趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

新車

2010-02-23 23:56:08 | Weblog
ピノちゃんがやってきました。
ふんわりしたミルクティベージュ。思ったよりも可愛い。車の形はマーチちゃんより四角っぽいけど。
もっと小っちゃいかと思ってましたが、意外に大きく感じます。四角いからでかく見えるのかも。
試しに近所の図書館まで、ひと回りしてきました。慣れるまでは安全運転しなきゃ(?)。まずは、明日からの通勤で坂道をちゃんと走ってくれるか。マーチちゃんと違ってそこは軽なので、馬力がどんなものか走ってみないとわからない。
ラベンダーのマーチちゃん、お別れは淋しかった。最後までよしよしなでなでして、行ってしまうのを見送りました。長い間、ありがとうね・・・。

雪組新人公演。
さすが雪組さんは、優等生だった・・・。
植田芝居できっちりした型があるとはいえ、そこを全員しっかりと演じて、ちゃんと泣かせてくれました。雪組新公は、毎回上手いなぁと唸らせられます。
演出担当は鈴木先生。鈴木先生の場合、いつもお手本通りにきっちり演出する。手堅いけど、お手本通り過ぎて個性には欠ける感じがいつもあります(苦笑)。その弱点が、バウなんかでオリジナルをやると如実に出るんですけど・・・。お手本(または出来上がった脚本)がなきゃできないってのは困るんだけどなぁ。

初主演の彩風咲奈ちゃん。
咲奈ちゃんといえば、「君を愛してる」でいきなり狂言回し風なピエロを演じ、「マリポーサの花」の新公では音月さんの歌ったラテン・ナンバーを堂々歌いこなし、「ロシアン・ブルー」新公では執事さんとしてアドリブをやってのけ、実力派の若手というイメージがすでにあるんですけど、今日はそれに加えて、ちゃんと華のあるスターさんであることも認識。
小顔で長い手足、すらりとした長身で、見栄えもします。丸いお顔が、新公のハードなお稽古のためか少し痩せてすっきりしてたのも、綺麗だった。
役柄が、普通の宝塚的な二枚目でなく、戦争の虚しさと傷ついた人々を救いたいという信念を徹底的に議論する、という超難題な役を、誠実に、熱を持って演じてたのがすごく良かったです。
その議論を受け止める、本役ハマコさんの凛城きらちゃんが、またどっしりとしてすごく良かった。ラストシーンは、感動的な幕切れになりました。
咲奈ちゃんって誰かに似てるな~と思ったら、麻尋しゅん君によく似てる(爆)。丸い小顔とスタイルの良さ、朗々たる歌唱力。私がしゅん君ほどにハマるかどうかは、これからの咲奈ちゃんの成長次第(笑)。骨太に濃く成長してくれたら嬉しいけど、このまま雪組だったらもっと優等生路線に行っちゃうだろうか・・・(笑)。

ヒロインはあゆちゃん。2度目の新公ヒロインとあって、落ち着きもありましたが、前半の心を閉ざしたお芝居がキツい印象で、もうちょっと痛々しさみたいなものも欲しいかな~と。徐々に柔らかくなっていくと、そのほうがずっと可愛くて魅力的です。一番ラストのシーンが一番良かった。
二番手役は帆風成海君。とても丁寧に、お芝居する子ですね。誠実そうな風情が好感大。
音月さんの役を演じたしずる君が、上手くて渋くて男前。前回の「ロシアン・ブルー」でも、歌唱力芝居力アドリブ力(笑)ひっくるめてダントツだったので、今回もさすがというべきか。しかも新公の長なのね・・・(爆)。
シスターの美海ちゃん、咲奈ちゃんとのやりとりがすごく良くて、感動しました。
未沙さんの役を演じた梓君が、なかなかに健闘。酔っ払いをやりすぎる一歩手前で踏ん張り、見せ所ではちゃんとほろりとさせてくれました。
れのちゃんが、本役ひろみちゃんの役で熱演。れのちゃんがこういう役をやるようになったのか~(目を細める)。
くらま君の役で歌った久城あす君が、良いお声で聴かせてくれました。
歌というなら、「アヴェ・マリア」をソロで歌った此花いの莉ちゃんが素晴らしかった。
朝風れい君(本役・真波さん)、彩凪翔君(本役・緒月君)、煌羽レオ君(本役・ちぎちゃん)、みんな綺麗な子ですね。
雪組は、男役も娘役も、美形の可愛い子が多いです。

幕開きのレビューシーンこそ、みんな緊張して固い印象でしたけど(さすがの咲奈ちゃんも歌が震えぎみだった)、それでも綺麗にぴったりそろってるのは、いかにも雪組さんらしい(笑)。
優等生の多い分、個性的でパンチ力のある若手さんがいつもなかなか見つかりにくい雪組の新公なんですが、今日はそのチームワークの良さがすごく好印象で、余韻が残ってます。

コメント
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