磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

ノルウェー女性幹部“義務化” 人材は国の資源!

2008年12月26日 | 読書日記など
NHK BS1 2008年12月17日

ノルウェー女性幹部“義務化”
人材は国の資源!


役員の女性を40%以上とする制度をつくったという。

経済界は最初、強く反発。

しかし、役員候補になる女性の研修をはじめた。

もし、満たさなければ、会社を潰すという。

すべての企業が目標を達成。

カールセン副社長「機会の平等を作りたいと考えています。しかし今はまだ整っていません」

船舶部門で部長になった女性を教育する副社長。

辞めないように育てていくという。

底に育児休暇や、柔軟な勤務を認める……。火事を夫婦で共同している。




現地ルポ 「ノルウェー民間企業の取締役は4割が女性!!」の背景を見る

ノルウェー統一地方選 女性議員が37.4%に










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2008年12月26日 | TOP【もくじ】
index 金子勝


金子勝ブログ

講談社現代新書1721 粉飾国家

セーフティーネットの政治経済学

世界金融危機

金子勝の食から立て直す旅-大地発の地域再生-

地域切り捨て-生きていけない現実-

ちくま新書439 経済大転換-反デフレ・反バブルの政策学-

戦後の終わり

グローバリゼーションと戦争責任

経済の倫理 反経済学からの問い

入門バクロ経済学

誰が日本経済を腐らせたか

《比較経済研究所研究シリーズ 11》現代資本とセイフティ・ネット 市場と非市場の関係性

NHKブックス1031 メディア危機

【一部のみ】

「福祉政府」への提言-社会保障の新体系を構想する-

逆システム学

財政崩壊を食い止める 債務管理型国家の構想

格差と貧困がわかる20講

歴史研究の現在と教科書問題-「つくる会」教科書を問う-

2011-6-10

「脱原発」成長論-新しい産業革命へ-

2011-7・27

ニュースにだまされるな!





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岩波ブックレット No.530 グローバリゼーションと戦争責任

2008年12月26日 | 読書日記など
『岩波ブックレット No.530 グローバリゼーションと戦争責任』
    金子勝、高橋哲哉、山口二郎(述)/岩波書店2001年

このころに、もう現在の経済状況を表現しているようにボクには思えました……。



■目 次■
グローバリゼーションの中の責任 金子勝  2
戦争責任を果たす意味 高橋哲哉  19
〈討論〉グローバリズムとナショナリズム (上、三人)  35

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「はじめに
 このブックレットは、二○○○年一一月一一に津、北海道大学で行われたシンポジウム「二一世紀の政策アジェンダ」(北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター主催)の記録です。
 二○世紀末の日本では、バブル崩壊以後の経済的渾沌が続き、人々は未来に対する不安をかき立てられています。他方、日本の戦前の歴史を書き直し、自国の行為をすべて正当化するような言説が広がり、ナショナリズムが高まっています。経済的な不安や不満と、虚勢を張るナショナリズムとの間には深い関係があります。「世界第二の経済大国」から「マネー敗戦」への転落は、アメリカ発のグローバリゼーションによってもたらされたものであり、経済的敗北感は排外主義の温床となります。また、その挫折感は、強かった日本を思い出すための物語(=「国民の歴史」)を探す運動にもつながっていきます。しかし、そのような自己憐憫で、二一世紀の日本の姿を描けるはずありません。
 だとすれば、日本の陥っているこの病理を解決する作業も、グローバリゼーションとナショナリズムのもつれ目から出発しなければなりません。「反グローバリズム」の旗手、金子勝氏と、「戦後責任論」によって戦後世代の戦争責任について新しい理論的地平を切り開いた高橋哲哉氏を招いて議論を行ったことには、まさにこのようなねらいがありました。二人の議論から、「責任」をキーワードに今の日本の病理を切開し、二一世紀に向けた新たな戦略づくりの土台が見えてくると思います。
       (センター長 山口二郎)」

・問題点3つ。
1 世界全体がアメリカのバブル経済を機軸のきわめて不安定な構造。
2 「国際会計標準」
3 ITバブルがはじけたのに、ITで雇用回復。

2 「国際会計標準」について。下「」引用。

「二番目は、「国際会計標準(IAS)の影響で、アメリカ的な短期経営が追究されてようとしています。この問題については、私はNHKブックスの『日本再生論』の中で詳しく書きました。「国際会計標準」の中でもキャッシュフロー計算書の導入によって、おそらく雇用リストラが恒常的に進むでしょう。雇用流動化が一層進むに違いがありません。単年度、単年度で現金収支を絶えず黒字にしておかなければなくなるからです。企業が単年度で現金収支を黒字にしておくには、売り上げが伸びたり下がったりした時に労働費用が固定費のままだと柔軟に対応できなくなるので、どうしても雇用を流動化させる。つまり、いつまでもクビを切れるような派遣やパートのような非正規雇用を流動化させる。つまり、いつでもクビを切れるような派遣やパートのような非正規雇用を広げていかざるを得なくなっていくからです。これは世界的に同じ方向へ進み始めてきています。隣の韓国もそうですし、オランダやイギリスもそうです。日本も貿易依存度が高いので、そうした方向へ進むに違いがありません。」

そして、現在の経済があるわけですね……。
--なるほど……。政治家がメインで、やはりひどくしたといっていいでしょうね……。

そして、EUでは戦争責任を……。下「」引用。

「つまり、EUが統合するに当たってアイデンティティとして、ナチスドイツを徹底的に拒否しなければいけないということです。わが国に置き換えてみれば、我々が本格的にアジアで地域経済協力関係を構築しようと思うならば、日本の戦争犯罪を自ら問い、大東亜共栄圏といかに違うかということを示さざるをえません。これが右派ナショナリストと私を決定的に分かつ地点です。」

EUのようにあったら、日本の輸出企業はここまで苦しまなかっただろう……。韓国は有利に輸出できることだろう……。

石原慎太郎の驚くべき言説。下「」引用。

「では石原慎太郎氏はどうなのか。「三国人発言」は言うまでもないことですが、彼は雑誌で「三島由紀夫がいま生きていたら、どうしますか」という問いに対して、「もう一度、今度はちゃんとしたクーデターをやろうと言うかもしれない。いまの日本は軍事政権でもないとやっていけない状態に来ている」と発言している。」

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やらせの三島で、三島のパシリがよくいったものだ……。
--佐高なら、こういうかもしれない……。








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広島-Hiroshima NOW- 石黒健治作品集第一巻

2008年12月26日 | 読書日記など
『広島-Hiroshima NOW- 石黒健治作品集第一巻』
   石黒健治・著/中井英夫・跋/
     横尾忠則・解説/深夜叢書社1970年

英文併記。
--その後のヒロシマをとったもの……。
よく、わからない写真集でした……。

横尾忠則の解説。下「」引用。

「ところが、石黒健治さんの「広島」はフレームの中に作られた写真ではない。-略-
 石黒さんの写真には一種独特の日常の空気が漂っている。私は石黒さんの「広島」を見ていると、私自身の「広島」体験になってしまいそうな錯覚を持つほど不思議な現実感に襲われるのだ。これは、つまり、写真ではなくひとつの現実なのである。-略-
 ここにある「広島」は原爆のあの物の影だけを残して物が消えてしまった物の記憶が写され、この物の記憶はわれわれ日本人の記憶にいつまでも焼きつけられた精神の傷痕でもある。」

すごく論理的でない文章でよくわからない解説でした……。


中井英夫は書く。下「」引用。

「戦後の日本人は、ことさら「広島」から眼をそらして続けてきた。まるでゴルゴンの眼に射られるのを恐れるように。かくいう私も、ひとりの若い叔父を一瞬の閃光のうちに失った。それでいてまだその町を訪ねて、どこがその墓だったか知ろうともしない。そんな情況の中で十数年前、土門拳は一台のカメラとともにその地に赴き、昭和二十年八月の阿鼻叫喚の地獄絵図がそのまま人々の皮膚の上に張りつけられて、いっこうに消えなていないことをその当時の日本人は差し示した。それを見た人々のかすかな動揺。少しばかりひそめる眉。その写真集は、そしてすぐ誰かの手が背後からのびてとざすように閉ざされた。
 ここに石黒健治が、二十年経って新たに映し出した広島は、表面のどこにも地獄絵図はない。-略-」

ヒロシマのことについては、ヒロシマのことを理解されていないとボクは思う。

裏表紙の裏に写真とともに……。下「」引用。

「奇蹟の乳房--宋年順さんは35歳で被爆。六人の子供のうち一人は大きな傷を負いながら生きつづけたが、五人はゴザにくるまり、無数の蛆の中で死んでいあった。宗さんの乳房も蛆が発生し形もなくなったが、22年被爆後また子供が生れた時〈神の加護があり〉ケロイドの乳房に乳首が新らしく出来て母乳が出た。宗さんの息子たちが死んでいった比治山は、今こぎれいな公園で、ABCCのカマボコの先に〈広島〉をみおろす展望台がある。--だれが、ここに展望台など作ることを思いついたのか? 広島の人、広島を訪れた碑とは、みな自分の中の展望台に悩むというのに!(石黒健治)」

第2回 広島〈奇跡の乳房〉

【訂正&お詫び】2011年3月9日
メッセージをいただきました。横尾忠男ではなく、横尾忠則。
訂正しておきました。また、表紙は素人ではどうにもならず、再版されたら、新たに載せる予定です。今は削除しておきます。横尾さんのような芸術家のいうことは、凡人のボクにはわからないものかもしれません……。失礼しました。





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米軍による日本兵捕虜写真集

2008年12月26日 | 読書日記など
『米軍による日本兵捕虜写真集』
   山本武利・編/青史出版2001年

「アメリカ国立公文書館が所蔵する第二次世界大戦中の、米軍によって撮影された写真集。激しい戦闘直後、あるいは収容所内で撮影された日本兵捕虜の多様な写真200点余を収録。」



「はじめに」に書かれてあります。下「」引用。

「本書は開戦初期から1945年8月15日の終戦までの太平洋戦争期の日本兵捕虜写真集である。AP通信社提供の1枚を除き、いずれも写真もアメリカ国立公文書館(NARA)で所蔵、分類、公開されている。また、それらの大部分は、南西太平洋連合軍のアメリカ陸軍通信隊(Signal Corps)が主として南方の戦域で撮影したものである。ビルマ、中国戦域の写真には、南東太平洋連合軍が撮影したものを、アメリカ陸軍通信隊が複写したケースもある。投稿を誘うビラは、戦時情報局(OWI)が制作したもので、これもNARA所蔵である。
 これらの写真は編者が高橋博子氏の協力を得て、NARAの写真資料室(Still Picture Room)で見つけたものである。そこで入手した多数の写真の中から、日本兵捕虜の生態を鮮やかに伝えたもの215点を厳選し、生死の分かれ目、収容時、収容生活、終戦の4章に分け、本書に収録した。-略-」

たしかに、驚くほど痩せている日本兵の写真がある……。下「」引用。

「アウシュヴィッツのユダヤ人のように極限状況を体験させられた気の毒な日本兵であった。残された選択のなかで生き延びた勇気ある兵士であった。」

自分史で……。下「」引用。

「国立国会図書館で、日本兵捕虜の自費出版による体験記が意外に多いことも驚きだった。自分史ブームのなかで、捕虜時代を自ら冷静にら見つめる姿勢が、それらの本には目立つ。捕虜自身が勇気をもって語り出した時代となったことがわかる。-略-」

NHKの番組でやっていた日系二世の通訳の写真があった。下「」引用。

「85 ニューブリテン
1944(昭和19)年1月6日
ニューブリテンの第29野戦病院でたばこを吸いながら横たわる負傷した日本兵捕虜。右に座っている日系人は本隊所属の通訳である。」

たばこをもらって、笑顔の日本人。下「」引用。

「160 南太平洋 1943(昭和18)年4月4日
南太平洋の捕虜収容所でアメリカ海軍将校からたばこをもらっている日本人捕虜。」

戦争中の高齢者もつらそうだ……。下「」引用。

「161 沖縄
1945(昭和20)年4月25日
沖縄楚辺で日本人避難民収容所での生活。日本人、96歳の日本人女性に日除けをする。」

女装している日本兵捕虜。下「」引用。

「178 ブリスベーン
1944(昭和19)年11月5日
芸者の衣装でポーズをとる日本兵捕虜。収容所のおもちゃ屋で作られた衣装は、収容所の日曜夜の上演で使用された。」











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