窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

兵庫県

2024-09-08 09:24:18 | Weblog

兵庫県の斎藤元彦知事らのパワハラ疑惑などが文書で告発された問題を巡り、文書を作成した元県西播磨県民局長の男性(60)の私的な情報を漏洩(ろうえい)した疑いがあるとして、県が前総務部長の井ノ本知明氏らの調査を検討していることが28日、関係者への取材で分かった。男性は7月に死亡し、直前にプライバシーへの配慮を周囲に訴えていた。内部調査ではなく、弁護士に調査を依頼する方針。

県は元副知事の片山安孝氏や前理事の小橋浩一氏、産業労働部長の原田剛治氏の調査も検討。井ノ本氏を含め、いずれも文書で名前が出た知事の側近で、男性の懲戒処分にも関与したとされる。

男性が3月に匿名で文書を報道機関などに配布した後、斎藤氏の指示で作成者を調べていた片山氏らが男性の公用パソコンを調査。告発文書のデータを確認したことがこれまでに判明している。

関係者によると、井ノ本氏らは4月ごろから、パソコンに保存されていた告発内容とは無関係な男性の私的情報を県議らに開示していた疑いがあるという。

県の懲戒処分の指針では、職務上知り得た秘密を故意に漏らした職員を処分の対象としている。県は井ノ本氏らがこれに抵触する可能性があると判断。外部の弁護士に調査を委託する方向で調整を進めているという。

男性は7月19日の県議会調査特別委員会(百条委員会)に証人として出頭を予定。しかし、一部の委員が告発とは無関係な情報も提出するよう求めているとして、代理人を通じプライバシーを保護するよう百条委に要請するなど、私的情報が流布されていることに不安を抱えていたという。

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職員へのパワハラ疑惑などを文書で告発された兵庫県の斎藤元彦知事について、不信任決議案提出の是非を検討している日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は2日、兵庫県議会調査特別委員会(百条委員会)が6日に予定している斎藤氏への2回目の証人尋問の内容を注視したい意向を示した。

同日の尋問では、文書による告発を公益通報として扱わず、作成者の男性を懲戒処分にした当時の県の対応が問われる。吉村氏は2日、府庁で記者団の取材に応じ、維新として不信任決議案を提出するかどうかに関し「(斎藤氏が)公益通報についてどう発信するのかも踏まえて判断するべきだ」と語った。

斎藤氏は8月30日、百条委に証人として初めて出頭し、職員へのパワハラ疑惑を改めて否定した。

吉村氏は同日の尋問について「説明されていなかった事実が斎藤氏から一定は証言された」と感想を述べつつ、「思うところはある」と明確な評価には言及しなかった。

令和3年知事選で斎藤氏を推薦した維新は、藤田文武幹事長が8月31日、県議団幹部らと対応を協議。9月6日の百条委での斎藤氏の証言などを踏まえ、不信任案提出を含め判断することを決めた。藤田氏は協議終了後の報道陣の取材に、不信任案提出について「可能性はゼロではない」と述べていた。

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9月:兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題をめぐり、県議会の最大会派、自民党が行う方針の知事の辞職を求める申し入れに、ほかの3会派も加わる方向で調整していることがわかりました。
県議会の5つの会派のうち、対応が未定の維新の会も近く方針を決めることにしています。

この問題をめぐり、兵庫県議会の百条委員会は6日、斎藤知事に対する2回目の証人尋問を行い、知事はパワハラの疑いなどを告発する文書を作成した元局長を公益通報の保護対象とせず、懲戒処分にしたことは問題ないという認識を改めて示しました。

これに対し、県議会の最大会派、自民党は、県政を混乱させた責任を見過ごすことはできないとして、今週12日に、斎藤知事の辞職を求めて申し入れを行うことを決めました。

この申し入れに公明党のほか、立憲民主党などでつくる会派と共産党も加わる方向で調整していることがわかりました。

対応が未定の維新の会も、近く方針を決めることにしています。

知事が受け入れない場合は、複数の会派が今月19日から開かれる定例議会に不信任決議案を提出することも検討しています。

県議会の定員は86人で、4会派に加え無所属の議員も賛同した場合、維新の会を除いても不信任決議案が可決される4分の3の規模となります。

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兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、斎藤知事は9日、維新の会を含む県議会全会派から出る見通しとなった辞職要求に応じない構えを示した。

 「重く受け止めて、反省すべきところは反省する。一方で、進めるべき予算、事業はしっかりさせていただきたい」と県庁で報道陣に述べた。

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9月:

 「もっと早く辞職を求めるべきだったとか、判断が遅いという批判は真正面から受けたい」

【まとめ】兵庫知事のパワハラが疑われる主な出来事

 日本維新の会の藤田文武幹事長は9日の記者会見で、兵庫県の斎藤元彦知事への辞職要求に転じた理由をこう切り出した。事実解明の半ばで出直し選を求めることになったが、斎藤知事を再び支援するかどうかは「選挙で県民にどう訴えるかを聞かないと、判断できない」と言葉を濁した。ちぐはぐな対応に、党の迷走ぶりがあらわになった。

 藤田氏は会見で、斎藤知事が県政の停滞を招いたと指摘する一方、「県政を良くしようと取り組んだ改革もあった」とし、天下りの規制や教育無償化など維新寄りの政策を推し進めた3年間の実績を一定評価。「是々非々の立場だ」と強調した。

 斎藤知事は大阪府外で初めて誕生した維新系知事で、兵庫での維新躍進の象徴だった。

 維新は2021年の知事選で自民党とともに斎藤氏を推薦。同年10月の衆院選では、比例復活を含め県内で擁立した公認候補9人全員が当選した。23年の県議選では議席を2倍以上に増やし、第2会派になった。

 今年3月、告発文書によって斎藤知事の疑惑が浮上。維新県議団は6月、調査特別委員会(百条委)の設置に反対した。7月に片山安孝副知事(当時)が辞意を表明し、自民県連が事実上の辞職要求にかじを切っても、事実解明を優先する立場を崩さなかった。

 しかし、8月25日の大阪府箕面市長選で地域政党・大阪維新の会公認の現職が大敗したのを境に「斎藤知事への対応を誤れば、次期衆院選に悪影響を及ぼしかねない」との懸念が党内に広がった。藤田氏は同31日、地元・兵庫維新の会と協議。9月6日の百条委で斎藤知事の証人尋問の内容を聞いた上で、党としての対応を決めると軌道修正をはかった。

 証人尋問の前から、立憲民主党の県議らでつくるひょうご県民連合が不信任決議案提出を決めて他会派へ働きかけを開始。維新県議団内では事実解明の優先にこだわる幹部でさえ、「維新だけが反対しているという構図は絶対に避けたい」と神経をとがらせた。6日の百条委終了直後、自民が他会派に斎藤知事への辞職要求を呼びかけると、7日までに公明や共産なども同調する方針を固め、「維新以外が辞職要求」という流れができつつあった。

 維新県議団は8日、オンライン協議を経て辞職要求を決めたが、後手に回った感は否めない。結局、12日の辞職要求を表明していた自民などに先行する形で、9日に単独で要求。「ここまでの斎藤知事の説明は議会や県民が十分に納得できるものとは言い難い」――などと記した申し入れ書を服部洋平副知事に手渡した。自民県議団幹部は「こちらの呼びかけに、維新は9日に回答すると話していた。何の連絡もなく先にやるなんて」と憤った。

 方針転換を急いだのは、秋にも衆院解散・総選挙が見込まれるためとも指摘される。辞職要求と事実解明の優先順位について、藤田氏は「どちらでも影響を受けたと思う。どっちがよかったかは個別の判断。県民の信を問い直すのが適切だ」とけむに巻いた。

 日本維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は9日、報道陣から党の対応の遅れを指摘され、「百条委での証言や事実(関係)を見た上で判断した。何もない段階で判断するのは違うのではないか」と打ち消した。

 吉村氏は大阪府財政課長だった斎藤知事と、上司と部下の関係だった。「(府庁では)熱心でまじめで優秀だった。知事になってからは横の関係でリスペクトしていた」と振り返りつつ、知事の資質を問われる事態になったことは「予測できなかった」と述べた。

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斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で、県議会最大会派の自民党、公明党、ひょうご県民連合、共産党の4会派は10日、無所属議員4人と共同で12日午前に斎藤氏へ辞職を申し入れると発表した。維新の会は9日に単独で申し入れており、86人いる県議会の全議員が辞職要求を突き付ける事態となった。

斎藤氏は要求に応じない考えを既に示しており、各会派は不信任決議案提出に向けた検討も本格化。立憲民主党県議らでつくる県民連合は19日に開会する議会で提出する方針を決めており、提出された場合、可決される公算が大きい状況だ。

地方自治法によると不信任案の可決は議員3分の2以上が出席した上で、出席議員の4分の3以上の賛成が必要。可決の場合、10日以内に議会を解散しなければ失職する。斎藤氏が解散を選んだ場合は県議選が行われ、改選後の議会で3分の2以上が出席し、過半数が賛成すれば不信任決議が成立。斎藤氏は議会から通知を受けた時点で失職することになる。

斎藤氏への不信任案は、維新も単独での提出を模索。維新と共に前回知事選で支援した自民には、県議会調査特別委員会(百条委員会)の結果を待つべきだとの慎重論もあり、公明にも明確な根拠が必要との声がある。ただ、辞職要求を拒絶する斎藤氏の姿勢に「不信任やむなし」の見方が急速に広がっており、多くの議員が賛成に回る可能性が高まっている。

総務省によると、知事不信任案の可決は過去に4例のみで、議会解散したケースはない。各会派には斎藤氏が解散を選ぶのではないかとの警戒感もあり、実際に提出、可決されるかどうか不確実な面も残る。

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記者から、「選挙時は自民党から11人が知事を応援した、そのメンバーからも(あす)辞職の申し入れがあると思うが」と質問されると、「申し訳ないという思いです。3年前に会派を割って、重い決断をいただきました。その先生たちに出馬要請してもらい、私も決断し、これまで一緒にやってきました」と、知事選に出馬した当時や就任当時を振り返りました。

「先生方のアドバイス、じゅうぶん受け止めることはできなかったかもしれませんが、議会が終わるたびに、『頑張れよ』と言っていただいていたので、そこは大変申し訳ないなと・・・こういう状況になったのは申し訳ない、自分に対して悔しい。」と目に涙を浮かべました。

そして目を真っ赤に腫らして「先生方に感謝しています」と述べました。

斎藤知事はその後、平静になり「感情が出てしまい申し訳ないです。私自身は完璧な人間ではない、いろんな間違いもあったかと思うが、自身はこれからも一生懸命、県民のためにやっていきたい思いでいます」と話しました。

そして「県民からは、頑張れと言う声も、何やってんだという声もある。まだまだ力不足のところはあるが、未来のために頑張っていきたい。ぜひそこをご理解いただきたい」と言葉を続けました。

◆その涙は、亡くなられた元幹部への後悔ではないのか
今後は別の記者が、「感情が出てしまったということだが・・維新と自民の期待に応えられなかったということか?」と斎藤知事の感情の中身について質問します。

すると斎藤知事は、「期待に応えられなかったというよりは、結果的に、その方々から申し入れをうける状況になってしまったことに、自分の力不足というか、そういうものを強く思った。」と返答しました。

記者が重ねて、「片山元副知事も辞職会見で、『知事を支えられなかった』と泣いていた。知事の涙には、文書問題の対応に対する後悔や、元幹部職員が結果的に亡くなられたことへの後悔の感情は涙にこもっていなかったんでしょうか。」と聞きます。

斎藤知事は、「いまの説明は、先ほど申し上げた自民党の先生方への経緯や、維新の経緯に対する説明でした。」とし、文書問題への対応や元幹部職員に対しての涙とは、述べませんでした。

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兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会最大会派の自民党は、知事が辞職要求に応じなければ定例議会初日の今月19日に、不信任決議案を提出し、採決を目指すことを決めました。

また、第2会派の維新の会も、全会一致での可決を優先させたいとして、決議案の提出に賛同する方針です。

兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会では12日、最大会派の自民党など4つの会派と無所属議員が斎藤知事に辞職を求めました。

第2会派の維新の会も今週、辞職を要求していて、県議会議員86人全員が辞職を求めたことになります。

このあと自民党県議団は会合を開き、斎藤知事が辞職要求に応じなければ定例議会初日の今月19日に、知事に対する不信任決議案を提出してその日のうちに採決を目指すことを決めました。

今後、ほかの会派にも共同提出を呼びかけることにしています。

自民党県議団の北野幹事長は記者団に対し、「知事に質問をしても全く生産性がなく、県民の理解が得られない。ほかの会派にも最終的な確認をしていきたい」と述べ、全会一致での可決を目指す考えを示しました。

一方、第2会派の維新の会も、全会一致での可決を優先させたいとして、決議案の提出に賛同する方針です。

斎藤知事「4年間の任期務める」
兵庫県の斎藤知事は、県庁で記者団に対し、すべての県議会議員から辞職を求められたことについて「私の政治姿勢などに対する厳しい指摘を真摯に受け止めなければならない。私自身も至らない点やよくない点はあると思うが、それでも、なお県政を担いたいという強い思いだ」と述べ、辞職しない考えを重ねて示しました。

その上で、今月19日から始まる定例県議会で不信任決議案が提出された場合の対応を問われたのに対し、「不信任決議案が提出、可決された場合は法律にのっとって考えていきたい。4年間の任期という負託を受けたので、任期を務める」と述べました。

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19日午後、兵庫県議会の本会議で、斎藤元彦知事の不信任決議案が全会一致で可決されました。これにより、斎藤知事は「辞職」か「議会解散」かを10日以内に選ぶことになります。

 先ほど報道陣の取材に応じた斎藤知事は「改めて県民の皆さんにおわびする。(決議を)しっかり私自身が受け止めなければならない。今の状況を招いているのは私自身」としたうえで、「86人の議員には感謝したい。職員の皆さんにもこの間一生懸命仕事をして頂いていたので、感謝の気持ちです」と話しました。

 一方で、辞職か、議会解散かについて、自らの判断を問われると、「しっかりと考えることが大事。今すぐ判断はできない。重い判断。しっかりと考えて、表明するタイミングについては事前にお伝えする」として、自らの進退は明言しませんでした。

■不信任決議案は全会一致で可決
可決後に取材に応じる斎藤知事(19日午後5時50分ごろ)

 元幹部職員が作成した告発文書に端を発した、斎藤知事のパワハラなどの疑惑やその後の対応について、9日に兵庫県議会・第二会派の「維新」が、12日に兵庫県議会の最大会派「自民」のほか、「公明」、「ひょうご県民連合」、「共産」、無所属議員が辞職を求める申し入れを行い、県議86人全員から「辞職要求」される異例の事態となっていました。

 その後、各会派は19日の本会議で知事の「不信任決議案」を提出。採決が行われ、全会一致で決議案は可決されました。

↑↑↑議会解散に一票ww

そうでなければ「言動一致」とは言わない

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 兵庫県の斎藤知事は、27日午後5時半すぎ、県庁を退庁しました。26日に斎藤知事は「失職」と「出直し出馬」を表明したことから、27日が“最後の登庁日”となり、これが“最後の退庁”となりました。

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 退庁の前に、斎藤知事は県議会の各会派の控室に挨拶に出向きました。報道陣に挨拶の内容を聞かれると、晴れやかな笑顔で「お世話になりました、と感謝の気持ちを伝えています」と述べました。

兵庫県庁を出る斎藤知事(27日午後5時50分ごろ)

 その後、県庁の玄関へ。通常、知事職の“最後の退庁”は職員一同が見送り、花束を渡すなどのセレモニーがあるものですが、今回は開かれませんでした。
 知事は報道陣に対し「しばらく知事が不在になることを、改めてお詫び申し上げたい」と謝罪したうえで、「兵庫県は素晴らしく、色々な政策をしたい。ぜひ県庁に戻りたい」と、出直し選挙への意気込みを語りました。

 斎藤知事は30日午前0時に失職することから、兵庫県は30日以降、服部副知事が知事の職務を代行します。

車に乗り込む斎藤知事(27日午後5時50分ごろ)

 選挙に向け候補者を模索する動きも加速しています。最大会派の「自民」は27日から候補者を選定するための会議を開き、候補者擁立を模索。「維新」も27日、独自候補の擁立を表明しました。一方、医師で無所属の大沢芳清氏が、「共産」の推薦をうけ、出馬する予定です。

 県選挙管理委員会によりますと、知事選は11月10日か17日が想定されています。

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