さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

3週間ぶりに、さっちゃんに面会して来ました

2023-04-26 14:50:41 | 面会

一昨日の4月24日(月)にT病院へ行き、さっちゃんに面会しに行って来ました。

ひと月にたった1回の面会です。

前の週に電話を入れ、予約をしての面会です。

僅かに15分間の面会です。

時短なのはコロナ禍ですから仕方ないのは理解できます。

でも、せめてひと月に2、3回は面会できるようにして欲しいですね。

病室から面会者のいるティールームのようなスペースにベッドを運んでくるだけのことですから。

 

さっちゃんは3週間ほど前に会った時よりはほんの少しは生気が増したような気がしました。

意味不明なも前よりは発していました。

でも、相変わらず以前よりは小声ですし、「あ~」とか「う~」とか「お~」とかの声が多かったですね。

3週間前にあった際には付いていた小さな計器はもう付いていません。

容態が安定しているからなのでしょう。

 

前回はまったく目を開けてくれませんでしたけれど、一昨日は時々薄目を開けてくれました。

目を開けてくれるたびに、「僕だよ~っ」と言って、マスクを外した僕の顔を見てもらいました。

さっちゃんは恐らく僕の顔を見ても、誰だかは分からないと思います。

分からなくてもいいのですが、何となく見覚えのある顔だな~っ、と感じてくれるだけでも嬉しいですね。

いったいどうなのかは神様にしか分かりませんけれどね。

 

「さっちゃ~ん」と何度も何度も呼びかけます。

合間合間に「早く家に帰ろうね~」とか「早く一緒に暮らそうね~」とか、語りかけます。

そんな言葉にもさっちゃんは一切反応しません。

意味を理解しているのかどうかも分かりません。

ただただ、僕の気持ちを投げかけるだけです。

 

さっちゃんの左手を僕はずっと触ったり握ったりし続けています。

指で手の平を撫ぜたり、手の甲を擦ったりし続けます。

僕にとってはこんなことが出来るだけで、面会することで心癒されます。

▲15:12。さっちゃんはいつもと同じように両手をお腹の前で交差させています。僕はさっちゃんの左手を掴んで撫ぜたり擦ったり。心が通じ合えるような気がします。

 

▲15:12。薄目が開いたのでカメラを向けました。「目を開けたさっちゃんが撮れた!」と思ったのですが、帰宅して見てみると、目は閉まっていました。残念・・・・

 

リハビリ担当の方が来て、リハビリテーション実施計画書の簡単な説明をし、それへのサインを求められました。

週に1回、腕や足の拘縮等が進まないようにリハビリをしてくれているようです。

詳細に目を通して見ると、座位保持の練習は実施していないようですね。

肺炎で入院した訳ですから、仕方ないこととは思いますけれど、このまま座位保持も出来なくなってしまうと、ちょっと悲しいですね。

入院した時に計ったのでしょうか? 身長は145cm、体重は24.7kgとなっていました。

小柄で痩せていたさっちゃんですが、筋肉は普通以上にありました。

二の腕に力を入れると、ポコッと盛り上がっていましたし、脹脛も凄くて、子持ちシシャモと呼ばれていたほどです。

もともと脂肪は少なかったさっちゃんですから、筋肉量が減ったのでしょうね。

 

15分経ったので面会終了を告げに来た事務の女性に尋ねてみました。

「ひと月に2回、面会することは無理なんですか?」と。

彼女にはそこまでのことは分からないようでした。

でも、杓子定規に絶対ダメ、と言う訳でもなさそうです。

5月中旬に1回面会してみて、下旬に再度希望してみようかな、と思います。

コロナ禍でなければ、毎日でも面会できるのに、月に1回なんて、そのギャップが大き過ぎますよね。

たった15分間だけなので、毎日でも会わせて欲しいと思うんですけれどね。

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