気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ケリの舞 水辺にて

2018年11月22日 | チドリの仲間
ケッケッケッ・・・キキッ キキッ・・・キリッ キリッ
早朝、水の減った池に鋭い鳴き声が響いていました。

春から初夏にかけてつがいで縄張りを持ち、水田で営巣子育てをするケリ。
秋冬は群れをつくって過ごす姿が、刈り入れの終わった田圃や池の岸辺などで見られます。

この朝は、6羽の小群が浅瀬でくつろいだり池の上を旋回したりしていました。






「ダーウィンが来た!」で里山の暴れん坊と称されたように
ケリはかなり気性の激しい鳥です。






相手に攻撃が当たることはなく、威嚇している雰囲気でした。
「どっちが上か思い知らせてやる」といった所でしょうか?


気の強い者同士が共同生活をする際は、序列が必要なのかもしれませんね。


離陸に向けて助走






(まわりの建物をなるべく写さないよう画像を変形しています)













田圃の貴公子・貴婦人と賞されるタゲリに比べて人気のないケリですが、
こうして翼をひろげて飛ぶ姿は、むしろケリの方が美しいのでは…と私は感じます。
ほぼ一年中、身近な農耕地で姿を見せてくれる留鳥のケリ、とても身近な存在です。

ケリ(鳧、計里) Grey-headed lapwing 全長約34 cm

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コメント (12)
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