・トップ １０ ランキング、Ａ香港型の占有率が新型と並びました。

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　・第３６週（９月　６日～１２日）　・２０１０年のインフルエンザ　シーズンの開始　　　　
　　　　　　　　・・・・・　　　　　　　
　・第５０週（１２月１３日～１９日）・全国平均が１．０人を超えて流行入り　
　　　　　　　　・・・・・　　　　　　　
　・第　１週（　１月　３日～　９日）・全国４７都道府県が流行いり。　　　　　
　　　　　　　　・・・・・　　　　　　　
　・第　４週（　１月２４日～３０日）・１８の県が警報、２９の県が注意報レベル到達。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・全国平均がピークに到達。
　　　　　　　　・・・・・　　　　　　　
　・第　７週（　２月１４日～２０日）・１つの県が警報、３４の県が注意報レベル継続。　　　　　　　　
　・第　８週（　２月２１日～２７日）・３つの県が警報、２６の県が注意報レベル継続。　　　　　　　　　　　　
　・第　９週（　２月２８日～　６日）　　　　　　　・・・・今週・・・・
　　　　　　　　　　　　・全国平均が定点１０人を切り注意報解除レベル到達（予報）
　　　　　　　　・・・・・　　　　　　　
　　　　　・・・中期予報・・・
　・第１５週～１６週（４月中旬）　・全国平均が定点１．００人を切り、流行終息。
　　　　　　　　・・・・・　　　　　　　
　　　　　　　　・・・・・　　　　　　　
　・ウイルス　サーベイランス状況
　　・占有率（２週移動平均）％
　　　　　　　　　　　　　　　　３週　　　　４週　　　　５週　　　６週　　　　７週　　　８週
　　　Ａ（Ｈ１）ｐｄｍ　　　　　８３　　　　７８　　　　７２　　　　５８　　　　５５　　　　４３
　　　Ａ（Ｈ３） 　　　　　　　　１６　　　　１７　　　　２０　　　　３０　　　　３０　　　　４３
　　　Ｂ　　 　　　　　　　　 　　１　　　　　５　　　　　８　　　　１２　　　　１５　　　　１４

　第８週も新型が減少しました。

　新型が４３％に減少、Ａ香港型は４３％に増加で新型と並びました。

　Ｂ型は少し減少して１４％です。

　今シーズンの現状累積での占有率（％）です。

　　　Ａ（Ｈ１）ｐｄｍ　　　　　６６
　　　Ａ（Ｈ３） 　　　　　　　　２８
　　　Ｂ　　 　　　　　　　　 　　６

　・定点状況推移（人）
　　　　　　　　　　　　　　　　３週　　　　４週　　　　５週　　　６週　　　　７週　　　８週
　　2011年定点データ　２６．４１　３１．８８　２８．９３　２１．５０　１６．３５　１５．７５

　・定点確定値です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　定点あたり　　　定点合計　　　　全国推計
　・第４８週（１１月２３日～２９日） 　　３９．６３人　　　　１９０８０１人　 　　１８９万人
　　（ピーク到達）
　　　　２００９年　・・・・　２０１０年
　・第３０週（　７月２６日～　１日） 　 　　０．０２人　　　　　　１１２人　　　（０．１２万人）
　（定点患者数がボトム）
　　　　２０１０年　・・・・　２０１１年
　・第　４週（　１月２４日～３０日） 　 　３１．８８人　　　１５７３８１人　　　　１７６万人
　　（ピーク到達）
　　　　　　　　・・・・・　　　　　　　
　・第　６週（　２月　７日～１３日） 　 　２１．５０人　　　１０６０７７人　　　　１０９万人
　・第　７週（　２月１４日～２０日） 　 　１６．３５人　　　　８０６６７人　　　　　７８万人
　・第　８週（　２月２１日～２７日） 　 　１５．７５人　　　　７７７５１人　　　　　７１万人

　・患者報告数の予報です。

　　・　５日　　　　　　 　　 　 　 　 　 　　　　１．２６人　　　　　　　　　　　 　　　６．２万人
　　・　６日　　　　　　 　　 　 　 　 　 　　　　１．２１人　　　　　　　　　　　 　　　６．０万人
　　・第　９週（　２月２８日～　６日） 　 　　９．４８人　　　　４６８４７人　　　４６．８万人

　・定点あたり報告数の順位（トップ１０）

　　　　　　　　　　　　２月１３日　　　　　　２月２０日　　　　　　２月２７日

　　　　　１　　　　　　愛知　　　　　　　　　　愛知　　　　　　　　　　愛知
　　　　　２　　　　　　富山　　　　　　　　　　富山　　　　　　　　　　山口
　　　　　３　　　　　　福岡　　　　　　　　　　山口　　　　　　　　　　大分
　　　　　４　　　　　　新潟　　　　　　　　　　福岡　　　　　　　　　　富山
　　　　　５　　　　　　長崎　　　　　　　　　　三重　　　　　　　　　　三重
　　　　　６　　　　　　埼玉　　　　　　　　　　大分　　　　　　　　　　福岡
　　　　　７　　　　　　神奈川 　　　　　　　　新潟　　　　　　　　　　岐阜
　　　　　８　　　　　　山口　　　　　　　　　　神奈川 　　　　　　　　神奈川　
　　　　　９　　　　　　群馬　　　　　　　　　　埼玉　　　　　　　　　　新潟
　　　　１０　　　　　　滋賀　　　　　　　　　　岐阜　　　　　　　　　　埼玉
　　　　　　　　　　　　
・コメント

　１位　　愛知　 　３６．１９人　　　　　　　　
　２位　　山口 　　３６．００人　　　　　　　　　
　３位　　大分　 　３０．９１人　　　　　　　　　
　　・・・
　１０位　埼玉　 　１９．８４人　　　　　　 　　　

　１位は愛知で３週連続です。

　２位は山口で３位から上昇です。

　３位の大分は６位からの上昇です。


　１位から３位まで定点３０人超えで、警報発令レベルです。

　４位から２９位までが定点１０人超えで、注意報発令レベルです。

　３０位から４７位までは定点１０人を切りました。


　福岡、埼玉、愛知、富山、新潟、神奈川、山口の６県がご常連です。

　これはまえの週よりも１県の増加です。


　第８週は「下げるのはひと休み」といった感じですね。

　トップ１０の定点合計は前の週とあまり変わらず、トップ３は値を伸ばしている
　くらいです。

　２１日から２７日はそれほど寒くもなかったのですから、どういう訳でしょうね。

・高位エリア

恒常的に高位にいる県の推移状況
　　　　　　　　　　　　　（恒常的に高位・・・３週間以上連続して１５位以内）

　　　　　　　　　　６週　　　　　　　　　　　７週　　　　　　　　　　　８週　

北海道エリア　ーーー　　　　　　　　ーーー　　　　　 　　　　　ーーー

東北エリア　　ーーー　　　　　　　　　ーーー　　　　　　　　　　ーーー

関東エリア　埼玉、群馬、神奈川　　埼玉、神奈川　　　埼玉、神奈川　　

甲信エリア　　ーーー　　　　　　　　ーーー　　　　　　　　　　長野　　

北陸エリア　　富山　　　　　　　　　富山　　　　　　　　　　　　富山

東海エリア　　愛知　　　　　　　　　愛知　　　　　　　　　　　　愛知、三重、岐阜

近畿エリア　　ーーー　　　　　　　　ーーー　　　　　　　　　　　ーーー

中国エリア　　ーーー　　　　　　　　山口　　　　　　　　 　　　　山口　

四国エリア　　ーーー　　　　　　　　ーーー　　　　　　　　　　　ーーー　　

九州エリア　　長崎　　　　　　　　　　、　　　　　　　　　
　　　　　　　　福岡、大分　　　　　　福岡、大分　　　　　　福岡、大分

沖縄エリア　　ーーー　　　　　　　　　ーーー　　　　　　　　　　　ーーー

合計　　　　　　　８県　　　　　　　　　　　７県　　　　　　　　　　１０県

　　　　　　　　　　６週　　　　　　　　　　　７週　　　　　　　　　　　８週　

コメント

高位エリアは前回より３つ増加の１０県です。

三重、岐阜、長野が入りました。

真ん中が無いパターンから真ん中があるパターンにすこしづつ変化してきています。

九州、沖縄エリアに替わって東海、甲信エリアが顔を出してきています。

ＰＳ

例の東大の偽教官といい、今回の京大のカンニングといい、いずれもネット利用の
詐欺、ダマサレタのは大学。

告発するのは、いつも大学自体ではなくネットを見ている一般の人。

両方ともに、後から見れば簡単に「素性がばれてしまう」拙劣なやり方なのも一緒。


それでも「形式が合っていれば合格と判定」するのですから、だまされますね。

大学が「振り込め詐欺」にあったようなものです。

加えて、大学が古い時代におくれた、ネットに対応できない知性の代表だとすると
妙に納得出来てしまうところが恐ろしい。


ネットを使えばいろいろな情報が手に入る。

正しい情報も間違った情報もごちゃまぜにね。

それでも表面上、その場限りはごまかせる。

こんな時代は今までになかったですね。


大学が選抜方法を改めるのか、それとも単に試験の監督を強化するだけなのか、
本当の問題は「根が深い」ですよ、京大の学長さん。

「携帯を持ち込ませない」でお終いにするなら、「大学は小学校並」ということですね。