『講談社現代新書1721 粉飾国家』
金子勝・著/講談社2004年
国鉄(JR)の民営化がどこをとって成功したのか?
--成功したのは、火事場どろぼうした、ゼネコンぐらいのものではないでしょうか?
旧国鉄の借金は国民……。そして、JRで危険な運行をして、もうけた金でリニア新幹線を走らせるという……。ゼネコンはまた大儲けすることだろう……。
--その前に、国民が肩代わりした借金をかえすのが、民間会社としての倫理ではないか?
今の新幹線はどうするのか? そして、多くの借金が増えれば、また、運賃や税金で払わされるのか……。
民営化では問題は解決しないという。
ゼネコンたちは、借金をチャラにしてもらった……。下「」引用。
「たとえば、多額の公的資金を投入された銀行が、いくつものゼネコンに対して数千億円もの債権放棄(借金の帳消し)を行う。そのたびに「経営再建は可能だ」と主張されるが、結局は潰れてゆく。そこで働く社員たちは、労働債権(未払いの賃金や退職金)さえ十分に支払われないまま、街に放り出されていった。こうしていくらの金がドブに捨てられていったのだろうか。一方、その陰では、多くの中小企業が貸し渋りや貸し剥がしにあって倒産していった。」
最近、ゼネコンはもう日本では働く場がないという。
--ゼネコンは海外へ、働きに出るべきだという学者がいる……。
借金を隠しをしてでも、道路をつくったという……。
JRも本当に民営化されたのか? 下「」引用。
「民営化されたはずのJRに、相も変わらず大量の税金が注ぎ込まれて整備新幹線が計画される一方で、国鉄清算事業団に隠された借金は約二六兆円に膨らんだ。そして、「隠れ借金」がどうにもならなくなると、国鉄清算事業団を解散して特別会計にして、一般会計から税金で利子返済を行うようになる。道路公団でも、それと同じ構図が繰り返されようとしているだけなのだ。」
民営化という、粉飾をしたにすぎないと言われても否定できないだろう……。
そして、この国の形……。下「」引用。
「よく、「規制緩和や民営化を中心とする市場原理主義は、経済格差を拡大する」という批判がある。しかし、それはメダルの表側にすぎない。メダルの裏側に隠された粉飾国家の仕組みを見てこそ、この社会を覆っている閉塞感の奥深い根っこの部分が見えてくるのだ。」
「隠れ借金」を増やすための「構造改革」
--これが小泉改革の正体だろう……。
厚生年金の債務超過額は四五○兆円であるという……。下「」引用。
「厚生年金の債務超過額である未積立金は、図4-1によれば四五○兆円、グリーンピアの損失は三八○○億円。比べものにならない額である。-略-」
しかし、グリーンピアだって、巨額のマネーである……。
いつものことですが、責任ある立場の人たちが逮捕されない……。
これは組織犯罪であり、まず法律で組織犯罪に時効なしとすべきである。
そして、一円のこらず、返金してもらうことは可能であるとボクは思う……。
人手不足ではないし、職を求めている人たちは多い。
このような人たちを雇い、一日も早く、汚職や詐欺をおこなった者たちを調べ上げ、逮捕するべきである……。
歴代の総理たちにも司直の手がいかねばならないことだろう……。
そして、このこと以外にも大きなことがいくつもある……。
それには、原子力発電も……。
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ガス料金も安くなるのに、石油が安くなっているのに電気代は遅い……。
電気会社がマスコミに広告料金を払わなくなれば、電気料金は10%~20%も安くなるという人がいる?……。
これで、中小零細企業の経営も少しは楽になるだろう……。
そして、国民の生活も……。ホームレスも減ることだろう……。
--だが、国民の血を吸っている大手マスコミは伝えない。
その巨額の費用は、ウソを伝える、あるいは事実を伝えないために使われているといってもいいのではないか?
この広告費などは、粉飾のためだけに使われているといっていいだろう……。
いつものことですが、国民が何万人自殺しても、路頭に迷い、ホームレスになっても続けている……。
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金子勝・著/講談社2004年
国鉄(JR)の民営化がどこをとって成功したのか?
--成功したのは、火事場どろぼうした、ゼネコンぐらいのものではないでしょうか?
旧国鉄の借金は国民……。そして、JRで危険な運行をして、もうけた金でリニア新幹線を走らせるという……。ゼネコンはまた大儲けすることだろう……。
--その前に、国民が肩代わりした借金をかえすのが、民間会社としての倫理ではないか?
今の新幹線はどうするのか? そして、多くの借金が増えれば、また、運賃や税金で払わされるのか……。
民営化では問題は解決しないという。
ゼネコンたちは、借金をチャラにしてもらった……。下「」引用。
「たとえば、多額の公的資金を投入された銀行が、いくつものゼネコンに対して数千億円もの債権放棄(借金の帳消し)を行う。そのたびに「経営再建は可能だ」と主張されるが、結局は潰れてゆく。そこで働く社員たちは、労働債権(未払いの賃金や退職金)さえ十分に支払われないまま、街に放り出されていった。こうしていくらの金がドブに捨てられていったのだろうか。一方、その陰では、多くの中小企業が貸し渋りや貸し剥がしにあって倒産していった。」
最近、ゼネコンはもう日本では働く場がないという。
--ゼネコンは海外へ、働きに出るべきだという学者がいる……。
借金を隠しをしてでも、道路をつくったという……。
JRも本当に民営化されたのか? 下「」引用。
「民営化されたはずのJRに、相も変わらず大量の税金が注ぎ込まれて整備新幹線が計画される一方で、国鉄清算事業団に隠された借金は約二六兆円に膨らんだ。そして、「隠れ借金」がどうにもならなくなると、国鉄清算事業団を解散して特別会計にして、一般会計から税金で利子返済を行うようになる。道路公団でも、それと同じ構図が繰り返されようとしているだけなのだ。」
民営化という、粉飾をしたにすぎないと言われても否定できないだろう……。
そして、この国の形……。下「」引用。
「よく、「規制緩和や民営化を中心とする市場原理主義は、経済格差を拡大する」という批判がある。しかし、それはメダルの表側にすぎない。メダルの裏側に隠された粉飾国家の仕組みを見てこそ、この社会を覆っている閉塞感の奥深い根っこの部分が見えてくるのだ。」
「隠れ借金」を増やすための「構造改革」
--これが小泉改革の正体だろう……。
厚生年金の債務超過額は四五○兆円であるという……。下「」引用。
「厚生年金の債務超過額である未積立金は、図4-1によれば四五○兆円、グリーンピアの損失は三八○○億円。比べものにならない額である。-略-」
しかし、グリーンピアだって、巨額のマネーである……。
いつものことですが、責任ある立場の人たちが逮捕されない……。
これは組織犯罪であり、まず法律で組織犯罪に時効なしとすべきである。
そして、一円のこらず、返金してもらうことは可能であるとボクは思う……。
人手不足ではないし、職を求めている人たちは多い。
このような人たちを雇い、一日も早く、汚職や詐欺をおこなった者たちを調べ上げ、逮捕するべきである……。
歴代の総理たちにも司直の手がいかねばならないことだろう……。
そして、このこと以外にも大きなことがいくつもある……。
それには、原子力発電も……。
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ガス料金も安くなるのに、石油が安くなっているのに電気代は遅い……。
電気会社がマスコミに広告料金を払わなくなれば、電気料金は10%~20%も安くなるという人がいる?……。
これで、中小零細企業の経営も少しは楽になるだろう……。
そして、国民の生活も……。ホームレスも減ることだろう……。
--だが、国民の血を吸っている大手マスコミは伝えない。
その巨額の費用は、ウソを伝える、あるいは事実を伝えないために使われているといってもいいのではないか?
この広告費などは、粉飾のためだけに使われているといっていいだろう……。
いつものことですが、国民が何万人自殺しても、路頭に迷い、ホームレスになっても続けている……。
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