食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

石探横町2007秋

2007年11月22日 | 
石探横町という鉱物の即売会が、数年前から開催されているのは知ってたけど、今まで機会無くて行けてなかったので、様子見を兼ねて石探横町2007秋に行くため東京国際フォーラムへ。
ハッキリ言って、規模小さく出展者数少ないので期待もしてなかった。会場に着くと、ロビーの一角を囲ってテーブル並べているだけなので、更に期待度下がった。けど、アフガンとスイスの業者が出てたんだよねぇ...12月の池袋の前で、品数は多いとは言えなかったけど。

ラベルがあるのは宝石原石100円コーナーのもの。上中央のトルマリンは濃緑で透かすときれい。アパタイトは写真やとほぼ一緒やが青緑と青。
ラベル無いのは量売りので、結晶面の残るサファイア(ビルマ)とサファイアラフ(マダガスカル)、おそらくガーネットかトルマリン(マダガスカル)。ラフは落としたら見つからなくなりそうな小ささやけど、ルビーやパパラチアっぽい色のが拾えたから良し。
サファイアラフには別のも混じっているかもしれないから、とジェムテスター出してチェックしてくれた。何を計測するのか尋ねたら、熱伝導率を測定するとの事。
1個はサファイアではなかったが、数値が微妙らしく、ガーネットかトルマリンとしかわからず。ま、色きれいなので購入。


上左からテクタイト(隕石衝突によって出来たガラス。産地不明と言われたけどインドシナイトに似ているかな。)、ショールクラスター、スイスアルプスの窓水晶(スケルタルやけど、形状はジャカレーに似ている)。
下左からスモーキークオーツ、トパーズ(水晶で言うセルフヒールドの様な感じ)、叩くとチンと高い音のするシンギングクオーツ2個(左は濃い緑色の針状内包物ぎっしり)、ファーデンクオーツ、スキャポライト。

窓水晶に関しては、最後にもう一度アルプス水晶見てから帰ろうと、スイスの水晶中心のブース覗いたのが運の付き。
丁度店の人と談笑しながら物色中の人がいたので、産地の話など聞けたのはいいんやが、次々と仕舞ってあるの取り出して見せてくれ、その上、それまで曇ってたのにガラス張りの天井から日が差し込むと言う、この上なく好条件で見る事が出来てしまい...(^_^;
元々高くない店で、かなり値引きしてくれたけど、欧州産のは財布に痛い...
手が届く値段ちゃうから完全に鑑賞モードで見られたルーマニアのアーティチョーク・クォーツのクラスターとテッシンのニードルクオーツはきれいやったなぁ。


11/27追記
テクタイトはオーストラリアからアジアにかけて広範囲に分布する、オーストラリア・アジアテクタイトの模様。
テクタイトは採取地から命名されるから、インドシナイトに似てて当然だし、調べてて見付け「?」と思うたジャワイトやフィリピナイトもお仲間だわな。
生成時期は70万年前で隕石がどこに落下したかは不明らしい。

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