趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

月組ドラマシティ

2011-01-05 23:56:24 | 観劇
あらすじを読んで、面白そうだな~と思いつつ、でも齋藤先生だしな~と思って観に行ったんですけど(爆)。
やっぱり、齋藤先生でしたね(苦笑)。やりたいことはわかるんだけど、詰めが甘いというか・・・(辛口ご容赦)。
セレブのディスコが舞台のわりに、肝心のディスコのセットが物足りない。もっと派手に電飾使ってギラギラ感を出してもいいんじゃないかと。
アニメーションにお金かけずに、セットや照明にもっとつぎ込もうよ(爆)。
ストーリーはありがちな、わかりやすいといえばわかりやすいお話。だからこそ、演出の工夫が大事だろうと思うんだけど。
「マンハッタンの星になる!」という台詞・・・シチュエーションは違うとはいえ、似たようなのを昨年観たしなぁ(笑)。

自称フリージャーナリスト、実際はパパラッチ、ホーリーのキリヤン。
キリヤンは上手いですね~。そしてカッコいい。セレブたちの乱痴気騒ぎを、横から冷めた目で眺めている、その風情が大人で素敵。
キリヤンのさりげない自然なカッコよさが、スッと前面に出てくる感じ。派手な役じゃないのに、存在感がさすがです。
新進女優ジゼルのまりもちゃん。
綺麗~そして可愛い♪ミニスカートから覗くおみ足の美しさに、目が釘付け(爆)。素敵だなぁまりもちゃん♪
突っ張ってるけど、幼馴染みのホーリーと話しているうちにふっと可愛い女の子の顔が見える、そのキリヤンとの会話で醸し出すしっくり感が、いいコンビだなぁと思えますね。

ジゼルを独占しようとする人気ロックスター、ザックのみりお君。
超我儘で傍若無人なスター・・・にしては、まだまだみりお君は毒がない(笑)。登場した時のまだスレてない少年のほうが、みりお君らしいですね。
後ろ盾でありパトロンであるスタジオ54の支配人のリュウ様に、ソファで並んでもたれかかってる絵面は眼福なんだけど、でもそれだけなんですよね(苦笑)。目指すところはこんなもんじゃないでしょ?(爆)リュウ様も、みりお君がまだ可愛い少年風なので、遠慮がちに見えるんですが・・・でもリュウ様だったら、まだまだ行けるはず(大爆)。
・・・サエコさんのおかげで(笑)免疫ありまくりなので、これくらいじゃあ足りない足りないっ!!(苦笑)

ホーリーの相棒のカメラマン、バドのもりえちゃん。
伸び伸び自由に、楽しそうに動き回ってるのが、観ていてもとっても楽しかったです♪あっけらかんと能天気な役ほどキラキラ感一杯になるもりえちゃん(笑)。・・・そういや「大坂侍」の時のもりえちゃんも、爆笑でしたもんね~。
この作品での弾け飛び第一位は、まぎれもなくゆりのちゃん!
大衆ゴシップ誌の編集長ルーシー、娘役をかなぐり捨てた怪演は、さすが最強の月娘!!(大爆)
いやぁもうほんとにすごかった・・・(笑)。
ホーリーの孤児院での幼馴染み、警官兄妹の珠城君と花陽ちゃん。元気一杯、溌剌と演じてたのが、若手らしく可愛くて、良かったですね。意外と珠城君、こういう役ってあんまり観たことなかったので新鮮でした。

ショーは、私が観たのはアメリカンディスコ・バージョン。
せっかくカッコいいのに、あっという間なのでもうちょっと長く観たいですね(苦笑)。邦楽版と2バージョン作る代わりに、お稽古も大変だから短くなっちゃうのかなぁ?

下級生一人一人まで、台詞もあるしちょこちょこ小芝居もそれぞれ工夫してるので、細かく観れば飽きないんですけど、今ひとつリアリティに欠けるというか、ハードなディスコの物語のわりに迫力と緊張感のメリハリが物足りないというか、やはりここは、演じるメンバー一人一人のキャラに頼るのではなく、演出面でガッツリと盛り上がって欲しかったな~というのが、新年の齋藤作品への感想ですね(苦笑)。


コメント
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