン☆というイメージで、良い意味でスターさん♪って感じなのに、どこかぽわんとしていて、その愛嬌が可愛らしくもありました♪
ともみんのようなほっこり系とは違いますけど、どこか微笑ましくなるような、そんなスターさんですね♪

そんな大ちゃんの左之。
原作そのままのビジュアルと性格が、この作品のなかで一番違和感ないかも。
贅沢を言うなら、左之には薫のことを「嬢ちゃん」と呼んで欲しかったかなぁ(笑)。
大ちゃんの明るさは、舞台に登場するとホッとしますね。
強力太陽ほどじゃないけど(苦笑)、周りを明るくさせてくれるので、大切な存在です。

今日、二度目の観劇で思ったこと。
やっぱりちぎちゃんの剣心で、人斬りに戻っていくその闇を観たかったなぁということ(爆)。
ひとこちゃんの、影の抜刀斎がものすごくキレよく容赦なく人斬りなので、だからこそその影とリンクさせて、ちぎちゃんの剣心が徐々にその抜刀斎に戻っていくような演出で観たい。影に翻弄されるのではなく。
ちぎちゃんの翻弄される姿ってこれまでも観たことあったし、むしろ自分から闇に染まっていくような、危険で怖いちぎちゃんを観てみたかったんだなぁ(大爆)。
そういう意味では、刃衛のエピソードがなかったのが残念。人質に取られた薫ちゃんを守るために、刃衛を倒すため、徐々に抜刀斎の精神を呼び覚ましていくあそこが、ある意味剣心の本質を見せるのに一番わかりやすいエピソードなんだろうなぁ。
今の脚本や演出だと、剣心がいつ抜刀斎を自分の中に目覚めさせたか、どこで精神や口調が入れ替わっているか、よくわからない。山県さんに会ったときに、口調が昔に戻ったな、と斎藤に言われてるけど、そこで替わる必要はないし。
原作では、「拙者」と「俺」は、きっちり分けられてますもんね。

舞台を観てたら、無性にアニメのるろ剣を見たくなった…。それも、斎藤との最初の決闘の回。
TV版の何話目だったかなぁ?20数話くらいだったっけ??
その回はアニメの映像も超綺麗で、斎藤との死闘の中で、徐々に抜刀斎に戻っていく剣心の映像表現が大好きな回です。好きすぎて、当時、録画ビデオを繰り返し繰り返し見てました。

サキちゃんの斎藤も予想以上の大健闘で、身のこなしや歩き方、剣の扱い、牙突の構えなど、綺麗に華もある見せ方で、カッコいい。よく研究したなぁと思えます。
惜しむらくは、やっぱり台詞の違和感。女性に関して、斎藤はそんなチャラいことは言わない(む~)。薫に対して可愛いとか、恵さんに向かっていい女だ、なんて絶対あり得ない!せいぜい、馬子にも衣装、食えない女め、くらいじゃなかろうか。

火曜に、最後にもう一回観ます。
大勢シーンで観逃してるところとか、ちゃんと観ないと。
明日は母と一緒に、ドラマシティの「リンカーン」を観る予定。
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小池版るろ剣

2016-02-21 00:24:24 | 観劇
観てきました。
………小池先生(溜息)。
…まぁ、覚悟はしてましたし、わかってましたが。
雪っ子たちは、本当によく頑張ってくれたなぁと、それはさすが。
パフォーマンスとして、きちんとレベルを維持して楽しく魅せてくれているのは、雪組のチームワークと上手さのお陰です。
小池先生はやっぱり、海外ミュージカルの潤色が一番適切。オリジナルで脚本を書くと、その的確さが影を潜めるのは、どうしてなんでしょうね?
ラストの結末が、思いっきり「薔薇の封印」と一緒で、コラコラ(汗)。
それに、やっぱりキャラの性格付けが、私の観たい方向から逸れていく(爆)。
「銀英伝」のときと同じ。何でそのキャラがそんなこと言う?とか、それは違う!と思うことが多く、集中できない…。
お芝居としての描写を観るのではなく、漫画のビジュアルそのままのメンバーと、あとは雪っ子たちの活躍を愛でるのが、一番ストレスのない観方かなぁと思います。
「ルパン」のときは、そういうストレスはなかったなぁ。
小柳先生の脚本がとても上手かったのと、作品の性格もあるでしょう。痛快エンタメで何でもありな「ルパン」と違って、「るろ剣」って、それだけ奥にあるテーマが重くて、だからこそ繊細で複雑。それを小池先生がどこまで理解して脚本を書けるかとなると…。
辛辣ですみません。「るろ剣」が作品としてとても好きで、ちぎちゃんの剣心ならその奥深さもきちんと表現できるのに~と思うからこそ、私の観たい「るろ剣」ではないことが、残念で仕方ないんですよね…。

ちぎちゃんの剣心。
ビジュアルは完璧。剣心そのもの。原作より、脚本のせいでより優しく(というか頼りなげ?)なりすぎてる感じはしますが。
剣心は優しいけど、きちんと厳しさも持っている人物。加納を前に油断なんてしないし、あんなことにはまずならないんだけどな~という脚本の問題。
そもそも、剣心がなぜ人斬りに戻る危うさを抱えているのか、わかってる?小池先生?
剣心が我を失うのは、いつもどんなときでも、守るべきものを守るため。目の前のものを守るために、人斬りの非情さを呼び覚まされるから。過去の自分に惑わされるからじゃない。
ちぎちゃんの剣心のそういう心の闇を、観たかったな…。
ちぎちゃんご本人は、ハードな殺陣や翻弄され具合で、かなりお疲れなのかな?ますます細くなってて、ちょっと心配…。

みゆちゃんの薫。
どうも小池先生は、宝塚ヒロインはこうしなきゃ、という固定観念でもあるのか?
ちょっと原作の薫ちゃんよりも、乙女させられてるのがつらい(「銀英伝」のヒルダもつらかったよな~)。
みゆちゃんのイメージがちゃんと原作の薫ちゃんに合ってるだけに、ちょっとしたところでの残念感がもったいない。
道着に身を包むときは、一介の剣士としての心意気を持つ薫ちゃんは、リボンも取ってるはず。その根本を変えてほしくなかったよ、小池先生…。

だいもん君の加納。
…だいもん君だから、どうにかお芝居にできてるよな~というキャラ設定(爆)。小池先生、そもそも加納に何をさせたかったの?
歌声で周りを操り、幻惑させたかっただけじゃないよね?
最初に制作発表で説明してた、恋敵設定はどこへ???

その他のメンバーも、ちょこちょこコラコラな部分はありますが。

とりあえず、下級生たちの活躍もきちんと観たいので、頑張ってもっと周りを観てこようと思います。


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