趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

ナイル殺人事件

2009-11-08 23:58:59 | Weblog
昨日、花組芝居を観てきました。
洋物でミステリーに、ちょっと歌舞伎風テイストを加えて。
お化粧とか見得きりなんかは歌舞伎。でも洋服だしアガサ・クリスティだし。
その和洋折衷加減が花組芝居なんだけど。
とはいえ、昼間必死に「太王四神記」のビデオを見てたせいか、眠くって・・・(苦笑)。
一幕の、登場人物紹介とそれぞれの心理描写は、かなりねむねむモード(すみません/汗)。
二幕に入って、事件が起きたらあとは一気。睡魔もなくしっかり観れました。
私はこの原作を読んだことないし、映画も観たことないので、犯人が誰かは知らずに観たんですが、でも殺人事件が起こった瞬間に、この人犯人じゃないの~?と思った勘がドンピシャだった(笑)。
小細工が怪しいと思ったんだよね~。それは演出のせいか、演技のせいか、それともいかにも使い古したトリックすぎたのか。
最後まで観てようやく、事件そのものよりも一幕の心理描写のほうが戯曲として観るには本来面白い部分なんだと気づきました。遅かったけど(爆)。

加納さんの女形はいつもながらとっても綺麗。仕草が上品で優美ですよね。
原田さんはすごく台詞が聞きやすくて、謎解き役として適任。良い人か悪い人かよくわかんない怪しさもちょうど良い(笑)。
桂さんってああいうヒネた役が実は似合っちゃうんですよね。夏に観た「ワンダー・ガーデン」では二枚目だったし、お芝居でそういう振り幅を持ってる桂さんがすごく好きなんだけど。
八代さんの美貌に脱帽(笑)。肩出しドレスのお背中も綺麗だった~。
水下さんを観ると、最近コツコツ読んでる「百鬼夜行抄」のせいで、青嵐にしか見えない(苦笑)。でもあの青嵐はすごく好きだったんだもん。

パンフの写真の出演者が、歌舞伎ではなくナチュラル(?)化粧での撮影ですごく綺麗だったのにびっくり。八代さんの美しさと水下さんの若々しさに思わず見とれました(笑)。
お衣装とか小道具に、それぞれの紋をモチーフしてあったのが面白かったですね。パッと見が可笑しい紋の人は特に。

今回は植本姫がお休みで、ほかにも少人数作品だったこともあって居ないメンバー多々だったんですけど、花組芝居を観た~ということで、まず満足でした(笑)。

・・・土日を使って、どうにか「太王四神記」一週間分消化(爆)。
また明日から2話ずつ放映が始まりますが・・・とにかく頑張って見なくちゃ(強迫観念にかられてるみたい・・・)。
でも、子供時代の子役ちゃんたちのほうが可愛かったな~なんて、天下のヨン様に言っちゃいけないかしら(大爆)。
ホゲ役の俳優さんも男前だけど、どっちかって言うと現代風男前。コスチュームよりスーツのほうが似合いそうな。
今のところ、私の目から見てカッコいいじゃんと思ったのは、セドゥルとチュムチかな。コスチュームとお髭が渋くてよく似合ってる。
キハ役の女優さんより、スジニ役の女優さんのほうが可愛くて私好みですね。
物語は、宝塚版を先に観てるせいかもしれないけど、よくこんな長いものを小池先生は2時間ちょっとに収めたな~と感心することしきり。
映像美にやたら凝ってる感じなのが、焦って見てる私にはもどかしかったりして(笑)。早く次の話に進んで~と思っちゃう・・・。
ともかく、最終話まで頑張ります。

コメント
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