窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・ボトム 10 ランキング、2号機は「水漏れ原子炉」でした。

2011-03-29 02:03:27 | Weblog
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・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
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・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第11週( 3月14日~20日)・4つの県が警報、27の県が注意報レベル継続。      
 ・第12週( 3月21日~27日)      
 ・第13週( 3月28日~ 3日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
   A(H1)pdm     58    55    43    30    23    23
   A(H3)         30    30    48    50    52    49
   B             12    15    14    20    25    28

 第11週は新型は横ばいでした。

 新型が23%継続、A香港型は49%に減少です。

 B型は増加して28%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     63
   A(H3)         30
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                6週    7週    8週   9週   10週  11週
  2011年定点データ 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81 17.25

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人     68万人
 ・第11週( 3月14日~20日)    17.25人    82523人     74万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第12週( 3月21日~27日)    17.87人    84158人   73.2万人

  ・28日                      2.58人              10.6万人
  ・29日                      2.59人              10.6万人
  ・第13週( 3月28日~ 3日)    18.23人    85875人   54.7万人

 ・ボトム10 ランキング

            3月 6日      3月13日      3月20日

    38      熊本          宮城          京都
    39      京都          鹿児島         和歌山
    40      宮城          宮崎          沖縄
    41      宮崎          京都          香川
    42      鹿児島         岩手          茨城
    43      鳥取          長崎          長崎
    44      沖縄          佐賀          佐賀
    45      佐賀          沖縄          岩手
    46      徳島          和歌山         徳島
    47      和歌山         徳島          宮城

 ・コメント

 45位  岩手     5.34人
 46位  徳島    2.71人
 47位  宮城    1.58人

岩手は3つ下げての45位です。

徳島は1つ上げての46位です。

宮城は9つ下げての47位です。

ご常連は和歌山、宮城、佐賀、沖縄、徳島、京都の6県です。

これは前の週と同数です。


・注意報レベル(定点10人)以下になった県

今回は32位~47位が注意報レベル未満になりました。

第6週・・・・青森、鳥取

第7週・・・・福島、京都、山梨、秋田、奈良、徳島、沖縄、岩手、和歌山、宮城

第8週・・・・茨城、栃木、熊本、宮崎、佐賀、鹿児島

第9週・・・・愛媛、香川、兵庫、大阪、高知、長崎
       山梨が注意報レベルに再上昇しました。

第10週・・・新たに追加になる県はありません。
       注意報レベルに再上昇した県
       青森、愛媛、兵庫、大阪、高知

第11週・・・新たに追加になる県はありません。
       注意報レベルに再上昇した県
       鳥取、宮崎、

・低位エリア

安定的に低位にいる県の推移です。
                  (安定的・・・3週間以上連続して下位30位以下)

          9週          10週          11週 
北海道エリア ーーー         ーーー          ーーー

東北エリア  秋田、青森、岩手  秋田、岩手       秋田、岩手
         福島、宮城      福島、宮城       福島、宮城

関東エリア  栃木          栃木           栃木

甲信エリア  ーーー        ーーー           ーーー

東海エリア  ーーー         ーーー          ーーー          

北陸エリア  ーーー         ーーー          ーーー

近畿エリア  和歌山        和歌山          和歌山
         京都、奈良      京都、奈良       京都、奈良

中国エリア  鳥取           鳥取          鳥取

四国エリア  徳島           徳島           徳島

九州エリア  熊本、鹿児島     熊本、鹿児島     熊本、鹿児島
                      宮崎、佐賀       佐賀、長崎

沖縄エリア  沖縄          沖縄           沖縄

合計      14県          15県          15県

          9週          10週          11週 

コメント

宮崎が抜け、長崎、が入りました。

九州、沖縄地方の低位エリア入りが始まりました。

今回も福島からは情報が上がってきていない模様です。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

・・3月27日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷、中央制御室一部通電開始。

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷。中央制御室一部通電開始。

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。中央制御室一部通電開始。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、

5号機、6号機・・・外部電源で冷却用ポンプが再稼働。中央制御室稼働。

1~3号機で高濃度の放射能汚染水の流出が確認され、特に2号機は異常に
高い数値(測定限界超え)の模様。


3月25日のブログでも指摘しておきましたが、やっぱり原子炉に注入した水の
最後の行き場まできっちりとは考えずに炉心への注水、やってましたね、東電さん。

どう考えたって、密閉容器の中に無限に新しい水を注入することなどはできません
普通はね。

無理に入れれば、どこからか漏れるに決まっていますよ。

それを無視して、目先、原子炉のメルトダウンが怖くて水、入れてましたね。

それとも水が漏れるのはお得意の「想定外」でしたか、東電さん。


この、高放射性水、海に流れ込んで、それで基準の1000倍の放射能が検出
された可能性がありますね。

そうすると、25日の読みそのものではないですか!

かなりあきれる状況ですよ、これは。


・・放射線状況

・・・原発北西30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   
16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西30Km地点 
 以下、すべて北西30km地点
                   21日・・・90μ・Sv/H
17日・・・167μ・Sv/H     22日・・・75μ・Sv/H
18日・・・150μ・Sv/H     23日・・・75μ・Sv/H       
19日・・・136μ・Sv/H     24日・・・66μ・Sv/H
20日・・・110μ・Sv/H     25日・・・58μ・Sv/H

26日・・・ 49μ・Sv/H
27日・・・ 50μ・Sv/H
28日・・・ 45μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km地点での15日15時からの推定累積放射線量

28日終了時点   最大推定値・・・27747μ・Sv (27.7m・Sv)
             平均推定値・・・13874μ・Sv (13.9m・Sv)

ついにハイパー レスキュー隊員の被ばくした線量を突破しましたよ、菅さん。

住民は線量計支給されてませんからなにもアピールできませんが、とんでもない
危険な目に住民をあわせていませんか???

アピールできる人達は「決死の覚悟で活動しました。」と言えますが、線量計のない
我々住民は誰に知られることもなく普通の生活の中で危険な目に逢わないと
いけないのでしょうかねえ、枝野さん。

20km以内もリスキーですけれど、こちらも結構リスキーですよ、お忘れなく。


ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv

80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

そして、日本の事実上の年間許容量は10m・Sv~16m・Sv程度の模様。
(この件、詳細は3月23日、24日の記事を参照願います。)

・・福島市の状況(北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省モニター車データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H        21日・・・7.3μ・Sv/H 
16日・・・20μ・Sv/H        22日・・・(6.7μ・Sv/H)
17日・・・13μ・Sv/H        23日・・・6.1μ・Sv/H     
18日・・・11μ・Sv/H        24日・・・5.4μ・Sv/H 
19日・・・9.5μ・Sv/H       25日・・・4.9μ・Sv/H     
20日・・・9μ・Sv/H         26日・・・4.0μ・Sv/H     

27日・・・3.9μ・Sv/H     
28日・・・3.8μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

28日終了時点   累積での推定値・・・2518μ・Sv (2.5m・Sv)

たてまえの許容量基準1m・Svはとうに超えているようです。

ついに世界平均の自然放射能の2.4m・Svを突破しました。


安全保安院の福島原発出張所の所長さん、5日間原発に滞在してその間に
「883μ・Svも被ばくしてしまいました。」とのことでした。

福島の皆さんは、市内で普通に14日間生活していて2518μ・Svも被ばくして
いるのですが、線量計持ってませんので、誰も何も主張できません。

保安院さんはどうやら「原発の事」が御専門ですからそれでいいのでしょうが、
我々住民の「御専門」はいったい何処におられるのでしょうね、菅さん。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~35km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

官邸発表の資料を参照願います。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の皆さま、お忙しいでしょうけれども、よろしくご検討願います。


国が決めた半径30kmというのは、単なる想定で計算したものにすぎません。

現実は簡単に「想定外」を引き起こします。

今は現実の観測データに従って行動された方がよろしいかと思われます。

国に義理立てして住んでいる我々住民の健康に悪い影響を与える必要は
全くありませんものね。

放射能レベルの高いエリアで屋内退避の指示もなしで、通常の生活を続けるのは
リスクが高すぎます。

枝野さんも、「放射能が高い地域では自主避難してください。」と言っていますよ。

コメント
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