さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今回もN子さんが来てくれました

2023-09-01 13:25:27 | 面会

今週の月曜日、さっちゃんに面会して来ました。

とくに変わった様子はありませんでした。

特段記載することもなく、という理由もあったのかもしれませんが、僕自身の用事やら疲労感やらで、今日まで面会の報告が後回しにされてしまいました。

順番(と言うものがあるのなら)で言えば、K子さんが来られるのかな、と思っていたのですが、用事があるようでした。

弟さんのT男さんも用事があって、前回に続いてN子さんが来てくださいました。

 

▲15:04。ベッドでデイルームに来た時は目を瞑っていたさっちゃんでしたが、来てくれたのがN子さんだと分かったからでしょうか、目を見開いて見つめています。小さな声で「あ~う~」と、何かを言いたいような感じも伝わって来ます。N子さんは今回もさっちゃんが好きなスヌーピーを持って来てくれています。

 

N子さんはさっちゃんの下肢を触り、撫ぜてくれます。

「足が冷たいわね~。とくに下の方が」と、N子さんは言います。

昔からさっちゃんの足の先は冷たかったのですが、脹脛の筋肉が無くなり、血流が滞っているでしょうから、なおさら冷たいのでしょうね。

さっちゃんは足を触られると、少し嫌なようで、ほんの少しですが顔がしかめっ面になります。

僕はさっちゃんの頭の位置にいて、上から覗きこむような感じで「さっちゃ~ん」と呼び続けます。

さっちゃんの頭を撫で、胸の前で交差させている右手を握り続けます。

 

8月27日の日曜日にはYYDの新人たちと南秋川の矢沢本流を沢歩きしてきました。

さっちゃんとも4回ほど行ったことのある沢です。

このブログのカテゴリー「沢歩き」の中にもその時の記録があります。

参考のために行く前に読み直したのですが、微笑ましくて嬉しくなってしまいますね。

この時さっちゃん78歳、じきに誕生日でしたから、ほとんど79歳でした。

認知症にならなかったら、今だってまだまだ沢歩き程度はしていたことでしょうね。

さっちゃんは体は小さいですけれど、強くて元気で、荷物だって体重の8割背負って剱岳へ行ったことだってあるんですよ。

自慢の妻なんです。

 

面会の15分間は実にあっけなく過ぎてしまいます。

僕は自転車で来れる距離ですから楽なんですけれど、たった15分間のためにわざわざ往復何時間もかけて来てくださるN子さんには感謝しかありません。

 

沢歩きしていた日曜日に病院から電話がありました。

山では電源を切っていますから、下山後気が付いたのですが、1度だけしか入っていなかったので、急用ではなさそうです。

でも、気になりますから、その後連絡をしたら、どうやらリハビリ担当の先生からだったようです。

8月中に書類にサインできなかったので、電話での確認になったようですね。

さっちゃんの様子に大きな変化はないそうです。

端坐位は続けているようですが、さっちゃんは嫌がるそうですね。

座る姿勢を取ること自体で、どこかがきつかったり痛かったりするのかもしれませんね。

折り曲げたままで固まっている右足も動かそう(伸ばそう?)とすると、嫌がって抵抗するそうですね。

やっぱり動かすと少し痛いのかもしれませんね。

右足は曲がったまま、両腕は胸の前で組んだままになっています。

拘縮なのでしょうから、少しは動かした方がいいに決まっているのですが、さっちゃんにその理屈は通じませんからね。

ただただ、平穏であって欲しいと願うばかりです。

コメント
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