(新)緑陰漫筆

ゆらぎの読書日記
 ーリタイアーした熟年ビジネスマンの日々
  旅と読書と、ニコン手に。

気まぐれ日記~わが町2012年

2013-01-22 | 時評
わが町2012年

 ここ六甲アイランドは、人口約18000人の小さい町ですが、そのデザインコンセプトを描いたのが、私の好きなそして尊敬する設計家の宮脇檀(まゆみ)さんです。残念なことに、亡くなってしまわれましたが、この緑溢れる町並をを散策するたびに宮脇さんのことを思い出します。詳しいことは2007年1月に書いた記事「男の生活の愉しみ」をご覧ください。

 この小さな町にも、2012年はいろんな動きがありました。
まず、「K-POP」がやってきました。以前子供の遊園地だったところの跡地に仮設のスタジアムを作って、大音響のライブがあり、チケットを握りしめた若い子がぞくぞくとやってきました。その数、なんと2万人。結構な入場料ですが、どこ吹く風。不況など関係ありません。六甲ライナーも何時間にもわたって満員で人が溢れていました。

そしてなんといっても目玉は、「神戸レディースフットボルセンター」の開設です。12月にオープンしました。FIFA女子ワールドカップ(なでしこジャパン)に7名の選手を送り出したINAC神戸レオネッサの専用グランドです。夜間照明設備もある立派なものです。ちまたの噂では、サッカースタジアムの建設も議論されているとか。



住宅エリアをとりまく、小高い緑の散歩道<シティヒル>の外側は物流拠点や港湾設備、お菓子の工場などで占められていますが、ここの集配拠点の屋根、2万平方メートルの屋根に太陽パネルを設置するとの計画が動き出しました。太陽光発電が実現するとすると嬉しいですね。


地域の西のエリアに、元のラグビーグラウンド跡地を利用したアパート群がいくつか建設されました。相当な数の若いファミリー層が増えました。近くの小学校は入学してくる子供の数が増えて対応に大童です。先頃の総選挙では若いお母さん方が子育て支援に積極的な「みんの党」を応援したようで、結構多くの支持を得ていました。


島の中にあるシェラトンホテルで温泉掘削が始まりました。今年の春には源泉が湧きでて、一般の人にも開放するそうです。本当に湯がでるかな、といぶかる人もいますが、この島より少し西の方にある埋め立て地区の脇の浜では”なぎさの湯”という天然温泉が出ています。ここでもきっとお湯が出るでしょう。



そしてフィナーレ! われらのエリア(イーストコート7番街)に狸がやってきました。信楽の狸です。だれか奇特な方が、竹林の一角に狸の焼き物を置いたら、しばらくして、それではさみしかろうと、もう一匹増えました。私も、信楽へドライブして、もう一匹増やしてやりたいな、などと思案しています。


コメント (2)
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