気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ムシクイ 猫に狙われる!

2018年11月06日 | ムシクイ
一羽のムシクイが、地上に降りて一心不乱に虫を探し回っていました。

カメラを構える私の他にも、じっとムシクイの動きを目で追っているものがいました。
岩の陰に隠れた一匹の猫です。
日の当たる芝地にムシクイが移動して、シャッターチャンス! 猫にもチャンス!
迷うことなくカメラを下ろして、猫の前に立ちはだかりました。
飼い猫なのか、「こら!」と声を出して物を投げる真似をしてもへっちゃらで逃げません。
驚いて飛び去ったのは、ムシクイだけでした。


中一日たってから、同じ公園で見かけたムシクイです。










同じ個体かどうかわかりませんが、地上に降りて大胆に餌を探す行動はいっしょです。
朝は気温が低いので ふっくら羽をふくらませて丸くなっています。



上の写真の二日前、猫に飛びかかられる前に写した一枚。
可愛い小鳥がちょこちょこ歩いていたら、猫の目をひいてしまいますね…
猫は野生動物ではないので、今回のような状況で私は介入します。
飼い猫や捨て猫に野鳥が狩られるのは自然界の食物連鎖とは違うと考えています。


ムシクイが飛び去った方へ行ってみると、熱心に虫を探し続けていました。


小さな体で海を越えて渡るために、たくさん栄養が必要なのでしょうね。


天気が安定している間に、無事に旅立って行けますように…


薄暗い池のほとりで写したのでスローシャッター気味に。
水面に映る光が不思議な雰囲気になりました。

ムシクイは12~13cmほどの小さな鳥です。
繁殖のため日本に渡ってくる夏鳥です。

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10月の草花と虫たち

2018年11月06日 | 鳥見ついでに花や昆虫
キバナコスモスにキアゲハ


ハクチョウソウ
白鳥草だと思っていましたが、鳥ではなく蝶の翅を広げたような姿が名前の由来とか。

紅色でもハクチョウソウ。
北アメリカ原産の帰化植物。繁殖力が強く園芸用から野山で自生するようになった株が少なくないそうです。


シュウメイギク(秋明菊)
ひっそり咲いていることが多いです。半日陰を好むのでしょうか?


八重のシュウメイギクにキチョウ(黄蝶)
キブネギク(貴船菊)とも呼ばれているようです。


名前はわかりませんが、大きなイトトンボでした。


ツユクサ(露草)
雄蕊は黄色い小花のような形をしているのですね。


アキノノゲシ(秋の野芥子)


こちらも大きなイトトンボでした。


ルリタテハ(瑠璃立羽)


鳥を待っている時に飛んできました。
蝶の姿で越冬する個体もいるそうですね。


ガマズミ(莢蒾)でしょうか?

赤い実を見ていると、気持ちがほっこりしませんか?


ヘビイチゴ(蛇苺)
実りは春から初夏にかけてだそうですが、日当たりのよい場所にポツポツ。

枯草も目立ち始めた野原で、ひときわ鮮やかな赤い実。
蛇のイチゴと聞くと、毒がありそうですが、食べられます。


思いがけず「花の写真も待ってます」とリクエストしてくれる方がいらっしゃったので、
10月に撮影した草花や虫たちをまとめて載せてしまいました。


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