ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

あっぱれ

2014-01-01 00:20:31 | Weblog
ぜんぜん年末という雰囲気でない上海だけど、
いちおう明日は1月1日なので休み。
口実ができたということで、会社の同僚と飲みに行った。

ほぼ同世代の中国人女性2名。
そして私が加わって、恐ろしいくらいに、かしましかった。
2人とも日本語ができるので、雰囲気に合わせて日本語と中国語がちゃんぽんとなり、
まあ、最終的には中国語9割となるわけだけど、その頃には私もノっているので、
スゴい勢いで話がかぶさっていく。

彼女たちが私と食事に行くのは、まず同僚で友だちだからだけど、
やっぱり他の日本人がなんて言っているのか、
特に社長がなんて言っていて、私たち日本人がそれをどんなふうに理解し、
受け止めているのかが知りたいんだと思う。

そして、他の中国人が言っていることやウワサ、
私の意見を総合的に判断して、自分なりの立ち位置を決めて行く。
そう言う意味では、中国人は、非常に自立している。

話の途中で、私が中国人の部下のことを、
「あの子はウソをつくような性格じゃないから、あの子がそういうなら、
 私はそうだったんだと思うよ」と言ったら、
2人して勢いづいて「そうなのよ。あの子は、そんなセコいことしない!」と。

こういう時は、国籍なんて関係なくて、
私は自分の人を見る目を信じているから、自信を持ってそう言う。
別に日本人の肩を持ったりはしない。

日本人は、どちらかというと日本人の肩をもたないといけないような気がして、
韓国人もそんな雰囲気が日本人以上にあるけど、
中国人の場合は、もともと中国人同士というか「知らない人」を信じないので、
国籍に関係なく、自分が信じていない人のことは、信じない。
どこまでも自分が中心で、非常にシンプルだ。

自分の意見をハッキリ言うと、スッキリするもので、
約3時間の食事の後、3人とも、非常に晴れ晴れとした顔でレストランを後にした。

おかげで、あっぱれな正月が迎えられた感がある。


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