さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

熊本に一週間ほど行ってきました

2018-10-24 23:05:32 | 熊本にて
どれくらい以前だったか、僕の母親が認知症になって以来、
実家の熊本へはわりと頻繁に帰ることになりました。
さらにその前からも、さっちゃんにとっては僕の実家ですから
あまり居心地は良くなかったかもしれません。

それでも、熊本でだったり、熊本への途中だったり、熊本からの帰路だったり、
僕とさっちゃんとはあちこちを訪れて旅を楽しんでました。

さっちゃんが認知症になって変わったこと、
それは「もう帰りたい」と言うことが多くなったことです。
認知症は環境の変化に弱いようですからね。
今回も二日目には「帰りたい」と言うのです。
ただ、僕と二人だけで行動していると、精神的には落ち着くようです。
ですから、熊本でも可能な限り二人での行動を多くします。
そうすると、「帰りたい」とはあまり言わなくなります。

熊本に着いた翌日は熊本城へ。
その翌日は水前寺公園から江津湖へ。
さらにその翌日は日奈久温泉へ。
土日はどこへも出かけませんでしたが、
その翌日は街へ出かけました。

さっちゃんを一人で放っておくと、落ち込んでしまうみたい。
いつも一緒に何かをしていなければなりません。
東京の自宅ではそんなことはありません。
家の中で一緒でありさえすれば、比較的落ち着いてくれています。

ですから、このブログも書く暇が見つかりませんでした。

昨日の夕方、東京の自宅に戻りましたが、
近所のインド料理店で無事帰宅のお祝いをしました。
さっちゃん「美味しい、美味しい」とよく食べます。

さっちゃんに聞いてみました。
「熊本は楽しかった?」
「もうちょっと長く熊本にいたかった?」

そう聞くと、さっちゃんは
「あったりまえでしょ」と答えたんです。

ちょっと寂しくなるとすぐに「帰りたい」と言ってたのに
熊本生活はまんざらでもなかったんでしょうね。
とはいえ、今日さっちゃんに熊本での話しを振っても
「え? そうだっけ?」と、熊本に行ってたことを忘れています。
ただ、毎日、プリンという名のチワワを
散歩に連れて行ってたことだけは覚えてました。



▲熊本城の戌亥櫓も角石だけで支えられています。


▲熊本の街(主に下通りと上通り)へ出た際にはほぼ必ず岡田珈琲に入ります。


▲水前寺公園にはこんな場所もあります。


▲日奈久温泉でお昼ご飯に入った喫茶店。さっちゃんと同じ席にNHKの番組でおなじみのベニシアさんも座ったみたいです。写真が飾ってありました。


▲日奈久温泉の温泉神社へは長い階段が続きます。
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