さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

前回よりも短めのコース、鳩ノ巣城山を歩いてきました

2018-09-25 12:22:40 | 山登り
前の週は養沢をスタートし、日の出山~御岳山~大楢峠~奥多摩駅でした。
これがさっちゃんには長過ぎたようです。
今回は鳩ノ巣駅をスタートし、城山~奥多摩駅という短いコース。
登山道部分だけを比較すると、半分くらいでしょうか?

前回の腰の痛みも完全には回復していませんから、
この日も後半には少し腰に来ていたようでしたが、
僕がさっちゃんのザックを代わりに背負うようなこともなく、無事歩き切りました。
毎週、短くても歩き続ければ歩く力もアップすることでしょう。

この日は雲間から覗いている秋らしい青い空を眺めては
「綺麗だね!」の言葉を連発していました。
秋の花やキノコや鳥の鳴き声やらに感動する心は変わらずにあります。
ただ、その感動を言葉で表現するのが苦手になっているだけ。

それに僕には感知できない独特の妄想なんだか幻影なんだか、
木々や草間の先に、人の動く姿や家々の風景やらが見えているようです。
とりわけ、人の姿がさっちゃんの心の視界の中ではたくさん見えているようですね。
僕にそれを指さしながら教えてくれるんですが、
僕はただただ「うん」と頷くか、
「僕には見えないよ」と正直に言うかしかありません。


▲写真の林道が450m先で工事中のため階段を上って回り道になっています。前の週にこの情報をつかんだので、歩いてみようと思った次第。


▲送電鉄塔を通過するあたりから、前方に見えているピークが鳩ノ巣城山だと思うのですが・・・・


▲さっちゃんのすぐ後ろが鳩ノ巣城山759.8m。ここからは下る一方。


▲小さくて地味な花ですが、コウヤボウキ(高野箒)の花があちらこちらで咲いていました。高野山ではこの木を束ねて箒として使ったんだそうです。弘法大師がお寺の経済活動を禁じたので、高野山では箒の材料になる竹を植えることが出来なかったのだとか。この木が代用品になったみたいですね。


▲山道から降りてきて、車道歩きが1時間以上続きます。陽光を浴びると、この日は(翌日の両日が)9月最後の夏日だったようで、蒸し暑く感じました。天益にも入ることが出来て、この日のさっちゃんは大満足かな?
コメント
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