るろ剣新公、観てきました。
一本立てなので、プロローグをほぼカット。朱音太夫のエピソードだけちょっと入れて、あとはナレーションで説明。
一幕ラストをバッサリ切って、二幕の舞踏会から続き。
そのほか、細かい台詞やシーンのカットがあって、大体1時間45分くらいにしてありました。
新公演出は田渕先生。
最初の剣心のブルース・ソロがなかったですが、あとのメインキャラのナンバーはちゃんとあったかな。あ、でも薫ちゃんの道場の奥義伝授のナンバーはカットでした。
ひとこちゃんの剣心。
なんというか、二枚目な剣心でした。良くも悪くも(?)スター然とした華やかさ。背も高いですし、剣心としては堂々とし過ぎなのかも(笑)。
端正な二枚目だからこそ、優しい表情でいると、その表情だけに見えちゃうのかな。
ちぎちゃんの剣心が、くるくると表情も表現も豊かだけに、ちょっと喜怒哀楽の出し方が物足りない。
面白いな~と思うのは、ちぎちゃん剣心のほうが、少年みたいにキラキラした目で動き回ってるのと対照的に、ひとこちゃん剣心は落ち着いた眼差しでゆったり構えた大人に見えるのに、全体の雰囲気だと、ひとこちゃんやっぱり若いな~と感じるところ(笑)。
ちぎちゃん剣心って、素直にくるくると表情が変わっていかにも少年ぽいのに、目の奥に宿している哀しみの色が、ものすごく大人なんですね。そういうところが、まさしく剣心そのもの。
ひとこちゃん剣心は、動きのキレがものすごく良くて、立ち回りに美しさと迫力がありますね。本役で影を演じてるから、なおさらかな。
身を翻すと長い髪がパッと散って、すごく綺麗。
きちんと相手を見ながらお芝居していて、やり取りに情感と説得力が伝わります。それを、もっと表情として豊かに出すことができたら、鬼に金棒だと思うのですけど。
みちるちゃんの薫。
おきゃんで跳ねっ返り、という風情が出ていて、可愛かったです。
全力でぶつかってるのが、薫らしい。
基本の役づくりは、みゆちゃんの薫と同じかな。
加納は諏訪ちゃん。
剣心とのやり取りをひとつひとつ丁寧に演じていて、とても良かったです。
一幕ラストのある意味見せ場なシーンがカットだったのはもったいないけど、クライマックスの熱唱はお見事でした。
斎藤の陽向君は、サキちゃんの斎藤をよく見て研究したんでしょうね。刀の見せ方、タバコの扱いは難しいけど、頑張ってました。
左之の真地君も頑張りました。
大ちゃんがお茶会で、歌舞伎の台詞回しや斬馬刀の扱いの苦労を語っておられましたが、真地君もだいぶ大変だったと思います。
遊べるシーンがことごとくカットだったので、左之のシーンとしては物足りないかも。
観柳のたっちー君は、あれこれやっては、拍手喝采浴びてました(笑)。
楽しみながら演じていて、それが印象的。
楽しんでお芝居してるな~と目に入ったのは、比留間兄弟のまから君と叶君。
叶君のヤクザっぷりが、やればやるほど愛嬌あって可笑しかったです。
このお二人、山県卿と井上卿でもあるんですよね。
蒼紫の縣君は、すらりとして綺麗な二枚目さんですね。台詞や歌は、まだまだこれからお勉強かな。
一年前に観た新公では、94期や95期のメンバーがいましたが、2学年抜けると、その印象からは随分若くなりましたね。
雪組さんは若手さんでも上手い子が多いので、これからが楽しみです。
一本立てなので、プロローグをほぼカット。朱音太夫のエピソードだけちょっと入れて、あとはナレーションで説明。
一幕ラストをバッサリ切って、二幕の舞踏会から続き。
そのほか、細かい台詞やシーンのカットがあって、大体1時間45分くらいにしてありました。
新公演出は田渕先生。
最初の剣心のブルース・ソロがなかったですが、あとのメインキャラのナンバーはちゃんとあったかな。あ、でも薫ちゃんの道場の奥義伝授のナンバーはカットでした。
ひとこちゃんの剣心。
なんというか、二枚目な剣心でした。良くも悪くも(?)スター然とした華やかさ。背も高いですし、剣心としては堂々とし過ぎなのかも(笑)。
端正な二枚目だからこそ、優しい表情でいると、その表情だけに見えちゃうのかな。
ちぎちゃんの剣心が、くるくると表情も表現も豊かだけに、ちょっと喜怒哀楽の出し方が物足りない。
面白いな~と思うのは、ちぎちゃん剣心のほうが、少年みたいにキラキラした目で動き回ってるのと対照的に、ひとこちゃん剣心は落ち着いた眼差しでゆったり構えた大人に見えるのに、全体の雰囲気だと、ひとこちゃんやっぱり若いな~と感じるところ(笑)。
ちぎちゃん剣心って、素直にくるくると表情が変わっていかにも少年ぽいのに、目の奥に宿している哀しみの色が、ものすごく大人なんですね。そういうところが、まさしく剣心そのもの。
ひとこちゃん剣心は、動きのキレがものすごく良くて、立ち回りに美しさと迫力がありますね。本役で影を演じてるから、なおさらかな。
身を翻すと長い髪がパッと散って、すごく綺麗。
きちんと相手を見ながらお芝居していて、やり取りに情感と説得力が伝わります。それを、もっと表情として豊かに出すことができたら、鬼に金棒だと思うのですけど。
みちるちゃんの薫。
おきゃんで跳ねっ返り、という風情が出ていて、可愛かったです。
全力でぶつかってるのが、薫らしい。
基本の役づくりは、みゆちゃんの薫と同じかな。
加納は諏訪ちゃん。
剣心とのやり取りをひとつひとつ丁寧に演じていて、とても良かったです。
一幕ラストのある意味見せ場なシーンがカットだったのはもったいないけど、クライマックスの熱唱はお見事でした。
斎藤の陽向君は、サキちゃんの斎藤をよく見て研究したんでしょうね。刀の見せ方、タバコの扱いは難しいけど、頑張ってました。
左之の真地君も頑張りました。
大ちゃんがお茶会で、歌舞伎の台詞回しや斬馬刀の扱いの苦労を語っておられましたが、真地君もだいぶ大変だったと思います。
遊べるシーンがことごとくカットだったので、左之のシーンとしては物足りないかも。
観柳のたっちー君は、あれこれやっては、拍手喝采浴びてました(笑)。
楽しみながら演じていて、それが印象的。
楽しんでお芝居してるな~と目に入ったのは、比留間兄弟のまから君と叶君。
叶君のヤクザっぷりが、やればやるほど愛嬌あって可笑しかったです。
このお二人、山県卿と井上卿でもあるんですよね。
蒼紫の縣君は、すらりとして綺麗な二枚目さんですね。台詞や歌は、まだまだこれからお勉強かな。
一年前に観た新公では、94期や95期のメンバーがいましたが、2学年抜けると、その印象からは随分若くなりましたね。
雪組さんは若手さんでも上手い子が多いので、これからが楽しみです。
こういう原作ものほど、雪組の真面目で徹底した姿勢がよくわかるのだとはおもいますが。
恥ずかしながら、私は原作も全然知らなくて(^^;;
ムラの劇場へ行く回数が激減したうえ、先日まで東宝に通ってたので、休憩時間に劇場出口を間違えそうになったり(苦笑)。
東京の「るろ剣」は、本当にチケ難ですよね…。
でも確かに、原作ファンや映画を見て知ってる人はともかく、全くの初見だと物語のテンポについて行けるのかな?と心配になるくらい、ぎゅうぎゅうの作品だと思います(苦笑)。
そこが「ルパン」と違うところですよね。「ルパン」は、アニメをあまり知らなくても「泥棒の話」として認識していれば楽しめますが、「るろ剣」は背景が濃くて複雑な分、メインキャラの設定くらいは事前にわかっていたほうがいいかもしれません。
手っ取り早いのは、実写映画版の一作目だけでいいので、観てみるくらいでしょうか。