趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

よかったぁ~

2012-09-16 23:59:14 | いろいろ
まずは、無事にともみんに会えて嬉しい!(爆)
久々に拝見できた元気一杯のともみんに、こちらも元気をいただきました…。
あぁ~エネルギー補給(笑)。

今日は、星組バウを観てきました。
ゆずる君主演のコスチューム物。しかも景子先生。
作品内容としては、景子先生の「フランス革命とジャン・ルイ・ファージョン」という論文(苦笑)。
ジャン・ルイの物語というよりは、ジャン・ルイを通して見たフランス革命の姿、みたいな作り方かなぁと。
革命後に逮捕されたジャン・ルイの裁判を中心に話が進みます。
一幕のほうがそういった論文解説風なシーンが多いですが、二幕はもう少しドラマ性があって盛り上がりました。
とは言え、ゆずる君に、一切お笑いもアドリブもさせず、客席と切り離して芝居一本でがっちり通してくれた景子先生、ありがとう~と思いましたね(笑)。
しかも、ちゃんとゆずる君のための役でした♪やっとそんな役がゆずる君に来た…(ホッ)。

ゆずる君のジャン・ルイ。
男役としてのコスチュームの見せ方、着こなし、芝居の動きなど、まだまだ課題は多いものの(特に背中っ!背中の見せ方がぁ~/苦笑)、本来のゆずる君らしい、一心不乱に自分の信念を通して生真面目に感情をぶつけていく必死さが、良い方向に出て、ラストは感動的でしたね!
景子先生のお稽古の賜物か、いつものようにエキセントリックになることもなく、理性がちゃんと見えるお芝居で、ホッとしました。
わかばちゃんのアントワネット。
スタッフに楊先生が入ってたおかげか、歌がかなり良くなりましたね。
台詞のお声はまだどこか空気の抜けるような感じなんですけど…。
綺麗で品もありますが、どこか感情が浮世離れしたお人形みたいな風情。それがアントワネットらしく見える効果もありますが。
真風君のフェルゼン。
押し出しといい、華といい、スターだなぁと(笑)。
「ランスロット」で感じた立ち姿の頼りなさは、かなり改善されて、コスチュームのカッコいい見せ方ができるようになってきましたね。
ジャン・ルイとフェルゼンの掛け合いの歌は、迫力も出て面白かったです。
でも、どう見ても宝塚的恋愛のヒーローはフェルゼンで、ジャン・ルイは一歩引いた立場にある…。素敵な奥さん(愛里ちゃん)いるし(爆)。
そのアンバランスさが、作品を論文調にした一因かもしれない…。
だったら、ヒロインはアントワネットでなく、苦労を分かち合う奥さんでもいいのでは?(苦笑)

さやかさんが、ジャン・ルイの弁護士役で、素晴らしかった!!さやかさんがいないと、この物語は動かない。
ちぐさんも裁判官役、良かった~!
さらには、しゅう君の検事もインパクト大で嬉しい。
出演者全員、貴族や民衆で大忙し。アンサンブルの迫力も素晴らしかった。
今回、若手まで芝居メンバーが多かったので、作品に厚みがありましたね。

…しかし景子先生、フランスを舞台にした作品の歌詞に、英語を並べるのはやめようよ~(汗)。
フランス革命のシーンで「レボリューション~♪」と歌われると、はいぃ??と思っちゃう(爆)。
あと、ジャン・ルイがアントワネットの形見を受け取って、紗幕の向こうで去り行く彼女に「王妃さま~っ!」と絶叫するのって、「ベルばら」ですかい?とツッコんじゃいました。あれってやっぱりわざとですよねぇ。わざわざ同じ演出にする必要って、あったのかな?

ツッコミや、う~むな部分も多々あるものの、ゆずる君の本来の魅力をきちんと引き出し、周りの芝居巧者をうまく配置して、厚みのある作品に仕上がってたので、見応えはありました。
これをきっかけに、ゆずる君がもっともっとお芝居の幅を広げて行ければ、いいですね。

明日は、母と一緒に宙組を観ることになりました。
「銀英伝」、さてどうかな?
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光の回廊

2012-09-15 23:22:56 | 歴史散策
今日は両槻会の定例会でした。
まずは、ウォーキング。
久々に歩いたら、すっかり足がなまってしまった(汗)。先導されるスピードについて行けない…。
イカンなぁと思いつつ、それでも今日のコースはほとんどが歩き慣れた道ばかりで、助かりました(苦笑)。
怖かったのは、浅鍛冶のお地蔵さんにたどり着いたあとの、山道の帰り。
行きは何とも思わなかった細い山道なのに、逆向きになると、左側の崖がかなり危ない。左足の踏ん張りが、右足ほど利かなくなってる…。
長らく飛鳥ウォーキングしてますけど、こんなこと今までなかったんですが。
左足だけ弱いなんて、よほど普段、右足ばかり力の入る歩き方でもしてるんだろうか?

快晴の暑い中でしたが、稲渕から飛び石を回って、棚田へ登り、立ち並んだ案山子を眺めてきました。





案山子コンテストは来週なのかな?
彼岸花がぽつぽつと咲き始めてましたね。
朝風峠の途中まで入り(越えて歩けなかったのは残念。いつか栗原のお地蔵さんに会いたいな~)、塚本古墳から祝戸に抜け、お昼休憩。
稲渕宮殿遺跡に寄り、石舞台に戻ったところで、ウォーキングは終了。

そして、バスで移動して飛鳥資料館へ。
夜の光の回廊の準備のお手伝い。
ところが、それまで誰かさんの人徳で(笑)快晴だったのが、今度は某水神様のご利益で(爆)雨がぱらつき出し…うわ~さすがは水神様!?(笑)
それでも、晴れとパラパラ雨の間にろうそくのカップを並べ、時間になると火を点けて回り、無事に開始することができました。



お弁当を食べてる間にすっかり日も落ち、お手伝いがここまでの人は解散になりました。

資料館の終了まで引き続きお手伝いの人もいらして、本当にお疲れさまなんですが、私は先に失礼させていただき、せっかくなので光の回廊散策へ。
遠くで雷がピカピカ光ってたり、雨がぽつぽつしたりでヒヤヒヤしながらも、てくてくと夜の飛鳥を歩いてきました。
まずは、自分達で並べた資料館の庭。





歩いて飛鳥坐神社の前を通って、水落遺跡、そして来たからには入鹿様の首塚へお参りに。
首塚は暗くて写真は撮れませんでしたが(苦笑)。
飛鳥寺の境内を通ると、大仏様が扉を開いてお迎えしてくださってました。



板蓋宮跡。



川原寺跡。





川原寺跡前のバス停から、イベント用のシャトルバスで飛鳥駅に戻り、帰途につきました。

午前中から夜まで、よく歩きました~(苦笑)。
陽に焼けてしまった。明日は絶対筋肉痛だ…。
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着いた…

2012-09-14 22:55:32 | いろいろ
今日は新幹線が混み混みでびっくりしました。
今まで仕事帰りに乗って、指定が取れないなんてことはなかったんですが…一時間後まで綺麗に指定が消えてるなんて初めて。
確かに連休前ではあるけど、そんなの今までにもあったし。
何かあるんですかね?
ともあれ、自由席に座れたので、無事に帰省できました。

明日は早くに飛鳥に向けて出発。
スカイステージの録画チェックも早めに切り上げて、早く寝なくちゃ。
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あと1日

2012-09-13 23:52:39 | いろいろ
明日一日働けば、実家だ~!
職場から新幹線に直行です。
土曜は飛鳥、日曜は星バウ、月曜は宙組を観れたらいいなぁ~という感じ。
あとは、ともみんに会えますように!!

月組全ツの配役が発表☆
オサリバンをゆりのちゃん!?・・・そういや「カナリア」でも、ティアロッサミを一花ちゃんがやりましたねぇ。そういう流れなのか?
船長さんはマギーさん。
アンソニーはるりか君。
そしてオコーナーさんはっ!?るう君だ~(笑)。うん、想像できる(爆)。
なんと、フランクがゆりや君ですか!それは~これまでのフランクのイメージを変えてくるかも。面白そうだ~♪
リュウ様&くれあちゃんご夫婦+秘書あかねちゃん。
‘例の’ご夫婦は、こころちゃん&れおな君。
みらちゃんは、バーバラのダンサー仲間ですね。
ドリーはゆめちゃん、マネージャーが煌月君。
・・・マーガレットがいない!?「レモネードはぁぁ???」と言う子ですよね。今回はいないのかなぁ?
エリックは奏都君。一番ちょこちょこと船長さんに絡む船員さんのはず。
正塚先生が、月組メンバーに当ててどう変えてくるか、楽しみになってきました・・・。

バウの「春の雪」は、原作を知らないので。
観れるといいんだけどなぁ。

コメント (2)
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2周年

2012-09-11 23:59:15 | いろいろ
今日は一応、結婚記念日でした。
だからといって特に何かしたわけでもなく、プレゼントをもらったわけでもなく、夕飯にいつもよりちょっとだけ良いお肉を食べたくらいか(爆)。
良かったことといえば、オリックスの中継があった上に逆転勝ちした。ん~まぁ今さら勝ったところで、最下位から動けるわけもないんだが(苦笑)。
それに、スポーツニュースもサッカーの話でもちきりで、オリックスなんて取り上げてもらえるわけがない。

2年かぁ~・・・ともみんにどっぷりハマってから、そんなに経ったんだ(大爆)。
それまでだって新公時代からずっと観てはいましたけど、サリャンで見初めてからは3年、バチャーニ君で一番のお気に入りになって2年半余り、「摩天楼」での初お茶会参加も、結婚前の最後の羽目外しと思ってたのが、逆にすっかりともみん落ちしてしまい、それ以降はどんどん深みにハマるばかりになりました(笑)。
いやまさか、2年でここまでになるなんて、当時は想像もしてませんでしたけど。
でも、ストレスの多い東京生活、ともみんがいなかったらもっと大変だっただろうな~と思うと、ストレスに悩むヒマもないほどめまぐるしくあちこち追っかけさせてくれたともみんに、感謝ですね(笑)。

そろそろ、週末遠征の準備をしないと。
飛鳥の用意は、お天気と気温次第。夜はやっぱり冷えるかな?
10月遠征の秋準備も、ぼちぼちと考えていかないと。往復が増える分、実家に置いておいたほうがいい荷物や着替えとかも出てくるし。
週末実家に戻ったら、録画を頼んであるちぎちゃんの最新版「SAGIRI」もチェックしなきゃ☆

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9月の予定は

2012-09-10 23:56:42 | いろいろ
昨日の星全ツで、ギッチリ詰まった観劇予定は、一段落しました。
この週末は両槻会の定例会で、実家に戻ります。
せっかく戻るのであれば、ともみんに会いたい!と思ってます。
あとは、星バウを観る予定なのと、宙を観れたらいいな~というのと。

ともあれまずは今回は、定例会がメイン。お天気だといいなぁと思いますが、カンカン照りでも困る・・・(苦笑)。
私にとっては、初めての朝風峠。あれだけ飛鳥通い、棚田通いをしてるにもかかわらず、一人では道がよくわからず、いまだ歩いたことがありません。真夏のこの道は死ぬよ~~と聞いてますが、9月なので大丈夫・・・なことを祈ります(爆)。
夜の光の回廊も、お手伝いとはいえ、楽しみ。なんかいつもよりも今年は大規模にやるみたいなので、どんな感じになるのかなぁ?
私は、人がポツポツとしか歩いてない、静かな光の回廊も、好きでしたけどね。
でもそれじゃあ、観光事業としてはアタタなんでしょうけど(爆)。
毎年恒例の彼岸花祭りは、翌週なのかな。さすがに今週末じゃあ、彼岸花には早すぎる。

今年は、秋分の日が土曜に重なったので、シルバーウィークとはあまりいかないですね。昨年や一昨年のほうが、連休だったかなぁ。
昨年のシルバーウィークは、「ノバ」で名古屋通いだった・・・。
一昨年のシルバーウィークは??手帳を見たら、そうか、サエコさんの「ブルー&レッド」だったんですね。
うわぁ~なんか、月日が経つのは早いなぁ(苦笑)。

今月は、怒涛の10月11月を控えて、できるだけおとなしくしていようと思ってます(って、飛鳥行くやん!というツッコミはなし/苦笑)。
山種美術館の夏の展覧会が23日までなので、行っとかないと。
そのあとはすぐ、竹内栖鳳の展覧会が始まります。前期展と後期展でやっぱり展示替えがある・・・う~両方観たいんだが(爆)。
大阪でも、ちょっと面白そうな展覧会を、今月から11月までやってるんですが、雪組通いの合間にちょっと観に行くには、心斎橋は遠いよなぁ(大爆)。

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琥珀色

2012-09-09 23:51:05 | 観劇
星組さんの全ツ、観てきました。
「琥珀」はぐだぐだ書いちゃいそうなんで(汗)、ショーを先に。
このところ、雪組さんや月組さんを続けて観ていたせいか、久々に星ショーを観ると、体育会系で濃い(爆)。
れおん君が、伸び伸び踊ってたのが印象的。隣りに同期のいりす君がいてくれるのと、お芝居であんまり踊ってないのと、あと今回のメンバーにダンサーが多い分、やっぱり踊りやすいとかってあるのかな~とか(苦笑)。れおん君の両脇は、ドイちゃんとあずさ君が大抵踊ってますね。
ねねちゃん、大劇場公演の時とはまた鬘や髪飾りをどんどん替えてきてて、すごいなぁと思います。華やかさの迫力もさらに増した感じ。
あずさ君が、れみちゃんのやってたダイヤモンドハンターを女役でやってて、超~可愛い!!(笑)綺っ麗~なおみ足♪
かと思えば、悪のボスもあずさ君がやってて、ゆずる君のおもろ~なお笑い芸人風ボスとはまた違った、ビジュアル素敵~なのにヘン(爆)というボスを熱演中(笑)。
正義の味方(笑)が、全ツバージョンで2人しかいない(苦笑)。悪の手下のほうがわらわらいるのに~(笑)。
ポコちゃんが、タキシードの新人俳優役で目立ってたり、良い位置でカッコよく踊ってたりで、嬉しい♪
いりす君のために、フィナーレに1シーン新しく作られてて、これも嬉しいですね♪

さて「琥珀」。
ペーさんとナツメさんの初演版はビデオでしか観てませんが、それでもやはり印象深いもの。再演のチャーリーさんは実際観ました。これも結構好きだったんですね。
昔の主題歌集のカセットを擦り切れるくらい聴いて、ペーさんの「琥珀」の主題歌を覚えている身には、今日れおん君が主題歌を歌いだしたとたん、「あぁ琥珀だぁ~」と、思わずうるうる来ちゃいました。
とはいえ、幕開きのタンゴ、やはり花と星のカラーの違いに、花じゃないんだぁ~とややショック(苦笑)。

れおん君のクロードは、真っ直ぐなんだけど、その真っ直ぐさが明快でストーンと通り抜けて行っちゃうような。
純粋で世間知らずの貴族の坊っちゃんですけど、どこかアンニュイというか、フランス貴族の哀愁みたいな風情が、クロードにはあって欲しいなと。
ねねちゃんのシャロンは、華やかさと美の迫力、マヌカンのしたたかさみたいなものは感じられますね。でもまだ頑張り過ぎちゃってて、ふと肩の力を抜いたときの愛らしさや脆さが見えにくいのと、あとは、ラストシーンの最後の台詞を・・・お願いしますよ~ねねちゃんっ(苦笑)。
いりす君のルイは、基本、素朴なので(苦笑)、洗練されたパリのジゴロには、なかなか・・・というところですが、れおん君との友情の絡みは、とても良い雰囲気ですね。さすがというか、気安さと、気の合い方が、とっても自然。
フランソワーズのはるこちゃん。一生懸命にクロードを想ってるところが、可憐というよりしっかりした風に見えるのは、ある意味はるこちゃんらしいけど、過ぎると嫉妬ばかりするイヤな女に見えかねないというのが、この役の難しいところです。
まだ初日から2日目ということで、みんな奮闘中というところですね。

フランソワーズのお兄さんは、ドイちゃん。気の良い親友らしく、優しさも感じられて素敵ですけど、クロードたち家族4人でのシーンのあの面白さは、4人それぞれの間がかみ合わないと笑えない~というのが、難しいですねぇ(苦笑)。
あずさ君が、ジゴロの元締めという渋い役を、その美貌で説得力を持たせて(爆)演じてますね~。
優秀なジゴロのみっきぃ君が素敵♪
ポコちゃんが、なんとシャロンのパトロンの銀行家という、オイシイ役!!渋いというより、若き実業家の風情で、インテリ眼鏡も効いてます~♪

再々演物で、しかも当て書きされた組カラーも違う組での上演、ということで、初演&前回の再演の印象が強い分、感想も辛口になってしまってますが、ご容赦ください(汗)。
でもまだ始まったばかり。千秋楽映像がスカイステージで流れる時は、星組の「琥珀」として出来上がっているのを楽しみにしています☆

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見納めてきました

2012-09-08 23:54:14 | 観劇
ラスト「ロミ&ジュリ」、みりお君ロミオで見納めてきました。
今回の月組版は、お芝居としてすごく面白かったので、見応えもありましたね。
役替わりも、最初発表になった時はどうなるかと思いましたが、結果論としては、まさお君とみりお君だけでなく、月組全体の底上げにもなったのかなと。もちろん、ものすごく大変だったとは思いますが・・・。

みりお君ロミオを観ると、あ~非の打ちどころのない正統派ロミオだなぁ~!と思います。華やかな美少年で、優しい理想の恋人で、感情のよく伝わる丁寧なお芝居で納得できて、きっちり悲恋の主人公。
たぶん、一般的ロミオのイメージってこうなんだろうなぁ。
そして、それに対する個性的解釈としてのロミオが、まさお君なんだろうと。まさお君のロミオは、まさお君にしかできない。その意外性と新鮮さが、とっても面白いロミオでした。
そして、ティボルトを観てて面白かったのは、それがまた逆だったこと。
まさお君のティボルトのほうが、まさお君のナルシーイメージにも合いやすく(爆)、同時にティボルトのキレかかった危うさに通じて、この「ロミ&ジュリ」のティボルトとしてはストンとはまりやすい。
でもみりお君のティボルトって、あまりにも超二枚目で、カッコよすぎて、王道のヒーローっぽいところが、ティボルトとしては意外で面白い(笑)。
マーキューシオを刺したあと、まさお君ティボルトは何とも思ってないように「殺ってやったぞ」みたいな笑みを浮かべてますけど(それはそれで凄みがありますが)、みりお君ティボルトは、一瞬「ついに人を手に掛けた」という哀しみみたいな色がちらっと目の奥に浮かぶんですね。でも、キャピュレットの女たちに囲まれると、何事もなかったように笑って歩いていく。ティボルトでそうくるか~!と、みりお君の解釈が面白かったですね。
キャピュレットの跡取りとして、帝王学で育ってきたのね~と思わせるみりお君ティボルトと、争いと憎しみの中で歪められて育ったゆえの危うさと怖さのあるまさお君ティボルト。
ロミオにしろティボルトにしろ、それぞれを演じるに当たっては、根本的なそれぞれの持ち味は、まさお君もみりお君も変わらないんですけど、ロミオを演じる時とティボルトを演じる時で、発露の方向が違うのが、面白いですね。

この二人、またまた次の大劇場では「ベルばら」のオスカルとアンドレ役替わりかぁ・・・。
オスカルアンドレ役替わりといえば、サエコさんも「2001」でやりましたけどねぇぇ(爆)。
でもいい加減に、まさお君とみりお君、それぞれの当て書きな役で、ガッツリ絡んでるところも観たいんですけど~。

「ロミ&ジュリ」そのほか。
ゆりや君パリス。仮面舞踏会の最後、乾杯☆でジュリエットに逃げられ、キャピュレットパパに誤魔化されながら、ほかの周りの人たちと乾杯をしつつ、ぐいっと杯を飲み干して、ニマ~ッと口をぬぐう表情に大ウケ(爆笑~!)。
ほんっとにこのパリス、性格ワル~~(大笑)。ゆりやく~~ん♪
それと、ティボルトとバタバタボコボコとやり合ってるのが可笑しい~!これはまさお君ティボルトもかなり遊んでますなぁ☆
キャピュレットチームの、こころちゃんの胸元に、すごい大きな薔薇のタトゥーがあって、目が釘付け(爆)。ただでさえこころちゃん表情とか迫力あるのに(笑)、すごいよ・・・。
フィナーレの大階段、4組カップルの中でも、ひと際カッコいいのがリュウ様!!あの色気と濃いダンスが超素敵~っ♪♪
そして、4組それぞれの月娘がまた、いいんだなぁ(爆)。ゆりのちゃんの貫禄、ゆりあちゃんのシャープなカッコよさ、みらちゃんのマダム系(!?)色っぽさ、そして誰よりも、ゆめちゃんの挑発的なダンスに衝撃(大爆)。きゃ~ゆめちゃんっ!?その大胆な挑発はなに~っ!!(笑)
キャピュレット然り、モンタギュー然り、改めて、月娘って~~~♪♪と思った今回の「ロミ&ジュリ」でした(爆)。

今日の公演を観ながら、さて次の全ツ「愛するには短すぎる」、配役どうなるのかな~?と考えちゃいました(笑)。
正塚先生の作品にしては、まだ役柄は多いほうですよね(苦笑)。
まさお君フレッドって想像しにくいですが(あのナルシー色が吉と出るか凶と出るか・・・それとも封印するのか/爆)。
マギーさんもるりか君も全ツ組。イメージは、マギーさんはフランクだけど、るりか君アンソニーって、想像できるようなできないような(笑)。
そしてこの作品といえば、オコーナーさん!誰かなぁ?るう君?ゆりや君?れおな君?煌月君?・・・ゆりや君とかだったら、大笑いしそうだ(爆)。
あと、ブランドンさんとか、船長さんとか、マネージャーさんとか、バレエ団長さんとか、ドリーちゃんにご夫婦に秘書に犯人組に船員チームとダンサーチーム。
月メンバーの配役が楽しみ・・・(含笑)。
私としては、みらちゃんのお色気秘書とか、ゆめちゃんのパンチ力抜群なドリーちゃんとか、観たいなぁ~(こらこら/爆)。

明日はれおん君の「琥珀」を観てきます~!
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ようやく週末

2012-09-07 23:47:21 | いろいろ
疲れてダレダレしてるので、一週間が長い・・・。
ようやく週末です。
明日は、午前中に美容院へ行ってから、午後の「ロミ&ジュリ」みりお君ロミオを観てきます。これでラスト。
チケットが当たったこともあって、思ったより回数を観れた今回の月組さん。
やっぱり月組さんいいよねぇと思いつつ、次の全ツと青年館をどうやって観ようかと悩み中。
青年館が特にね・・・唯一の土日が雪ムラ遠征中のため(爆)、これまた唯一の平日夜公演を狙うしかない。取れるのかな~?
全ツはひとまず、雪ムラ楽の翌日に梅田で観ようかと(爆)。
雪楽が、さすがに音月さんサヨナラ公演では観れない可能性大なので(泣)、観れない淋しさでモチベーションを下げたくないですし、じゃあ翌日の月組を観てから帰ってこよう!と(苦笑)。
あとは、さいたま公演を観るかどうか迷い中です。サエコさんも公演中ですしね~(大爆)。

宙組「銀英伝」は、東京チケット1回分確保。あとは、雪ムラ遠征とサエコさん明治座で、時間的に一杯一杯。月全ツのさいたまも考えると、なおさら~。
今月の帰省時に、ムラで観れたらいいな~と思いつつ。

この日曜は、星組さんの全ツを相模大野へ観に行ってきます。
「琥珀」か~!チャーリーさんのサヨナラ公演以来になりますか。
いりす君のルイが楽しみです♪


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体力低下中

2012-09-06 23:51:13 | 観劇
仕事中はヘロヘロなのに、観劇に行くと持ち直すってのはどうかと思いつつ(苦笑)。
まさお君のロミオ、見納めてきました。
面白いロミオだったから、もうちょっと観ていたかったな~とは思うけど、これ以上観たらお財布が大変なことになってしまう(爆)。
ま、映像が放映になるのを気長に待つとしましょうか。
まさお君のロミオって、ぴょこぴょこ表情が変わるので見てて飽きないし、何をするかわからないところがあって、ついつい目が行ってしまう(笑)。
感情の振りが激しいロミオですよね。嬉しい時はぴょんぴょん喜んで、拗ねてる時は思いっきり拗ねて、怖がってるときは怯えまくってるし、泣いてる時は身も世もなく泣いてる。
マーキューシオが死んで、ティボルトを刺した時、まさお君ロミオって、感情の勢いでというよりは、わりと明確に殺意を持って刺してるように見えます。
で、ティボルトが死んだことに気づいて初めて、自分の中にそんな憎しみの感情があったことにまず驚いて、その憎しみで人を殺してしまったことに怯えて、逃げ出しちゃう。
そのあとの「僕は怖い」が、かなり鬼気迫る感じで、どこかイッちゃった風情が漂うのが、まさお君だなぁ~と思うし、それが魅力的に見えるというのも、まさお君らしさだなぁと(爆)。
そんなまさお君ロミオを相手にするからか、ちゃぴちゃんジュリエットも、やっぱりドッカンな爆弾娘系。みりお君ロミオを相手にしたときよりも、明らかに感情の振り幅が大きいですね。
バルコニーで「結婚しよう!!」と言われたときのジュリエットの反応も、嬉しくって舞い上がってきゃぴきゃぴな感じ(笑)。このまさお君ロミオも、好き→結婚という短絡さが子供っぽくて、ほんと勢いでプロポーズしちゃってます感ありありなのが可愛いんですが。
このバルコニーシーン、初恋のおままごとみたいで、二人がすごいお子ちゃまで微笑ましい(笑)。こういうバルコニーシーンもありなんだ~と、面白いですねぇ。

純真な子供のままのロミオだから、ベンヴォーリオやマーキューシオも、そんなロミオをものすごく大事にしてるし、すごく庇ってる風情。
お友達というより、保護して守るべき存在、みたいな。特にマギーさんのベンヴォーリオって、それが強いですね。保護欲をそそるロミオなのかな(爆)。
これがみりお君ロミオだと、繊細で傷つきやすいロミオだから、助けて守ってあげるべき、みたいな風情なんですけど。

今日も、ゆりや君のパリスに大ウケしてきました(笑)。
いちいちの目つきが、実は腹黒そうでツボにハマる・・・(爆)。
ゆりや君、一体いつこんなお芝居に目覚めたんだ~!?(笑)

土曜日に、ラスト1回、みりお君ロミオを観る予定。
これまた、まさお君のおもろ~なティボルトにウケちゃいそうで楽しみ(爆)。

それにしても・・・まさお君にしろ、ちぎちゃんにしろ、そしてともみんにしろ、個性的でおもろ~な87期ですねぇ(笑)。
その同期が、コマちゃんも加えて雪組に3人揃うんですから、これからどんな化学変化が起こるか、わくわく楽しみです☆
・・・あ~そういや、きゃびぃちゃんは1期下ですけど、きゃびぃちゃんとまさお君が90周年の運動会で椅子取りゲームの最後の椅子を争ったというのは、忘れられない面白い思い出ですねぇ(爆)。

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