ミネラルザワールド横浜へ行く為、会場のマリネリアへ。
----------以下毒吐き----------
今回はクリスタルシンギングボールと言う名のガラスのでかい「おりん」扱う業者が出展してて、客が視聴する度につんざく様な音が会場中に鳴り響いて耳が痛いのなんの。あれをガンガン鳴らして至近距離でうっとり聞いてる奴って何?耳遠いの?腐ってんの?
ついでに、クリスタルシンギングボールと言うのは水晶の砂(シリカサンド=珪砂)を原料にし、高温で焼き固めたり(パート・ド・ヴェール技法だよねぇ)、溶かして型に流して作ると某業者のHPにあったんだが、この製法で作る限り石英ガラス以外の何物でもないよねぇ。それなのに、これが結晶だとHPに書いている業者までいるんだよねぇ。
結晶じゃないからクリスタルじゃないし、鉛あるいは鉛代替添加物により屈折率高めたガラスでもないからクリスタルガラスでもないのに、どこからクリスタルきてるんだろうねぇ。イメージ?まさか、ガラスが結晶だと信じてる人の命名?
こんな業者の与太話を本気で信じて買う奴って、カモ属性持ち以外の何者でもないだろ。まぁ、某業界そのものが不安に付け入る商売な訳だが、ほんに、信じる者と書いて「儲け」ですわな。
----------毒吐き終了----------
昼過ぎになかニャンさんと落ち合い昼飯食いに中華街行った後、いつもならまた会場に戻るんだが、あんなうるさい所に長時間いるの無理って事で戻らずに中華街ぶらついたら土砂降られてしまったい。
左:コンゴのアメシスト
インドのイリデッセントクォーツと同様に結晶構造によりイリデッセンスを呈する。原石では反射光、スライス加工品では透過光/反射光で確認出来るそうな。安い奴だからペンライトで照らしても極一部にしか虹が見えない。
中央&右:モザンビークのスターローズクォーツ
オレンジ系は珍しく、内包物はイルメナイト(チタン鉄鉱)らしい。
イリスアゲート。アゲートスライスがあったので、つい(笑)左のはイリスが出る範囲も狭く、見る方向も限られるけど。
左上:ブラジルのレインボーヘマタイト
きれいなんだが脆くてすぐ欠ける...撮影中にも向き変える際に欠けて周囲にラメの様に散ってるよ。
右上:ブラジルのレインボートルマリン
検索してみたけど、めぼしい情報見付けられず。色は黒で透けないからショールか?破断面に天然金属皮膜コーティングされた様な感じのぎらつく虹色。
左下:クロムダイオプサイト・キャッツアイ カボッション&アンドラダイト ラウンドカット
アンドラダイトは黄色く見えるが、肉眼だと僅かに緑がかる。この分じゃ、緑のアンドラダイト=デマントイドのルースに手を出すのも時間の問題だろうなぁ。
右下:モスアゲート
よくある無色に緑ではなく、無色から赤褐色の地にコケ様の白と緑の模様入る物は実物見るのも初めて。
オブシディアン
黒と茶の混じるマホガニーと思ったら透ける部分があってきれい(なのに上手く写せない)。
黒曜石仲間の某Aさん、瀬戸に持って行くので1個(中央か右)どう?