9月5日はさっちゃんが今の病院に誤嚥性肺炎で入院してから6ヶ月目です。
6ヶ月で入院生活にもひと区切りつけなければなりません。
ですから、1日の午後3時37分から20分間、相談員の黒Nさんと電話で話しました。
まず最初に、聞いておいてくれることになっていたI老健のことを聞きました。
I老健としては現状の痰の吸引の頻度では受け入れることは困難だそうですね。
2時間おきくらいだそうですから。
痰の吸引の頻度が減って来たならば、受け入れは可能だそうです。
I老健へ移るということは将来的に自宅介護を考慮してのことですから、そうなると自宅と老健間の移動方法が問題になります。
車椅子に座っての移動が難しい可能性がありますから、ストレッチャーや車椅子をほぼ水平に倒した状態で乗れる車があるかどうかが問題です。
それも黒Nさんは聞いてくださったようで、「大丈夫だろう」とおっしゃいました。
続いて、介護医療院のことについても聞いてみました。
現状では、このT病院に入院していた方がいいのか、介護医療院でもいいのか、どうなのでしょうね?
黒Nさんがおっしゃるには「今のこの病院の方が安心でしょう」と言います。
医療面では今のT病院は大きな病院ですから、それは当然安心なんでしょうね。
何かしら急変があった場合でも、対応がしっかりと出来ます。
介護医療院は介護も医療も充実しているとは言え、いま入院しているT病院と比較するのは酷でしょう。
でも、「介護面では優れていますよ」と黒Nさんは言います。
さっちゃんは安定した体調を保っていますから、介護医療院なら現状でも移ることはまったく問題ないそうです。
ただ、担当医師としては、もう少し良好な状態になるまで診たいようなんですね。
痰の吸引頻度のこととかなんでしょうかね。
介護医療院に移ることにした場合、当然のことながら順番待ちがあります。
でも、S介護医療院の場合、それほど長く待つことはないそうです。
「1~2ヶ月かなぁ」と黒Nさんは言います。
S介護医療院なら我が家から近いですし、面会も予約なしに毎日でも可能になっています。
もちろん、面会時間は短いですし、様々な制約はありますけれど、会いたい時に会えるのは嬉しいですよね。
さっちゃんの現状を思うと、医療面でのバックアップが充実していないととても心配です。
6ヶ月前、さっちゃんが自宅で暮らしていた頃と比べると、状況がかなり悪化していることは一目瞭然です。
一人で自宅介護することがどれほど困難なことか想像できてしまいます。
同居家族がいて、2人か3人で介護するのなら何とか頑張れそうですけれどね。
僕なりに出した方向性を黒Nさんに伝えました。
介護医療院に移る。
もう少し状態が改善される可能性もあるので、もうしばらくはT病院に入院しておく。
黒Nさんもその方向で担当医師と相談してみてくれるそうです。
S介護医療院とも連絡を取ってくれるそうです。
S介護医療院に入所する順番待ちをすると決める前でも、面談してくださるそうですから、そのセッティングをしてくださるとのこと。
何が最善策なのかはなかなか分かるものではありません。
でも、確実に一歩ずつ進めていかなければならないことだけは確かだと思います。