PCはモニターを除けば出来るだけ小型軽量化への道を歩んできた。よってその進化にそぐわない機能やデバイスは新しいモデルが登場すると廃止されてきた。
現在3代目のiMacを使っているが、基盤の不良のため廃棄した昔使っていたiMacにはディスク・ドライブが付いていてiTuneにリッピングしたりDVDの鑑賞に使っていたのだが現在のモデルには装備されていない。
別になくなってもそれほどの不便さを感じない今日この頃ではあるが、CD棚をガサゴソしていると宝の持ち腐れって感じで未鑑賞のブルーレイやDVDのディスクが結構眠っている。
てな事で今回安物の外付けDVDプレーヤーを買ってみる事に。
早速取り出した音源はラッシュの1977年の5枚目のスタジオ・アルバム、A Farefwell To KingsのDVDディスク。
ハードロック系のバンドとしてデビューした彼らも2作目からドラムスにニール・パートが加入した事によって、単なるハードロック・バンドとは一線を画す作品づくりを目指し、このアルバムのレコーディングは初めてカナダ国外に出てウェールズにあるあの伝説のスタジオ、ロックフィールドで行われ、さらにシンセや曲のモチーフに必要な他の楽器も投入され彼らのさらなる進化したサウンドが聴ける事に。
そこで今回DVDプレーヤーを買ってPC経由でデジアンに繋ぎ24ビット、96kHzのハイレゾ音源でも楽しもうと思ったのだが、なぬ~!iMacに以前装備されていた光ケーブルのアウトプットが廃止されているではないか。
そう言えば大昔に買ったクリエイティブ社製の外付けUSBオーディオ・インターフェースが押し入れの奥深くに眠っていたっけ。押入れをガザゴソし20年ほど前の骨董品を発見しセッティングするも、その装置では16ビット、48kHzのほぼCDクオリティーのレベルしか再生できないことがわかった。
最新のUSBインターフェースとなると1万数千円以上するし、むむ〜
結局新しい外付けハードを買ったものの、プログレッシブなハイレゾ音はおあずけってなった次第。
もうCDでよし!