CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

Synchronicityを味わうにはスキルが足りない

2020年08月23日 | BRITISH ROCK

日曜日にも関わらず結構早起きしたので、朝から絶好調。

ブログの記事をもう一本アップする。

1983年ポリス最後のアルバム、Synchronicityはいかが?

1977年位結成され、翌年Outlandos d’Amourでデビュー。ただ当時は、ニュー・ウェイブ系は少し苦手で、その存在は知るもののほとんど聴くことはなかった。

3枚目のアルバム、Zenyatta Mondattaが妙なニュアンスの日本語に聞こえて、そこからシングル・カットされた面白いタイトルの、Do Do Do Do, Da Da Da Daを憶えているぐらい。

このバンドにはあまり興味を示さなかったが、そのずっと後仕事がらみで英会話を上達させるべく週二回仕事が終わったあと会話学校に通っていたとき、講師がMessage In The Bottleの歌詞が書かれた紙を教材として各生徒に渡し、それについての感想を簡単な英語で議論しようって授業だった。その際、テープに録音した音源も聞かせてくれたような記憶が…

無人島に流れ着いた人間が孤独に耐えられず、SOSのメッセージを小瓶に詰めて海に投下するものの、助けは来ずさらなる孤独感を感じていたある日、海岸を見渡すと数多くのメッセージが入った小瓶が漂着。“世の中、孤独感に苛まれているのは俺だけじゃなかった”てな比喩的な話だったかと。

なるほどなるほど、ポリスってこのようなことを歌っていたのかと妙に感心し、遅ればせながら彼らの最後のアルバムSynchronicityを買ってみた次第で…

Synchronicityは彼らの集大成と評価されているアルバムで、デビュー当時のニュー・ウェイブ・バンドというような単純な範疇には収まらず、サウンド的にはロック、ポップ、プログレ、エスニックなどあらゆる要素が取り込まれ、また歌詞に至っては対訳を見てすぐに理解出来ないやけに難しい哲学的比喩なる表現が散りばめられている。

今に至っても英会話力が一向に向上しない私としては、解ったふりして歌も楽器の一部として音を楽しむのが無難かな?

これじゃ、ポリスのお方々の心とシンクロするのはいつのことやら…

ヒット曲、Every Breath You Takeよく聴きました。


組曲の名手

2020年08月23日 | BEATLES-BADFINGER関連

本日は日曜日。

もう少しだけ惰眠を貪ろうと思ったけれど、結局長年の習性もあって7時に起床。

それでは、日曜日だからこそ味わえる慌ただしさの無い静かな朝を楽しもうじゃないか。

朝食はシンプルにトーストとコーヒー、何か音楽をかけてみようと取り出しましたるはマッカートニーとウイングスの1973年の作品、Band On The Run。

このアルバムの肝はやっぱりタイトル・チューンのBand On The Run。

ビートルズ時代のホワイト・アルバムで、レノンが作ったHappiness Is A Warm Gunの素晴らしい出来に触発されたのかどうかは判らないが、その後のアビー・ロードのサイドー2とか、ソロ・アルバム、Ramに収録されたUncle Albert/Admiral HalseyやThe Back Seat Of My Carなどなど非常に楽しめる組曲形式の続編を量産、御披露。

まあ、Red Rose SpeedwayのMedleyはまあ楽しめるけどポールの実力からするとちょっとやっつけ仕事かな?

そのリベンジとして登場したのがBand On The Run、稀代のメロディー・メーカー、ポールがテンポの違った3曲が1曲に上手くつなぎ合わし聴き手も3度の美味しさを楽しめる彼の作った組曲の集大成とでも言える。(とは言えアルバム同梱のPicasso's Last Words、これまた冗長でやっつけ仕事確定?)

夕刻から始まる月曜日の憂鬱。OMG!

せめて、短い朝方はシンプルにリラックスして有意義を過ごすべき!

(ラゴスでのリラックス・タイム)

ならば、手軽に起承転結を味わえる組曲がお薦め。