趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

雪バウ

2009-11-23 23:58:13 | Weblog
東京帰りで、今日は雪組バウを観劇。
谷先生の人情物シリーズ。
やっぱり谷先生って、落語ネタで笑わせるほうが上手いと思う。下手にお涙頂戴を狙った悲劇物より、コメディが上手いのは昔から。
遠征疲れも抜けてない中、何となく(苦笑)観に行きましたが、観るとやっぱり、私は日本物が好きだなぁと思います。
今回は3話オムニバス。
1話目が上方落語原作のお笑い。
2話目はほろりとするお江戸人情話。
3話目が舞踊劇での悲劇。
役替わり4パターンあるうち、私が今日観たのはAパターン。

1話目の「愛ふたつ」は、旅に出た亭主が死んだと勘違いされ、残った女房が別の男と所帯を持ったあとに亭主が戻ってきての騒動を描いたもの。
亭主がちぎちゃん、女房がみみちゃん、あとから亭主になった男がくらま君。
元気一杯で人情家のちぎちゃんと、飄々としたおとぼけくらま君が、ぴったりハマって笑えました。
家主さんの汝鳥さんがびしっとお芝居を締めて下さってますが、今日は何とちぎちゃんとくらま君の役名を思いっきり間違えて呼ぶという、汝鳥さんらしからぬハプニングがあり、客席も大笑い(爆)。
役替わりでちぎちゃんとくらま君が入れ替わるから、さすがの汝鳥さんも混乱するんでしょうねぇぇ。
しかしハッピーエンドの結末は、家主さんが仰るとおり「ほんまにこれでええんかいなぁ?」(笑)

2話目の「花かんざし」は、恩人の店の金を盗んだとして江戸追放になった腕のいい職人を、幼馴染みの岡っ引きと、恩人の一人娘で職人に恋する娘が追ってきて、無実の罪を背負った理由を問いただすというお話。
職人がくらま君、岡っ引きはちぎちゃん、娘がみみちゃん。
寡黙で生真面目で、無実の罪を背負ったまま身を引こうとするくらま君と、友の無実を信じ続ける人情に篤い岡っ引きのちぎちゃん。ちぎちゃんが熱血系というのはすごく納得なんですが、くらま君があそこまでクール系が似合うとは、意外でびっくりしました(笑)。
くらま君、すっきりと痩せて綺麗になったのもあるんでしょうけど、水も滴る二枚目ぶりで、そりゃあお嬢さんも必死に追っかけてくるさぁ~と(爆)。
最後はほろりと泣けましたね。

3話目「夢のなごり」は、壇ノ浦で敗れた平家の血を引く姫と、その姫を守る家臣との悲恋の舞踊劇。
姫はみみちゃん、恋仲の武者がくらま君。その弟武者がちぎちゃん。
くらま君とちぎちゃんで剣舞を踊るのですが、くらま君綺麗~!雪組育ちで鍛えられてるんでしょうね、無駄のない身のこなしで、思わず見惚れました。ちぎちゃん頑張って!
日本物で、すっと立ったその横顔に、うっわ~麗しい~~っ!と思ったのは、サエコさん以来かも。それくらい、くらま君の若武者の立ち姿は、憂いを含む澄んだオーラと武者らしい佇まいで、感動的でした。
ちぎちゃんは爽やかで明るいのが持ち味ですから、居残る兄と別れ、平家の若君を守って生き延びる弟、という役柄がイメージ的にも似合ってましたね。

それぞれ逆パターンってどうなんだろう?なんか、今日観たのがあまりにぴったりだったから、想像つかない(苦笑)。
残念ながら私が観るのは今日1回きりなので、スカイステージで役替わりパターンが放映にならない限り、逆パターンは観れないですが。

終演後キャトルへ寄って、発売になったパーソナルカレンダーのチェック。
今年から、壁掛け用とは別に、卓上用も発売されましたが、これはどう見ても卓上用のほうがお得ですね。値段は同じだけど、壁掛け用が2ヵ月ごとなのに対して、卓上用は月ごと。つまりそれだけショットが多い。
大きいのは壁掛けだけど、写真だけをゲットしたいというなら、卓上用でしょう。
ただし卓上用は、各組トップさん&トドさんしか発売されない。
ひと通りチェックして、ゆうひさん、トドさん、れおん君、を購入。トドさんは母にプレゼント。ゆうひさんは買うと決めてたけど、れおん君は写真セレクトが良かったので。
あとは壁掛け用の大きいほうのゆうひさんを買うかどうしようかというところ。ま、急がなくても当分大丈夫でしょう。
ステージカレンダーも買おうかと思いましたが、大きくて荷物になるし、来年まで間もあるから置き場所がないし~と、これも見送り。
あと、ステージ写真をぶらぶら見てたら、以前梅田のキャトルで売切だった、みりお君のコスチューム・ショットを見つけてラッキー♪
それに、ともみんとゆずる君の過去写真も発見・購入(爆)。
ついつい、散財してしまいました・・・(苦笑)。

コメント
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