窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・次回第9週の定点予報は13.38人です。

2011-03-07 01:13:00 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)・3つの県が警報、26の県が注意報レベル継続。            
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 
 ・第10週( 3月 7日~13日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第15週~16週(4月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                3週    4週    5週   6週    7週   8週
   A(H1)pdm     83    78    72    58    55    43
   A(H3)         16    17    20    30    30    43
   B              1     5     8    12    15    14

 第8週も新型が減少しました。

 新型が43%に減少、A香港型は43%に増加で新型と並びました。

 B型は少し減少して14%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     66
   A(H3)         28
   B              6

 ・定点状況推移(人)
                3週    4週    5週   6週    7週   8週
  2011年定点データ 26.41 31.88 28.93 21.50 16.35 15.75

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 6週( 2月 7日~13日)    21.50人   106077人    109万人
 ・第 7週( 2月14日~20日)    16.35人    80667人     78万人
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.38人    66139人   61.5万人

  ・ 7日                      1.78人               8.2万人
  ・ 8日                      1.74人               8.0万人
  ・第10週( 3月 7日~13日)    11.74人    58027人   54.0万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値)  971.9万人   
  (今シーズンの合計です。)      
  いよいよ今シーズン患者数累積1000万人が目前にせまってきました。

  内、新型インフルエンザの累積患者数      663.3万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2738.2万人  100人に21.5人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第 9週( 3月 6日)                963.7万人  
  ・第10週( 3月13日)               1017.7万人  

・入院状況(第8週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      380人( 2月27日現在)    重症化率  0.0043%
 ・重症化(新型分)    226人( 2月27日現在)    重症化率  0.0036%

 ・死亡(含む疑い例)   135人( 2月27日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     3週     4週     5週     6週      7週     8週
  0.0058  0.0035  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043

 致死率(%)
     3週     4週     5週     6週      7週     8週
  0.0018  0.0011  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015

 第8週は重症化率、致死率ともに前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が890万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%


       今シーズン(8週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0043%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 6週( 2月 7日~13日) 21.71人   21.50人    +1.1%
 ・第 7週( 2月14日~20日) 15.03人   16.35人    -7.9%
 ・第 8週( 2月21日~27日) 12.24人   15.75人   ー22.2%

 今回の定点合計報告数は77751人で、当ブログ予報は60500人でした。

 今回予報誤差はー22.2%になり、予報誤差範囲を外れました。

 第8週は予報より若干下降速度が落ちた様です。

 ばらつき範囲内の変動の可能性もありますので、次回報告に注目します。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.4%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は65万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が6割弱で、
 新型が4割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は43%、B型は14%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2738.2万人で、
 これまでに100人に21.5人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1854万人で、100人に76.2人が感染したことになります。

 成人は882万人で、100人に8.5人が感染したことになります。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・23県50カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)

今回、宮崎の養鶏場がH5N1の感染疑いです。


次の段階は、家畜の中に鳥インフル君が侵入してくることですね。

養鶏場にはすでに22か所、侵入しています。

恐ろしいのが、養豚場です。

ここに侵入して、H1N1と遺伝子の交雑をおこすとやっかいな事になります。

その意味では、農水省は養豚業会と連携して豚さんのウイルス サーベイランスを
そろそろ始めるタイミングでしょう。

「養鶏場には鳥インフル・ウイルス君は侵入しても、養豚場には侵入できない。」
というのは根拠が無く、楽観的すぎますね。


「鳥インフルエンザが人には感染しない」という当局の発表とNHKのニュースは
正確ではありません。

衰弱した動物、動物の死骸やら糞などには触らないことが基本です。

山歩き、河原あそび、緑地公園、野鳥公園、動物園などでは
注意レベルをひとつあげる必要があります。


政府がやっている「熱さえ通せば何でも安全」キャンペーンには疑問が残ります。

鳥インフル・ウイルス君が混入している疑いのあるものは、「食用」には適しません。

廃棄処分とするのが妥当なところでしょうか。
コメント
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