気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アセビにシジュウカラ 「なんだシジュウカラか」と言わないで

2023年03月17日 | シジュウカラの仲間

公園のアセビの花にシジュウカラが飛来しました。
シジュウカラのお目当ては、蜜ではなく、花についた虫のようです。

前回の記事で「アセビには毒性がある」と載せましたが、
昆虫の中にはアセビを食べて体内に毒を貯めこむものもいるそうです。
そうやって、捕食されるのを防いでいるのでしょう。
以前、本で読んだ知識を思い出して、シジュウカラが心配になりました。






集中して撮っていると背後から「なんだシジュウカラか」という声が聞こえてきました。
振り向くと、望遠レンズ付きのカメラを持った野鳥撮影者。
その後、お仲間に「昨日ここで撮った珍しい鳥」を液晶画面で披露していました。

同じような発言をエナガやカワラヒワでも異口同音に聞かされたことがあります。
私は留鳥~1年を通して身近にいる鳥を撮影するのが好きなのですが
そういう撮影対象を「つまらない」と感じる方が一定数いらっしゃるようです。
十人十色、何を撮るのも個人の自由ですが、
楽しんで撮っている者に対して、わざわざ聞えるように言う必要があるのでしょうか。
「なんだエナガか」「なんだカワラヒワか」「なんだシジュウカラか」

アセビの花にとまってちょこちょこ動くシジュウカラの姿を撮れて私は満足しています。
その方が「昨日ここで撮った珍しい鳥」も以前に写す機会がありましたが、
私にとっては、どちらの野鳥の姿も面白く貴重でありがたいもの。優劣はありません。










シジュウカラ(四十雀) Japanese tit/ Oriental Tit  全長約14cm
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (8)
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