映画版「太王四神記」

無事に、観に行くことができました。
上映時間の４０分ほど前に茨木のマイカルに着いたんですけど、まだ座席も余裕たっぷりで、数人しかいなかったら淋しいな～とか思ってたんですが、上演時間になってびっくり。一杯じゃないか（笑）。
それだけ物好きな宝塚ファンがたくさんいる、ってことなのね（爆）。
もしくは、「太王四神記」というタイトルに惹かれて来た一般の人が、どれだけ混じってたかということなのか。
少なくとも私の両隣と後ろのグループは、明らかにヅカファンだった。前の席の人は、もしかしたら一般かもしれない。ショーのシーンになるとクスクス笑いが聞こえてきてたし。

・・・で、肝心の映画映像。
なかなか面白かったです。普段観ないようなアングルとか、映像処理とかがしてあって。
ほんとに、映画風な撮影方法なのね。メインキャストのアップとか、あと重ね撮りの焦点のずらし具合とか（手前焦点から奥へ焦点を移動し、また手前へ戻す、ってヤツね）。
火天会のシーンになると、ゆらゆらと映像の水平面が左右に揺れるのが、ちょっと酔いそうでしたけど（苦笑）。
お芝居本編については、拍手の音を一切排除して、舞台の音のみ。ショー部分になると、拍手音が入ります。
戦闘シーンは、ズームも多くてめまぐるしい（苦笑）。高句麗一武道会のシーンより、最後のタムドクとホゲの戦闘シーンのほうが、やはり演出的には面白かった。ずらりと並んだ盾の迫力と、そこから登場するホゲの姿がカッコいい。タムドクとの一騎打ちは、スロー映像も交えて、いかにも映画風。
ショーのダンスシーンは、何だかポップス歌手の映像クリップみたい（笑）。青龍と玄武は特にね。
パレードは、映画スクリーンの幅を利用して全面だったので、全員が映って良かったですけど。

東京公演の映像なので、やはりムラ映像ＤＶＤ発売分より、お芝居が練れてて出来が良いです。
れおん君のアップも多いので、表情の細かい変化が観ていて面白い。ほんとお芝居上手くなったなぁ。
要注目のともみん（笑）は、控えめに暗がりにいることの多いサリャンなので、どこまで映るかと思いましたけど、ヤン王が自害するシーンでの、キハを庇ってカクダンを退ける立ち回り、広げた長い手足がめちゃカッコよく映ってて満足（爆）。ほんと長いのね～ともみん♪
あと、殺されるシーンがちょうど、ホゲの肩越しにサリャンと大長老が映るアングルで、刺される瞬間のサリャンの表情を堪能（オイオイ／苦笑）。
そのほか、最近の星組通いで覚えた下級生たちがちらほら後ろに映るので、その子がこんな場所に！とか、あの子発見！とかもありましたね（笑）。

思わず帰宅してから、ＤＶＤ引っ張り出しちゃいましたよ（爆）。シーンメニュー（通しで観る時間はない）で、映画版で気になったところのおさらい（笑）。
お芝居自体は、ムラのまだ前半頃に撮った映像なので物足りないところもありますけど、いつも見慣れた宝塚ビデオ映像なので、落ち着いて観れます（苦笑）。
でも最近の販売ＤＶＤって、トップ３人の別アングル映像なんてのも入ってるんですよね。
普段あんまりこういうのって観ないんですけど、今日は映画で観てきたのもあって、思わずれおん君アングルであちこち観て遊んでしまいました（笑）。
ねねちゃんアングルで、それこそヤン王自害のシーンのサリャンがカッコよく映り込んでいるのを発見（ニヤリ／爆）。
でも、ダンスシーンのれおん君アングルは、もうちょっと引きで撮らないと、せっかくのカッコいいダンスが全部入ってない。れおん君が踊ってる時は、表情じゃなくてその踊る姿が最高に魅力的なのに、勿体ない。ファンもあの映像じゃ不満じゃないかなぁ。

ともあれ、なかなかに観て面白かった映画版でした。
ん～まぁ、もう１回観たい！と叫ぶほどではなかったけど、さらに期間延長されて観に行く時間があるようなら、もう１回観てもいいかな、と思えるくらいではありましたね（まぁ無理だろうけど）。

茨木へ行く前に、宝塚のキャトルへ立ち寄り。
東京公演の舞台写真、ありました！・・・が、肝心のともみんの女役がな～い！（泣）
すずみんはムラでも東京でも女役写真があるのに・・・ともみんがないなんて。あんなに可愛いのに～っ！
ともみんはショー２枚。黒燕尾とパレード。
ゆずる君も２枚。お芝居１枚と、ショー１枚。ゆずる君はムラではショー２枚だけだったので、やっとお芝居での軍服姿が出た。
あと、れおん君のお芝居写真を何枚かピックアップ。ムラの写真ではあまり気に入るのがなかったけど、東京のほうがれおん君は私好みの写真がありましたね。

とりあえず、図書館にも寄って「ハプスブルクの宝剣」の原作本も予約入れてきたし、今日は星組三昧の一日でした（爆）。
明日は当初の予定通り、雪組を観に行こうかと思ってます。