goo blog サービス終了のお知らせ 

さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日は病院で検査と診察、そしていつもの言語リハビリ。いろいろあって、帰宅後はぐったり!

2020-01-29 23:27:10 | 病院
今日は脳神経外科の先生の診察がある日、診察前に採血があるので9時までに病院に着かなければなりません。
朝が早いですから、朝食抜きで起床後すぐに家を出る予定です。
とはいえ、スムーズに事は進みませんから、起床後1時間ちょっと経ってからの出発予定。
電車も病院に9時直前到着できる便のひとつ前の便で行きます。
何かアクシデントがあっても(アクシデントはしょっちゅう発生)病院には間に合うように。

でも、今朝はやたら順調でした。
結局、さらに1本前の電車に乗れる時間に家を出ることが出来ました。
でも、やっぱりアクシデントが。
駅に近づくにつれ、さっちゃんは足の痛みを訴え、さらにどうやら便意もありそうなんです。
駅の多機能トイレは使用中でしたから、男性トイレに連れて入ります。
ここには個室が2つあって、洋式には誰かが入っていて、和式しか空いていませんでした。
狭い和室に入ってさっちゃんに指示し始めていると、向かいの洋式が空きました。
僕たちは洋式へ移動、洋式の個室は広いですね。
結局、排便は空振りに終わったんですが、パンツが少し便で汚れていました。
それを拭いて、折りたたんだトレぺを挟んでパンツを穿かせます。

結局、もともと予定していた電車に乗ることが出来ました。
これなら9時15分前には病院に到着できます。

ところが、病院の玄関間近でさっちゃんは何と!「帰る」と言い出したんです。
「もうすぐそこだから」「帰る方が時間がかかっちゃうよ」とか言いながら、半ば強引に病院へ連れ込みます。
さっちゃんと僕は病院に入ってからも、押しあったり引きあったり、時にはさっちゃんが大きな声を上げたり・・・・
何とか受付のある2階に上がるエスカレーターにさっちゃんを乗せることが出来ました。
再来者(予約者)用の機械の受付機で受付を済ますと8:55になってました。

その間、さっちゃんは長椅子に座っていたんですが、僕が採血をする場所を確認しようと10mほど先に歩いて行くと、
さっちゃんの姿がその長椅子から消えてしまっています。
周辺を見回すと、先ほど入って来たドアを出て行ってしまっています。
僕は追いかけてさっちゃんの元へ。
さっちゃんは元は花屋さんだった空き室に置いてあるベンチに座りました。
僕もそこへ入りますが、さっちゃんはそこから出ます。
そして、今度はパン屋さん横の電話コーナーの奥まった誰からも見えないスペースへ。
そこの床に座り込んでしまいました。
立ち上がらせようとしても、反発するばかり。
僕も今すぐにさっちゃんを採血へ連れて行くことは諦めて、長期戦の構え。
ある程度時間が経過すれば、さっちゃんの気分も少しずつ変わってくるはずなんです。
さっちゃんの様子は見えないんですが、さっちゃんがその奥まったスペースから出てくれば必ず見える場所で僕は座って待つことにします。

どれほど経ったでしょうか? もうそろそろいいかな、と思える頃合いで僕はさっちゃんを呼びに行きます。
さっちゃんの手を取って立ち上がらせようとします。
さっちゃんは僕の手を嫌がることなく握って、立ち上がってくれました。
なだめすかしながらではありますが、採血の行われる場所の受付へ。
≪検査詳細情報≫には採血日時が9:34になっていましたから、機械で受付を済ませてから採血まで40分もかかってしまいました。

実はここからもうひとつの難題が。
採血だけかと思っていたら採尿もあるんですね!
採尿はもちろん僕が立ち会って僕がコップに取らなければなりません。
でも、いつ出るかなんか分かりようもありませんし、ここのところの雰囲気ではおしっこが近々出そうには感じられないんです。
採尿用(もちろんそれ以外でも使用は可)の多機能トイレに入りましたが、出ず。

とりあえず、脳神経外科の受付へ行き、現状を説明し、どうすればいいのかを聞きました。
先生の診察は検査結果が出てからになるので、血液検査も後30分くらいはかかりますとのこと。
採尿に関しては無理ならばないままで先生の診察を受けられるか確認してみます、とのことでした。

ここでポッカリと30分ほどの時間が空いたので、二人で朝食を食べることにしました。
玉子の入ったパンとチーズの入ったパンを買って、飲みものはまだ残っている飲むヨーグルト。
それで二人分ですから、ほんのちょっとですね、特にさっちゃんは。
朝食後の薬も全部ちゃんと飲んでくれました。

脳神経外科の受付へ行く前に、もう一度採尿用の多機能トイレへ入りました。
採尿が目的だったのですが、今週月曜日から空振り続きだった排便が苦しみながらもそれなりに出ました!
10~20分くらい入っていましたが、採尿は出来ず!

脳神経外科の受付へ行くと、検査結果も出ていて、それなりに待つと、先生に呼ばれました。
血液の検査結果はどこも異常なく大丈夫とのこと。
そして尿検査はキャンセルでいいでしょうと。

この時間からリハビリテーション科へ。
予約時間が10時半からだった言語リハビリです。
すぐに開始したんですが、11時半でした。
この日も大したことは出来ませんでした。
終了は12時。

いつもより30分後の電車で帰り、駅前のお総菜屋さんでお昼を買って、帰宅したのが2時前。
お昼を二人で分けて食べて、疲れたさっちゃんは布団の中へ。
僕はパソコンのチェックなど最低限のことを行ってから、やっぱりさっちゃんの隣りの布団の中へ。
疲れました。

再び起きたのは6時半ころ。
昨日からの洗っていない食器を洗いながら、「今晩の食事はどうしよう?」と考えました。
食欲はさほどありませんし、さっちゃんが起きて来る雰囲気もありません。
で結局、作らないことにしました。
僕はカップラーメンだけを食べましたけれど。
このブログを書いている夜中の11時台になっても、さっちゃんは起きて来ませんから、このまま眠り続けるでしょう。

診察や検査が入ると、病院通いは本当に疲れます。

脳神経外科の先生に僕から「さっちゃんは最近になって怒ることが多くなりました」と言うと、
「それはこの病気の特徴ですね」と言われました。
さっちゃんの怒りはいろんなものに向かいますが、僕に対してがいちばん具体的で辛辣ですね。
まあそれは夫婦ゆえ仕方がないことなんでしょうね。
そんな理由なき怒りが僕に向けられるので、いっそう疲れ切ってしまうのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さっちゃんに対応しなければならない歯医者さんは本当に大変です

2019-11-30 23:58:35 | 病院
昨日はデイサービスでもそこからの帰宅後も、さっちゃんにはいろいろとあった日でした。
実はもう一つ、さっちゃんがこなした大切なスケジュールがありました。
それは歯医者さんに行くこと。

先週は入れ歯作成のための歯型を取ったのだと思いますが、今回はその原型が出来たのだと思います。
まだ、白い歯は付いていません。
その原型がさっちゃんの下顎にちゃんと合っているかどうかを調べなくてはなりません。
そのためにはしっかりと上下の歯で噛みしめて、合っているかどうかを確かめなければなりません。

ところが、さっちゃんはお医者さんが「口を開けて」と言っても開けません。
聞こえていないのか、聞こえてはいても自分に対して言っていると思ってないのか、
「口を開ける」という言葉の意味が分からないのか、そのうちのどれだかは分かりませんが、
さっちゃんは口を開けません。
何度か声を掛けたのち、お医者さんは口に指をかけて開けました。
さっちゃん、呻き声を発します。

お医者さんですから入れ歯を外すのは上手いもんですね。
次に入れ歯の原型を入れるのですが、また指を口にかけてその原型を押し込みます。
そして歯医者さんは「噛みしめて」と言うんですが、さっちゃんはまったく理解できてない様子。
何度か語りかけても噛みしめてくれないものですから、歯医者さんはさっちゃんの下顎に手をかけます。
歯医者さんの胸でさっちゃんの頭を押さえています。
さっちゃんは何をされているのか分からないのでしょう。
まあ、誰しも意味が分からずにこんなことをされると嫌ですよね。
ですから、さっちゃんは嫌がって頭を動かし、口を開けようとします。

歯医者さん、深く溜息を吐き、「意思の疎通が出来ないんじゃなあ」と。
僕もさっちゃんに近づいて、手を握り、「口を閉じるんだよ」と。
歯医者さんも可哀想です。
いくら嫌がられても、これをしなくてはいい入れ歯が作れませんし、作業が進みません。
それに次の患者さんの予約もあるでしょうから、のんびりとさっちゃんだけのために時間を費やすことも出来ません。

仕方なく、ある程度は強引にならざるを得ません。
噛みしめるのも一瞬でいい訳がなく、ある程度の時間が必要。
必要最短時間だけのアームロック。
さっちゃんは自分が何故こんな酷い目にあわなければならないのかと思っていますから、少し涙目。
アームロック後、取り出した原型を見て、歯医者さんは 「あ~良かった。大丈夫そうだ」と言ってました。
最後に口すすぎ用の水をさっちゃんは飲んでしまいました。
別に飲んでも構いませんけどね。
その部屋を出る際には、歯医者さんに「※〇△≠☆・・・・」と挨拶してました。
多分「有難うございました」と言ったんだと思います。

その後、さっちゃんは僕に歯磨きをさせてくれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院で検査、診察、リハビリが重なってあったので、僕は疲れ切ってしまいました

2019-09-27 23:39:55 | 病院
これも今週水曜日のこと。
僕自身、日頃の疲れが溜まっていたのかもしれませんが、病院から帰って来て、本当に疲れました。

朝はひとつ前のブログに書いたように、さっちゃんとのトイレに関する行き違いがあって、大変でした。
頸動脈の超音波検査をするので、9時半には病院に到着したかったのですが、
電車1本遅れたとはいえ、9:37に到着しました。

脳外の先生の診察前に超音波検査をするのですが、幾つかある検査室の前の廊下は大勢の人で溢れています。
さっちゃんと僕が並んで座れる長椅子の空きすらありません。
廊下を奥まで行って、左に曲がったところにやっと空いている長椅子を見つけました。
持ってきた新聞を読みながら、さっちゃんの名前が呼ばれるのを待ちます。

もともと、この検査の予約は取っていません。
前回6月の脳外の先生の診察時に「この日に検査を入れましょう」と言われているだけ。
予約ではありません。
それでも、3ヶ月前から予定に入っている検査ですし、
受付の方も予約の方の合間を見計らって検査してもらえます」と言ってくれてますから、
優先順位もほんの少しは高いはずと、勝手に思い込んで、期待していました。

でも、40分たち、50分たち、さっちゃんが椅子から立ち上がって、周りを歩くようになりました。
1時間たつと、僕に何やら喋り始め、あたってくる雰囲気。
僕もさっちゃんと同じ気持ちですから、何を言いたいのか、感じているのかは同じはず。
でも、僕は腹を括って、「待つしかない」と我慢しますが、さっちゃんにはそれは出来ません。
1時間10分たち、1時間20分たつと、さっちゃんの僕に対する苛立ちがますます強くなります。

とうとう僕も名前を呼びに現れた一人の女性の先生(おそらく検査技師)を呼び止め、質問をします。
「もう1時間半も待っているんですが、後どのくらいかかりますかね?」
「予約されている方の合間に検査してくださるはずと言われてるんですけれど」と僕。
するとその先生は「ここにおられる皆さんはみんな普通に1時間半から2時間は待っておられますよ」
ですって!!!
「リハビリも11時から1時間受けなければならないんですけれど、そちらを先にしてというのも考えられるのですが」
僕がそう言うと、女の先生が調べて来てくれました。
「後30分くらいしたら、あなたの順番になるようですね」

ここで僕は決断します。
11~12時は言語リハビリをして、その後超音波検査、続いて脳外の先生の診察。
これで行きましょう!
念のためにリハビリ病棟へ走り、11時からのリハを確定し、検査の受付には一時外出としてもらいます。

今朝病院に着いた頃には、早朝のトイレ騒動を乗り越えて、さっちゃんと僕は普通の状態に戻っていたのに、
長時間何もすることなく、ただ待たされたことに腹を立てたさっちゃんは、
僕と再び手をつないでくれませんし、自分のザックだって持ちません。
そんな状態で言語リハビリへ。

STの先生には愛想よくするさっちゃん。
先週と同じように、さっちゃんペースで何やら喋りまくっています。
トレーニングにならないような気がしますが、STの先生は忍耐強くさっちゃんの喋りを聞いてあげています。
そのうち、いつもの絵と名札を使ったトレーニングに入れましたが、
ここでもさっちゃんは時折、絵のカードを手にしては何やら喋りまくります。
僕にも先生にも、さっちゃんが何を喋ってるのかは分かりませんが、多分その絵についてでしょうね。
ネコならネコのこと、リンゴならリンゴのこと、傘なら傘のことを。

言語リハビリは楽しそうに終了し、すぐに超音波検査に戻ります。
お昼も先生たちは交代で休んで、検査は続けるそうなんです。
まだたくさん待っていましたが、ほとんど待ったと感じないくらいで、検査に入りました。
本当は一人で入るのですが、さっちゃんには僕も付き添いで入ります。
左右の頸動脈を超音波検査して、終了。

最後に脳外の先生の診察です。
普通ならお昼休みの時間なので、1時までは何もすることなく待つだけかな? と思ってましたが、
1時の10~15分前に最初に呼ばれて診察してもらえました。
検査の結果は前回よりも少し改善されていたようです。
「薬の効果が出てるようだから、しっかり飲ませてくださいよ」と言われてしまいました。
今回も、1ヶ月分くらい余ってしまってるからです。
朝食後と夕食後の1日2回なんですが、朝はともかく、夜はすぐ寝てしまったりするのでね。

さっちゃんも物事が順調に進んでいると、機嫌はいいようですね。
手もつないでくれます。
駅前の食堂でこの日初めての食事を食べました。
さっちゃんは小さめのラーメン、僕は焼さば定食。
電車の時間までゆっくりして、電車に乗って、帰宅しました。

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

僕が直接病院に用事があったわけではないのに、病院へ行った日はやたら疲れます。
この日も例外ではありませんでした。
むしろ、いつも以上に疲れ切ってしまいました。

家に辿り着くと、部屋着に着替えた僕はそのまま布団にバタンキュウ!
しばらくぐっすり寝ようとしますが、さっちゃんが僕をつつきます。
僕に話したいこと、心配になって聞きたいこと、なんで〇〇をしないのか? などいろいろ、さまざま。
僕の腕を引っ張ったり、腰を押して横向きにしたり、仕舞いには横になったままの僕を怒り始める始末。

僕は内心、イライラ、ただ寝たいだけなんだから放っといてくれよ、もお腹が立つ!
ついには大きな声で叫んでしまいました。
「さっちゃんさぁ、僕はただ寝たいだけなんだから静かにしてくれないかなぁ! だんだん頭だって痛くなって・・・・」
実際、眼の奥の芯が疼くように痛くなってきてたのです。

それでもしばらくは僕に攻撃(僕にとっては)を仕掛け続けたさっちゃんでしたが、
いつごろからだったか、それも収まり、僕にもほんのひと時の休息が与えられました。
陽が沈んで暗くなってきたころ、目が覚めましたが、まだ頭が痛い。
お腹も、遅い昼だったせいなのか、ほとんど空いていません。
「ま、いいや」と、この日の夕食は抜き。
翌日の木曜日には山へ行くことも前日までは考えていたのですが、到底無理な話。
木曜日は何も予定がなくなりましたから、何も考えずに、ただただ眠ることが出来ます。

木曜日にはまだ少し頭痛が残っていましたが、金曜日には消えてなくなっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院で5人の先生を巡り、僕が疲れてしまいました

2019-03-14 10:25:29 | 病院
2、3ヶ月に1ぺんほどあるんですが、昨日は受診する先生が5人。
先生方の好意で、どうせなら同じ日に済ませた方がいいだろうと思ってくださってのことです。

最初の予約が9時からのところ、病院には8:34到着。
でも、この時刻からすでに多くが順番待ちしてます。

最初はさっちゃんの頸動脈の超音波による検診。
少し狭くなっているので経過観察中なんです。
これはクリア!
経過観察の続行です。

2番目は神経内科。
すでに1時間半以上予約時間から遅れてしまってます。

3番目は脳神経外科。
ここで前述の検査結果を説明していただきました。

4番目はリハビリテーション科。
多分、この先生が毎週の言語リハビリや先日の失語症言語リハビリ教室のことなど、
総合的に判断してくださっているのでしょう。

最後は時間がずうっと押してしまったんですが、毎週の言語リハビリ。
いつもより短い時間で、最後には「春が来た」を唄って終了。

いつもより1本遅い、30分後の電車で帰り、地元でランチを食べてから帰宅。
途中、スーパーに寄って買い物したり、薬局で今日出してもらった薬を買ったりもしました。

毎度そうなんですが、僕は何故だかやたら疲労困憊。
帰宅するなり、布団の中へ。
結局、6時過ぎまで寝てしまいました。

それからご飯を炊き、サラダを作り、カレーを温めました。
カレーは数日前のを冷凍しておいたもの。
解凍し、鍋に移して温めるだけで出来上がるのは、本当に楽です。
サラダは千切りにしたレタス、湯がいたブロッコリー、豆腐と釜揚げしらす。
ドレッシングはたっぷりのヨーグルトとマヨネーズと胡麻ドレを混ぜたものです。
ご飯が炊きあがるころにはおかずも完成。

赤ワインを注いで二人で乾杯!
さっちゃんは乾杯も忘れています。
箸を持ったり、食器を持ったりして、持ち上げます。
何とかワイングラスを持ってもらって、カチンと合わせます。
でも、そのままテーブルに置くことがほとんど。
でも、昨晩はひと口飲んでくれましたね。

夕食のころは僕の疲れも消えてしまってました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院へでも、出かけるのは大好きなさっちゃんでしたが、今朝は初めてぐずりました

2019-01-30 22:20:30 | 病院
デイサービスへは僕と一緒にお出かけするわけではありませんから、行きたがらないことは時々あります。
病院へは僕と一緒のお出かけですから、これまで少しも嫌がることはありませんでした。
でも、今朝は初めて嫌がったんです。
理由は分かりません。

朝起きて、朝食を食べて、歯を磨いて、着替え始めました。
ところが途中で、着替えるのをやめるんです。
行くのが「嫌だ」って言うんです。
布団の中にもぐって、てこでも動きません。

無理やり連れ出そうというのは無理ですから、僕なりに作戦を考えました。
「じゃあ、僕は出かけるよ。さっちゃんは留守番しててね」と語りかけます。
留守番は大嫌いなさっちゃんですから、これは堪えるはず。
でも、びっくりです。
さっちゃん「留守番してる」って言うじゃないですか!
これは困った。


こうなったら意地ですね。
僕一人で病院へ行っても意味ないんですが、
さっちゃんに「行ってくるね。留守番しててよ」と言い放って、
ザックを背負って、玄関を大きな音を立ててバタンと閉め、鍵を掛けます。
一階まで下り、外へ出て、日当りのいい場所に座りました。

ひょっとしたら、さっちゃんが追いかけてくるかなとも思ったんですが、それはなし。
5~10分くらい経ったでしょうか?
僕は部屋へ戻りました。

さっちゃんはやっぱり布団の中。
「やっぱりさっちゃんと一緒に出かけたいな」と僕。
これまた理由は不明ですが、さっちゃんは渋々動き始めました。
途中までだった着替えを済ませ、家を出ることが出来ました。
いつもの電車の1本次の電車(21分後)に乗れました。
病院の予約時間には間に合いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早朝から午後まで、病院で4人の先生を巡りました

2019-01-17 22:17:26 | 病院
昨日はひとつの病院内で4人の先生の診察等を受けました。
神経内科、脳神経外科、リハビリテーション科、言語リハビリ。
言語リハは今は週1回受けているのですが、他は時折です。
一人の先生がある日に決めると、他の二人の先生も同じ日にします。
まあ、一日でまとめて終了できる利点は確かにあります。
でも、疲れますね。

多くはさっちゃんの病状の進行具合のチェックです。
三ヶ月くらいではさほど変化はありません。
少~しはありますけどね。
今度は二ヶ月後に再び4人の先生に診てもらいます。
もちろん、言語リハは毎週ですけれど。

さっちゃんの耳のことは言語リハの先生にだけは話しました。
と言うのも、言語リハをしている様子を見ていると、耳が悪いようには見えなかったから。
先生は「真正面から話してますから、そんなことも影響してるのかもしれませんね」と言ってました。
もうしばらく様子を見てみようと思います。

この日はさほど問題なく一日が終わりました。
夜、歯を磨かずに、部屋着も着たままで寝てしまったことぐらいでしょうか?

今晩もまた、歯を磨いてくれませんでした。
洗面所までは来てくれたんですが、まずの口すすぎをしてくれません。
コップの水を含んだんですが、飲んでしまいました。
「眠るんだから」と、洗面所を離れて布団へ向かいます。
ちょっとは腕を引きますが、力ずくで引き留めるわけにもいきません。
さっちゃんはそのまま寝てしまいました。
2時間くらいたって、寝巻くらいは着てもらおうとしましたが、無理でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さっちゃんの認知症の病名がそろそろ確定しそうです

2018-11-14 20:05:29 | 病院
今日は前回、高尾方面の病院で検査した血流の結果を受けて、神経内科の先生が説明してくださいました。
MRIでは左側の前頭葉と側頭葉に委縮が認められる、そのあたりまで分かりました。
そして、今回の脳の血流検査で、側頭葉前部の血流が少ないことが確認されたようです。

どうやら、意味性認知症の可能性が高いようです。
簡単に言ってしまえば、言葉の意味が分からなくなる、そんな認知症。

もともとの予定では神経内科だけだったのですが、
リハビリテーション科も予約してくれ、すぐにそちらへ。
先生が優しくさっちゃんにいろんなことを話しかけます。
ものの名前が言えるかとか、正しく発音できるのかとか、
言葉や手の形などを真似できるのかとかを調べます。

その後、言語専門のリハビリの先生にも診ていただきました。
さっちゃんの現状を詳細にチェックしてみたいようです。

来週もこのリハビリを続けることになりました。
僕もさっちゃんも朝早く起きて、3人の先生に診てもらったので、本当に疲れました。
帰宅してから、ふたりとも布団でゴロリ。
僕は1時間ほど寝ました。
さっちゃんはテレビで相撲を見終わると、また布団の中へ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝早くから病院へ出かけました。帰宅後はぐったりで、夕食も抜いて爆睡

2018-10-26 23:17:07 | 病院
今日はさっちゃんの脳血流検査のため、八王子の医療センターへ。
初めての病院ですから、家を7時10分に出ました。
高尾駅からバスが出ているのですが、駅から2kmほどなので、歩くことにします。
それでも早めに到着して、病院玄関前のベンチで軽く朝食。

検査自体は思ったよりスムースに終了。
血管に入れるトレイサーの価格が日本では高過ぎる(担当の方が教えてくれました)とのことで
今日の医療費はここのところかかっていた医療費の中では最高値でしたね。
念のために少し多めに持って行って正解でした。

帰りは病院前にちょうどバスが来ていたので、それに乗って高尾駅へ。
でも、高尾駅では待つホームを間違えて、1本あとの電車になってしまいました。
立川駅で乗り換え、電車内でうつらうつら。
なんと! 降りるべき駅を寝過ごしてしまいました!
さっちゃんは起きていたんですが、、、、、

僕自身がボオ~ッとしていたんですね。
帰宅して、昼食を作り、食べます。
そして、何となく二人とも布団へ。

僕が目を覚ましたのは夜の8時ころ。
昨晩から溜まっていた食器を洗いました。

検査のため、少し遠い病院へ行くのは本当に疲れますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さっちゃん、神経内科の専門医に診察してもらいました

2018-10-10 22:44:15 | 病院
今日も先月検査をしてもらった病院へ行きました。
前回診てもらった脳神経外科の先生の前に、神経内科の先生にも診てもらったのです。

左脳の老化が進んでいるとは、前回のMRIの検査結果で聞いていました。
同じ検査結果を見て、神経内科の先生は
「左の前頭葉と側頭葉が委縮してるね」と言います。
それが意味するところの病名も教えてくれましたが、まだ確定ではありません。

その病名の詳細をネットで調べてみましたが、
全体的に表出する症状は合致しないのではと僕には思えます。
専門の先生が決めることでしょうから、正直自分には分かりませんね。

どうであったにせよ、僕はさっちゃんのありのままを受け入れるだけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お医者さんはさっちゃんの言葉が以前よりスムースに出てるね、と言ってくれます

2018-09-29 22:36:32 | 病院
今日は台風の影響で降り始めた小雨の中、月に一度行くいつもの病院へ行きました。
薬を一ヶ月分もらうついでに、簡単に問診もしてくれます。
気になる症状があれば、検査もしてくれます。

先日の半日つぶしての二つの検査も、この先生の考えで紹介状を書いてくれたんです。
この先生にも検査の結果等、先方から手紙が来ていたようで、結果もご存知のよう。
当然、頸や脳の血管のための薬を飲み始めているのも知っているはず。

新しく飲み始めた薬の効果なのかは僕には分かりませんが、
お医者さんも看護師さんも「言葉が前より早くしゃべれてるねぇ」と言います。
「毎日一緒だと、そうなんだかよく分かりませんね」と僕。

本当にお医者さんと看護師さんがおっしゃる通りだと嬉しいですね。
僕にはそれほどだとは思えないんですけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする