気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ズグロカモメとユリカモメの違い

2016年12月22日 | カモメの仲間
ズグロカモメとユリカモメ、よく似ているので間違えやすいと聞くので比べてみました。
ズグロカモメは、飛びながら「キュキュッ」「ピュ」などと甲高い声でよく鳴きます。


背面の翼


ズグロカモメの全長は約32cm、ユリカモメは約40㎝。
ズグロカモメの方がひとまわりほど小さいのですが、実際に両方同時に比べてみないとなかなか実感できません。


やはりクチバシが黒いのが一番わかりやすい違いでしょうか。



ズグロカモメ(頭黒鴎) Chinese black-headed gull
全長 約32cm 翼開長85~91cm


ズグロカモメは、中国大陸の東海岸など限られた地域でしか繁殖しておらず総数は一万羽にも満たないと言われているそうです。



続いてユリカモメ

純白の尾羽がまぶしいほどきれいです。
朱色のクチバシが目立つので、ズグロカモメと見分けがつきやすいですね。



ユリカモメの鳴き声はギャウギャウとにぎやか。特に食べ物をもらう時は迫力があります^^;





ユリカモメ (百合鴎) Black-headed Gull
全長 約40cm 翼開張 約93cm


夏羽になると、ユリカモメもズグロカモメも頭部が黒くなるそうですが、まだ見たことがありません。


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ウミネコだってカモメである!

2016年12月22日 | カモメの仲間
年の瀬も押し迫ってまいりましたが、朝からさっそく画像と心の整理。
下書きのまま投稿の機会がなかったウミネコの登場です。


秋の台風一過の後、港に行って撮影しました。
波が高かったせいか港に入ってくるウミネコが多かったです。
上空を厚い雲の塊が猛スピードで流れていたのを思い出しました。


カモメの仲間は、成鳥の羽になるまで2年から4年ほどかかるそうですね。

そのためウミネコにもいろいろな羽色のものがいます。
それぞれ違う種類の鳥だと思って眺めている方をよく見かけます。


上の二枚とは別の鳥。尾羽が白っぽいですね。

日本野鳥の会のこのページに詳しい解説があります
ウミネコ 幼羽
http://www.birdfan.net/bw/hint/anzai/032.html


台風の直後には珍鳥が入ることもあると聞いて、海辺に行ってみましたが、
波止場の堤防の上はウミネコらしき鳥で満員電車のようにぎっしりみっしり。千の単位になりそうなほど数百羽。
初心者の私には、珍しいカモメが紛れていても判別不可能な状態でした。
とりあえず、空いている場所にいたのを写してきました。


降りるからつめて~

ここはもういっぱい!よそへ行ってよ
え~~~?

知らん。もう降りちゃうもんね

狭くなった!  いま羽がぶつかっただろ!  アブナイだろ!
近隣トラブルにはご注意を^^;

ウミネコ(海猫)Black-tailed gull
全長・約47㎝ 翼開長・約125cm

成鳥の尾に明瞭な黒帯があるのが英語名の由来になっているのですね。

以前のウミネコとユリカモメの記事
http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/6a5d0ffdb09f5d20a55da009cc823851

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