CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

モノ・トーンの世界 その5

2020年08月01日 | AMERICAN ROCK/POPS

流浪のシンガー・ソング・ライター、1971年作ハリー・ニルソンの7枚目のスタジオ・アルバム、Nilsson Schmilsson。

(厳密にはタイトルのSchmilssonはオレンジ色で印刷されている。敢えてそれもモノ・トーンに変更)

ジャケはモノ・トーンだが、中身はバラッド、フォーク・ロック、カリプソ、ロックなどなど自身の優れた歌唱力を武器に結構やりたい放題。

いい意味でバラエティーに飛んでいてカラフルな印象、反対にWithout Youなんかのバラッドがお気に入りのリスナーにとってはちょいと物たりなく感じるかも。

なんとなく夜中に眠れずにひとり冷蔵庫をあさりに来た様な… モノ・トーンのジャケのおかげでさらに哀愁感が際立つ。

(何か手頃な食べ物は?)

そこで熟睡しているかーちゃんを起こして、真夜中の小腹を満たすため“焼きそば一丁!”なんてリクエストすると叱られてしまいそうな自身の姿がフト思い浮ぶ。

(1979年の再発国内盤、お値段1500円の廉価版)

Without Youもれなく付いてきます。まあ個人的にはあっさりしたBadfingerのオリジナルが夜中に食するには胸焼けしなくてよろし〜