ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ビッグバンド

2009-06-15 21:09:10 | Weblog
日曜日、角田健一さんのビッグバンドのライブに行った。
紀尾井ホールの「4大ビッグバンドリーダーに捧げる ビッグバンドよ永遠に 2009」

懐かしい、と言っていいのだろうか。
「シング・シング・シング」や「ダニー・ボーイ」、「ムーンライト・セレナーデ」は、
私の両親の世代にとって、青春の曲。
私は小さい頃、彼らの影響でよく聞いた。

それにしても、なんて名曲が多いんだろう。
そして一流のミュージシャンの演奏というのは、
第一音だけで、どうして一瞬にしてその場のすべてをさらっていくのだろう。
知らないうちに集中する感性。
聴衆のこうした反応も、演奏を支えていると感じる瞬間。すばらしい。

高校時代に、一時期なぜかフランク・シナトラにはまってよく聞いていた。
その頃のことも、たくさん思い出した。

金管楽器の妙は、ビッグバンドに凝縮されていると思う。
いろんな表情がある。

ああ、生のジャズ演奏を聴きにいきたいな。
アドリブは、会話。
いろんな感情が音になり、重なっていく。
一瞬を先取りし、はかなく消えていく音たち。

月並みな言葉だけど、音楽はたのしい。


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