映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』

2018-07-21 18:21:35 | Weblog
2015年 英
監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:サラ・ガドン、ベル・パウリー、エミリー・ワトソン、ルパート・エベレット、ジャック・レイナー、ロジャー・アラム

1945年5月、ヨーロッパ戦勝記念日の夜、エリザベス王女は、父である国王のラジオ演説を国民と共に機器、彼らがどう反応するかを実際に見たいからと、両親に外出許可を求める。最初は反対した国王と王妃だったが、護衛を付け行き先を限定することを条件に、エリザベスと妹マーガレットの外出を許可した。けれど、付き添いが目を離したすきに、マーガレットがどこかに行ってしまい、それを追いかけたエリザベスだったが・・・

実際に、エリザベス女王が19歳の時に、一夜限りの非公式な外出を許されたという実話を基に作られた映画だそうですが、まあ、お忍びで外出したということ以外は、すべてフィクションでしょうなぁ~。それにしても、現女王のお話ですから、王室的にOKなのかと心配しましたが、これならOKかも。とってもチャーミングで、好感が持てる王女様として描かれていました。妹のマーガレット王女に関しては、さすがにこれはどうなの?って思いましたが、『ローマの休日』のモデルなんじゃないかと言われたくらい、こういうことをしても不思議じゃないと誰もが思っている王女様みたいだから、いいのかな…ご本人も笑って許してくださるお人柄なのかも(^^;。ただ、フィクションとはいえ、護衛の二人はダメでしょって思いましたけどね。まあまあ、可愛らしい映画でありました(^^)。
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『銀魂』

2018-07-21 18:04:07 | Weblog
2017年 日本
監督:福田雄一
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、堂本剛、山寺宏一、山田孝之

江戸時代末期、黒船にのった欧米人ならぬ宇宙船に乗った「天人」が日本にやってきて開国を強制。それに反対した者たちは戦いに敗れ、今や日本は天人に支配されたも同然になっていた。廃刀令も施行され、武器を奪われた侍はその存在意味を失い、気力も失くしていった。そんな中、攘夷派の生き残りの坂田銀時は、寂れた剣術道場の息子の新八や、戦闘種族である夜兎族の少女・神楽らとともに、飄々と万事屋を営んでいたが、世情は彼らを掘っておいてはくれない。否応なく、彼らは不思議な事件に巻き込まれていくのだった・・・

人気漫画を、イケメン&美少女たちでもって映画化する・・・イケメン図鑑みたいなものだと思って、あまり期待もしていなかったのですが・・・いやこれが意外にもなかなか面白かったですわ、あは。なんていうか・・・スタッフもキャストも含めて、作っている人たち、楽しかったんじゃないかなぁ~・・・そんな雰囲気が伝わってきて・・・一緒に楽しくなれたっていうか・・・面白かったです(^^)。イケメンといっても、だいぶ経験を積んできた人たちがメインで、気合を入れ過ぎて空回りってこともなく、いい力加減で演じられていた気もします。これだと、次作も見ちゃいますよね、ええ、見ちゃいます(^^)。
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『ヒトラーへの285枚の葉書』

2018-07-21 17:50:34 | Weblog
2016年 独&仏&英
監督:バンサン・ペレーズ
出演:エマ・トンプソン、ブレンダン・グリーソン、ダニエル・ブリュール、ミカエル・パーシュブラント、モニーク・ショーメット、ヨアヒム・ビスマイヤー、カトリン・ポリット、ラルス・ルドルフ
ウーベ・プロイス

息子のハンスが戦死したという知らせが届き、アンナは夫のオットーを責める。「ハンスが死んだのは、あなたと総統のせいだ」と。オットーは何も言わず、それから一人で密かにヒトラーを批判する文章を綴った葉書を町中に置き始める。やがてそれを知ったアンナも一緒に葉書を置くようになるが、ゲシュタポの捜査の手はジワジワと二人に迫っていた・・・

ドイツ人の作家ハンス・ファラダが、ゲシュタポの文書記録をもとに執筆した小説「ベルリンに一人死す」を映画化したものだそうです。細部は違っているのかもしれませんが、ナチスに自分なりの方法で異議を唱えた人が居たってことは事実なんでしょうね。ナチスに対する熱狂で覆われていた時代に、違うと感じ、それを行動に移せた人がいるんだということは、ドイツの人にとっての誇りになるでしょうね。なかなか出来ないことですよ・・・簡単な言葉になってしまうけど・・・なかなかできないですよ、ほんとに。
映画としては、比較的淡々と描かれていたのがいいですよね。同じ捜査機関でも、立場や考えが違うということもけっこうシッカリ描かれていて、それが喜劇的で悲劇的で、切なかったですしね。
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『スノーデン』

2018-07-21 17:35:34 | Weblog
2016年 米&独&仏
監督:オリバー・ストーン
出演:ジョセフ・ゴードン=レビット、シャイリーン・ウッドリー、メリッサ・レオ、ザッカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、スコット・イーストウッド、リス・エバンス、ニコラス・ケイジ

アメリカ国家安全保障局(NSA)に勤務していた29歳のエドワード・スノーデンが、アメリカ政府による国際的監視プログラムの開発を告発し、2013年6月にイギリスのガーディアン誌が報道して世界的な話題となった出来事を映画化したもの。

映画で描かれたすべてが事実なのか、どの部分がエンターティメントを意識したフィクションなのか、映画の作り手に思想的な偏りはないのか・・・そういうことを考えたら、よくは分からないけれど・・・少なくても、基になったスノーデンの告発があったというのは事実なわけで・・・私の中では、沢山のニュースの中の一つとして流れていっていた出来事が、この映画で、とても印象的な出来事として記憶に残されることになったのは事実だなぁ。
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『ミュージアム』

2018-07-21 17:20:04 | Weblog
2016年 日本
監督:大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、丸山智己、田畑智子、市川実日子、伊武雅刀、大森南朋、松重豊、妻夫木聡、
五十嵐陽向

仕事に追われ家庭を顧みなかったため、妻が子どもを連れて家を出てしまった刑事の沢村。そんな彼が担当したのが、生きながら犬に喰い殺された女性の事件だった。その後も、雨の日に、残虐な殺人が続き、カエルのマスクを被り、レインコートを着た犯人が目撃される。被害者の共通点は、すでに解決済みの「幼女樹脂詰め殺人事件」の関係者であることが分かるのだが、沢村の妻もまた、その事件の裁判員裁判で裁判員を務めていた・・・

ん~微妙だなぁ。面白く作ってあるし、役者さんたちも熱演なんだけど・・・なんかもう一つ、ふむ・・・。沢村に焦点を当てすぎたかな。タイトルがミュージアムってあるくらいだし・・・どっちかっていうとカエル男の方を、もう少し丁寧に描いたら、もっと面白かったのかも。肝心の樹脂詰め殺人が全く活きてないし・・・カエル男が沢村に執着した理由もイイ焦点なんだけど描き切れてない感じで勿体ないし・・・ね(^^;。
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『P.S.アイラヴユー』

2018-07-21 17:11:56 | Weblog
2007年 米
監督:リチャード・ラグラベネーズ
出演:ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、リサ・クドロー、ハリー・コニック・Jr.、ジーナ・ガーション、
ジェフリー・ディーン・モーガン、ジェームズ・マースターズ、ネリー・マッカイ、キャシー・ベイツ

夫を亡くし、引きこもっていた妻のもとに、次々と亡くなった夫からの手紙が届くようになる。夫からの手紙に導かれ、再び現実の世界で生きる勇気を得る妻の物語・・・

『ある天文学者の恋文』でも思いましたけど・・・わたしは、こういう愛の表現が好きではなくて・・・なんというか、ちょっと怖い執着に感じられるというか・・・感動するより、薄気味悪く思ってしまうのでした・・・もうしわけない・・・
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『ジーサンズ はじめての強盗』

2018-07-21 16:55:33 | Weblog
2017年 米
監督:ザック・ブラフ
出演:モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン、アン=マーグレット、ピーター・セラフィノ、
ジョン・オーティス、ジョーイ・キング、クリストファー・ロイド、キーナン・トンプソン、
マット・ディロン

長らく実直に働き、老後は年金で平穏に暮らせるはずだったのに、納得できない事情で金銭的苦境に立たされた老人たちが、銀行強盗に遭遇したことをきっかけに、自分たちも銀行強盗で最低限必要なお金を手に入れようと考え、行動に移すのだが・・・

以前に見てないかな・・・と思ってしまったのだけど、似たような話の映画があったのかな、ドラマかもしれないし(^^;。でも、それでも見られちゃうっていうのは、名優三人の存在感なのかな・・・それとも、自分が年を取ってきて若い時には感じなかったことを感じるようになったからかも・・・どちらにしても、じわっと面白かったです。ただ、ふと思うのは、若者がこの映画を見たら、どんな風に感じるのかなってことでした(^^;。

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