CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

TとROCK

2016年04月29日 | 特になし
Tと言っても、80年代に人気を博したアメリカの人気アクションTVシリーズ、ジョージ・ペパード主演の特攻野郎Aチームに出てくるコング役を演じたMR.Tのことではない。

ここでのTとは、Tシャツのことを意味していて、ロックのビデオなどを見ると、Tシャツ姿の人を多く見かける。

特に、メタル系のコンサートとかになると、ブラック系のTシャツにジーンズを着用するといういでたちで、盛んに吼えまくっているおとうさん方を見かける。

しかし、平日の夕刻から始まるロック・コンサートとなると、会社から会場に直行しなければならないので、スーツの下にはカッター・シャツにネクタイと、メタルには相応しくない場違いな服装となるが、それは致し方ない。

せめて、Tシャツ軍団に負けないよう、その倍ぐらい会場で吼えまくるしかないのである。

と言うわけで、Tシャツはロック・コンサートとは切り離すことの出来ないアイテムとなっている。

今宵も、暇つぶしにアマゾンを散策していると、ありました!

“トータリー・ストリップド”という1995年ごろのストーンズのヨーロッパ公演を収録したタイトルのアルバムが近日中に発売されるという。

CDの音源2枚にDVDもしくはB-RAYのディスク4枚がつき、さらにTシャツがつく超豪華仕様で各7500セット限定で発売されるではないか! なんとお値段、18144円の26%レスのなんとも中途半端な数字の並ぶ、13493円也! 


さらに付属するTシャツの説明がなんとも強烈。

なんでも、1995年7月のロンドン公演当日も見に限定販売されたTシャツを完全復刻! マニアの中でも幻と称されているTシャツが付属するこの超豪華仕様のパッケージはファンにとってバンドの歴史を語る上で重要な存在となり、Tシャツ自体も希少価値が高いものになると記されている。

ほんまかいな?

アーティストの愛用した楽器や高価な小物なんかを完全復刻する場合、自身でそれを使用したりもしくは自宅に飾ったりする用途などは一応理解出来るのであるが、Tシャツとなると果たしてそのような用途に適しているのであろうか、いまいちはっきりとしない。

自身の使用となると、デザインがダサく着用を躊躇したり、たとえ着たとしても、Tシャツなんて幾度かの洗濯により色があせたり型崩れしたりと長持ちしない。

となると、Tシャツが梱包されているボックスには手を付けずに、何年か後にそれを取り出してニコニコしながら眺めるというのであろうか?

Tシャツが付いてセット価格が1万円以上とするような高額商品が、果たしてファンに快く受け入れられるのであろうか?

やっぱりTシャツは、本体と別売りにして、本当に欲しい人が買うということにしないと、抱き合わせ企画として捉えられかねないと思うのであるが...

と思っていると、この手の企画あるわ、あるわ。

定番中の定番、ビートルズのアビー・ロード

リマスターのLPが発売される前に、アビー・ロードのLPにTシャツが付いたボックスがアメリカで販売された。発売された当初は値段も安かったので、コレクションのひとつにしようと思わず購入のボタンをポチッと押すところであったが、最後の最後で踏みとどまった。

何しろTシャツのデザインがダサかったのである。THE BEATLES ON APPLEと胸にプリントされたデザインは、なんとなくビートルズ関連商品の即売会で販売員全員が羽織っているTシャツみたいに思え、自身もこれを羽織ると販売員の一人となる錯覚に落ちいる様に感じ、結局購入しなかった。

しかし、これが間違っていた。ビートルズは業界においてまったく別格の存在であって、中古のレコードなどいまだに高額で取引されている。このTシャツ付きのボックス・セットも例外ではなく、あの時底値で拾っておいて、開封せずに今ヤフオクで売れば儲かっていたのではなんて、セコイ考えに走ってしまう。

ビートルズ恐るべしである。

ビートルズの赤盤青盤のTシャツ付きセット


さすがに、これを着て外に出かけるにはやっぱり勇気がいる。

ビートルズのリマスターCD発売記念のTシャツ付きセット

これもかなり勇気がいる。

パープルのTシャツ付きセット

第一期三部作の紙ジャケにTシャツが付いた、限定500セットのもので、お値段なんと破格の12600円也! このセット買った人ていたのかしらん?

レインボーのTシャツ付きセット

リッチーさん! あなたまでTシャツ商法に走るとは!

クラプトンのTシャツ付きセット

わしも販売しとるよ。ぜひ買ってくだされ。

クイーンのTシャツ付きセット

ディープ・パープルが出したような紫色のTシャツ。この色のTシャツを着こなせる人は日本にはいないのでないか?

レフ・デパードのTシャツ付きセット

レフ・デパードお前もか~! ハイ! 何気にTシャツ作ってみました。


ストーンズのTシャツ付きセット

ストーンズの場合は仕方がないか。ライブ会場でTシャツ今でも売っているからね。
なんといっても、トレード・マークの舌のイラストはインパクトがある。

博士:わしは、夏になるとTシャツよりは、綿100%の肌着のランニング・シャツにデカパンがいいのう。

助手(久々に登場):それじゃ裸の大将じゃないですか!

博士:いや、わしとしては昨年3月18日にアップしたピンク・フロイドの緩パンの理論にちなんだ服装と言って欲しいのじゃが~


AMAZON.CO.JPを覗き見して思うこと

2016年04月27日 | 特になし
前回、PCの進化により、インターネットよりダウン・ロードするのが今後の主流となり、CD-ROMはオプション扱いになっている、それによって、今まで著名なアーティストの過去の作品を手を変え品を変え再発してきた音楽業界は今後どう変わって行くのかという話で結んだわけだが. . . .

果たして現状はどうか?

と言うわけで、アマゾンのサイトでどんな新譜が出ているのか、久しぶりに覗いてみた。

ディランの日本独自企画の、CD5枚組のボックスセット発見!

タイトルはDYLAN REVISITEDと銘打たれたオール・タイム・ベスト・アルバムと言うもので、来日記念として、デビューから2016年のオリジナル曲まで網羅し、さらにブートレッグ・シリーズからも選曲されていて、お値段10、800円也。

DYLAN REVISITED、ディランを再訪? 何回も再訪してるけどね。

“いったい、これはなんですの!”と言いたくなる。

ディランに関しては、数年前にコロンビア・レーベルから全集のボックス・セットがリマスターで発売され、また日本でも独自企画で全集を紙ジャケで出したばかりである。ファンであれば、間違いなく購入していると思うし、その後出されたブートレッグ・シリーズもデラックス盤ではなくとも通常盤で一応押さえているし、なんら目新しいことはない筈である。

すなわち、今回のボックス・セットに収められている楽曲は既出で、ボックスもしくは同梱されたブックレット目当てだけに一万円ものお金を出して買う人がいるのだろうか?

驚きの第二段として、ピュアー・マッカートニーなるセットの6月10日世界同時発売が予定されている。なんと初回特典として、クリア・ファイルがもらえるそうな. . . .

PURE MCCARTNEY、クリアファイルを貰って喜ぶ人がいるのだろうか?

何でも、ポールのパーソナル・キューレーションで選曲されたベスト盤となっている。わざわざキューレーションなんて一般に浸透していない言葉使う必要は無いと思うのだが. . . .

ビートルズ来日50周年のアニバーサル・マンスに絶好のタイミングの発売で、1970年から2015年のシングル、ホープ・フォー・ザ・フューチャーまでがカバーされていて、音源はアーカイブ・シリーズのものが使用されたり、2016年の最新マスタリングも採用されているとの事。

価格はSHM-CD4枚組で7,560円也。

“おいおい! こんなの出すより先にする事あるでしょ!”

2000年以前に出された、WILD LIFE、RED ROSES SPEEDWAY、LONMDON TOWN、BACK TO THE EGG、FLOWER IN THE DIRTそしてFLAMING PIEなどの重要アルバムのアーカイブ盤がまだ世に出されていない。

この手のベスト盤を企画する前に、ファンとしてはいつになったら完結するのか分からないアーカイブ・シリーズを先に発売してほしいと思うのだが。

コンピューター業界は変わろうとしているのに、音楽業界は相変わらず旧態をさらけ出し、焼き直しの販売ばっかり。

悲しみの外付けハード・ディスク、MAXTOR 3200に収録されていた膨大なMP3の音源は消去されPCのバック・アップとなってしまった今、アマゾンの音楽販売のサイト覗いてぼやく事しか出来ないのが残念である。

ウィンドウズ10・ストーリー

2016年04月26日 | 特になし

あれ? PCがCD-ROMを認識しない!

どう言うこと? 現在ウィンドウズ7が入ったPCを使っているのだが、ウィンドウズ10のアップ・グレードただで出来るとマイクロソフトからメッセージが入ってきた。

新しいOSが発表されると聞くといてもたってもいられなくなり、すぐにダウン・ロードのボタンを押してしまう悪い癖がある。

日本ではiMacをずっと使い続けていて、昨年にOSがヨセミテに替わるエル・キャピタンが出たとき、既にベータ版がその前に出ていて、バグなどは修正されていると安易に考え、即効でダウンロードしてしまった。

これが大きな間違いで、エル・キャピタン上で作動するプリンター、スキャナーやUSBハブのドライバーがまだ更新されていなくて、使えなくなった。また、PCの動作も不安定ですぐにフリーズしたりした。

何とかやり繰りして、そのうちにOSのアップ・デートが出てバグを直し、またドライバーも更新されたため、事なきを得た。

今回のウィンドウズ10は、世に出てから結構時間がたっているので、iMacの時のような初期によく起こるOSの不安定さは解消されているだろうし、ドライバーも更新されている事だと思い、これまた即効でダウンロードのボタンを押してしまった。

これが大きな間違いで、ウィンドウズ10をダウンロードするとCD-ROMがPCから消えてしまう。

ある手順を踏めば、ウィンドウズ10でもCD-ROM認識できるとのことで、試したのだがうんともすんとも。

たぶん、現在取り付けられいるCD-ROMが古いのか、はたまたウィンドウズ10と相性が悪い場合は問題は解決しないとネットに書いてあった。

その場合は、更なる複雑な手順が必要と書かれていたのだが、専門知識を持たずに複雑な操作を行うのはリスクがあるので、ウィンドウズ7に逆戻り。

iMacでも最新型はCD-ROMを装着しておらず、音楽や動画はネットからダウンロードでどうぞ。どうしても使いたいのなら外付けUSBコネクションで、とどうもCDやDVDをPCでよく見る人を突き放すような感じがしてならない。

私のような古いタイプの人間は、音楽関連のコレクションに関してはやはり形あるものに固執し、どうしてもPC内に収録されている電子ファイルではコレクションしている気分にはなれない。そのため、その流れに逆行して、またまたレコードを集めだした。

著名なアーティストの過去の作品のCDは、メディアはSACD,SHM,BLUE・SPECなど、パッケージに関しては紙ジャケ仕様、売り方としてはボックス・セット、もしくはDVDと抱き合わせ、そして音源は最新リミックスもしくはリマスターと手を変え品を変え、あらかた出尽くしてしまった感がある。

コンピュータ業界は、PCを簡素化するため余計なデバイスを外し、電子ファイルのストレージもクラウド化する方向に舵を切った。一方音楽業界は今後どう進化していくのであろうか?

まさか、ビートルズ最新リミックス、紙ジャケ・ボックス・セットなんて出さないでしょうね…


スマホ・ストーリー

2016年04月23日 | 特になし
以前ちらっとこのブログで触れたが、シンガポールでスムーズな生活を送るには、家には高速ブロード・バンドのネットの環境でPCやタブレット、外に出ればスマホ、そしてネットで支払いの決済をするとなるとクレジットカード(ビザかマスター・カード)が必須となる。

日本では、スマホの画面では小さすぎて読むことができず、またショート・メイルを送るにしても、あの小さい画面の中に存在するさらに小さなキーボードをうまく使いこなすことが出来なかったので、ずっとガラケーを使っていた。

とある携帯電話のショップで;

博士:(独り言)うーん、わしはあまり外出しないから、スマホに関しては、ヘビー・ユーザーではない。今回一番安いスマホで十分じゃ。携帯電話会社の出しているチラシでは、契約2年縛りで、毎月シンガポール62ドル(300分の通話と3GBデータ通信のパッケージ、約5,000円)であれば、ソニーのエクスペリアM5の本体が無料となる。


よし、これに決めた。

店員さん!、エクスペリアM5で契約したいのじゃが~

店員:エクスペリアM5はストックがなく、この後いつ入荷するか判らないので、サムスンかオッポ(中国ブランド)それともLG(韓国ブランド)はどうですか?



サムソンやおっぽ軍団に囲まれ絶体絶命の博士だった。

博士:ストックがない?

それにしても、80年代の末から90年初めにかけて、アナログの携帯電話が売り出されたときは、OEM契約での製造も含めて数多くの日本のメーカーが最新技術をもってこの業界に参入してきたのだが、現在シンガポールでまともに販売されているのはソニーのみ!

実際のところソニーのスマホも今では中国で製造されているから、まあ著名な他社ブランドと差はないといえばその通りなのだが...

それにしても何たる惨状!

子供のころから現在に至るまでの長年、ソリッド・ステート・ラジオ、トリニトロン・カラーテレビ、オープンリール・テープレコーダー、初代ウォークマン、PS2,3と4と他の家電メーカーとは、一味違うデザインや機能に慣れ親しんで来た身としては、ここは何としてでもソニーを購入すべきだという決意に至ったのであった。

次に訪れた携帯電話のショップで;

博士:えっ-! エクスペリアM5のストックないの?

さらに訪れた別の携帯電話のショップで;

博士:えっ-! エクスペリアM5のストックないの?

と数日かけてあちこちのショップをうろつき回ったが、何処もエクスペリアM5を置いているところはなかった。

さらに調べてみると、上級モデル・エクスペリアZ5のストックはあったのだが、契約2年縛りで、毎月シンガポール82.90ドル(400分の通話と4GBデータ通信のパッケージ、約6,700円)であれば、ソニーのエクスペリアZ5の本体価格はシンガポール48ドルとなる。 また最上級のエクスペリアZ5Premiumなら同じ契約で本体価格はシンガポール118ドルだった。

4GBデータ通信は、ブロードバンドを別に契約しているので特に必要ではなく、また毎月スマホで400分もの通話もしない。

というわけで、今回携帯電話の会社とは契約しないで、シムロック・フリーのエクスペリアM5を、何とか安値で、知り合いの知っているショップで手に入れた。2年以内に帰国しても契約期間不履行のペナルティーは払わずに済むし、これなら日本でも使える。

要するに、シンガポールの携帯電話会社は、サムソンやほかの中国のメーカーとなどと大型の契約をし、安く仕入れ販売の目玉にしている。そしてソニーのスマホは、在庫がなくなれば売り切れ御免の飾りみたいな扱いがされているように思えるのだが...

何故に、日本のメーカーがこれほどまでに衰退したのかというと、私見ではあるが、日本のエンジニヤは完璧を期すため物事にこだわり過ぎるきらいがある。

特に必要としない機能などを盛り込むことにより開発費が膨らみまた、開発期間も伸びることとなり、海外のメーカーにそのスキを突かれ商機を逸す。

別に完璧にこだわらなくとも、大体のニーズを取り込むことができるなら、特に海外では、消費者にとって早くまた安いほうが受け入れられる。

また、完璧に作ったという自負が邪魔をし、海外で使われているスタンダードをそれほど重要視しないことも原因だと思う。

いくら国内で素晴らしいと評価されても、日本のシステムを取り入れるために多額のお金と時間を費やし、もしそれほどメリットがないと判断されれば、いかに優れたシステムでも世界的にはマイナーと評価される。

その昔、ドコモのiモードなるものが非常に便利で広く国内で受け入れられ、海外進出も目論んでいたみたいだが、海外のスマホの標準がそれを圧倒し、今や日本でもiモードなるものを律儀に使っている人はほとんどいないのではないかと思う。

その点、ソニーなんかはそれら過去の失敗から学び、PS4のマーケティングは北米マーケットを最重要視し、日本より先行して執り行なったと言う記憶がある。

つまり世界で一番大きなマーケットで成功すれば、それがメジャーとなり、他のマーケットも追従してくるという手法である。

今後の日本のメーカーの海外での健闘を期待したい。

通りすがりの人:ところで博士! ブログのタイトルのクラッシック・ロック何処に行っちゃったんでしょうかね~

博士:申し訳ない。悲しみの外付けハード・ドライブMaxtor3200は、ウィンドウズのファイル・システムにフォーマットし直し、今使っているPCのバックアップに使うことにしたのじゃ。そのため290GBの音源データは消去してしまった。

と言う訳で当分は現地ネタでお願いしたいのじゃ。

ビートル、 科特隊本部に帰投せよ!

2016年04月20日 | 特になし
ハヤタ隊員:こちらハヤタ。本部応答願います。

ムラマツ隊長:こちらムラマツ。どうしたハヤタ? 

ハヤタ隊員:通常偵察任務完了! これより帰投します。

ムラマツ隊長:そうか、ご苦労だった。

ハヤタ隊員:こちらハヤタ。キャップ、大変です! 本部の建物が何層にも積み重なっています。

ムラマツ隊長:何! そんなことは有り得ない。ザラブ星人による催眠術で幻覚を見ているのかもしれない。ビートルから航空写真を撮ってこちらに電送してくれ。

ハヤタ隊員:了解。今すぐ写真を送ります。

ムラマツ隊長:こ、これは! 科特隊の建物ではない! 某国にあるオフィス・ビルだ!  ザラブ星人による幻術で、科特隊本部の上空を飛んでいるのではなく、実際は某国上空を飛ばさせられているのだ!

ハヤタ隊員:ちくしょう! 忌々しいザラブ星人め。寄り道したおかげで、ウルトラマンの最終回見逃してしまったじゃないか! ゼットンをやっつける為の必殺技を編出す参考にしようと思ったのに…

なんて会話があったかどうかは、不明であるが…

ハヤタ隊員が科特隊の本部と見間違えたビル

とにかくこの国には、3棟のビルをつなげた船体型の屋上プールのあるあの有名なカジノのビルなどを始め結構奇抜なデザインが多い。

高層階に渡り廊下のあるアパート


真っ赤な網戸のようなカバーで覆われたホテル、この網戸に蔓科植物を這わせて太陽光の熱をさえぎるそうな


茶色の神殿スタイルの高層ビルの周りを囲むように新らたなビルが建設中


夜の高層アパート

淡路島程度の広さをしかない国土に、外国人を含めた約550万人の人間をそこに詰め込むとなると、商業ビルやアパートの高層化はいたしかた無いことで、さらに他の高層ビル群と区別するため個性的なデザインをビルに施すのは時代の流れだと言えよう。

しかしながら、ザラブ星人による幻術のせいで、科特隊本部に帰投する際、毎度シンガポールに寄り道することになれば、科特隊の経理から燃費の無駄遣いとしてハヤタ隊員はお叱りを受けることと成る。

個性的なデザインは否定しないが、ほどほどにって言うところでしょうか?

上海も最近、周りの風景に調和しない奇抜な建築物のデザインは控えてほしいとのお達しがあったような。

悲しみの外付けハードディスク、MAXTOR 3200

2016年04月19日 | 特になし
暑い! 本当に暑い!

長い冬が終わり、ポカポカした陽気と心地良い風に吹かれ、新緑の季節に突入していくと言う、日本で最も過ごしやすい季節に、熱帯の地域に移り住むなんて、本当にどうかしている。

朝方から、すでに気温は30度に迫り、日中は36-7度に気温は跳ね上がる。少し外を歩けは、Tシャツは汗びっしょりとなる。夜は、気温は30度前後となるもの、屋内に吹き込む風は湿気を含み、心地良さなどまったく感じない。

エアコンをつければ暑さはしのげるが、長時間の運転をすると体が冷えすぎてだるさを感じる。

若かった頃では、何とか耐えられたがやはり年をとると、余計に疲れる。

そんな中, 日本から大量のMP3の音楽ファイルを記録した外付けハードディスクを持参した。それをPCに接続し、暑気払いに、ハード・ロックでも聴こうではないかと思ったものの、これが作動しない。

ハードディスクはシーゲート社(MAXTOR 3200, 320ギガのストレージ)のもので、10年ほど前にシンガポールで購入しWINDOW XPのPC接続して使っていた。その後、100Vの電源でも使用できることがわかり、日本ではAPPLEのiMAC(OSは EL CAPITAN)に接続して問題はなかった。

今回使用しているPCはWINDOW 7と古いものだが、どのようなわけか、PC がMAXTOR 3200を認識しないのである。

とここまで書いて重要なことを思い出した。iMACからMAXTOR 3200にデーターを移したときのフォーマットがマック専用のHFS+と言うもので、ウィンドーズではファイルを認識出来ないのである。ギョエー!

ネットでは、それを解消するソフトがダウンロード出来るみたいだが、ソースが不明なサイトからはおいそれとダウンロード出来ない。

次回何時になるか分からないが、所用で帰国したときにウィンドーズでファイルを認識出来るフォーマット、NTFSでデータを取り込むことにするとして、皆様もマックとウィンドウズのファイルのフォーマットの互換性にはくれぐれもご注意を。

当分は、ユー・チューブかインターネット・ラジオのお世話になることに...

大金をはたいて車を買ったとしてもBACKSEAT OF MY CARのような展開には必ずしもならない

2016年04月16日 | BEATLES-BADFINGER関連
土曜日なのに朝から本当にうるさいのである。

と言うのも、今すんでいるアパートのすぐ隣が片側3車線、計6車線の自動車専用の幹線道路で、しかも、本線に平行して走る2車線の側道も近辺に設けられているので早朝から深夜までひっきりなしに車が行きかう。

がんがん車が走り去る夜の自動車専用道路

まあ、バイクや車のマフラーを外して週末の深夜に比較的低速で大音量をだして走る連中が皆無なのには若干救われる気もするのだが…

シンガポールでは車の価格が世界一高いと何処かで聞かれた方も多くいるのではと思うが、そのように高価であっても結構無理してまで買っちゃう心理って理解し難い。

シンガポールにおける、新車収得にかかるコストは大まかに言うと次の通りとなる。

最初にメーカーの現地港渡しの価格に、20%の関税と7%の消費税がかけられる。

そしてその価格の上に、追加の車体登録料として、車体価格に100%から車体が高くなるにつれて最高180%までの税金がかけられる。

ここまでで、車の価格が輸入価格の2倍以上から3倍近くに跳ね上がることがわかる。さらに、シンガポールでは、国内の総車両数を大体一定に保つため毎月販売される新車の数が決まっている。

新車を購入する場合は、その権利を得るため入札に参加しなければならない。この入札は車のディーラーが替わりに入札してくれる。入札は車の排気量や自家用車か商用車のいくらかのカテゴリー分けられ、それぞれ入札価格は異なる。

今年の3月の入札では、カテゴリーによってシンガポール・ドル4万4千から4万7千の額となった。なんとバイクの購入も、入札に参加しなければならず、その額はシンガポール・ドル6千5百だった。

そして、ディーラーの口銭が上乗せされ、さらに毎年支払う結構高額の自動車税、自動車保険やナンバー・プレート収得費などもろもろの費用を払いやっと自家用車を手に入れることが出来る。

かくして、広島の宇品港から出荷されたスカイ・アクティブ2リットルエンジン搭載、6ATのマツダMX-5は、現地港渡しの価格シンガポール・ドル3万3千が約16万にと膨れ上がるのであった。1シンガポール・ドルを80円とすると、なんと約1千280万円也の驚きの価格となる。

日本の一般的なカー・オーナーのように、通勤は公共交通機関を利用し、週末に少し車に乗るくらいでは、お金を遊ばしておく余裕のある金持ち以外では到底割に合う支出ではない。

いったいどのようなモチベーションで大金を車につぎ込むのだろうか?

まあ、ポールの1971年リリースの2枚目のソロ、RAMからシングル・カットされたBACKSEAT OF MY CAR(全英39位)のように美しいガールフレンドと楽しいひと時を車の中で過ごすことが出来るのであれば、そのための投資と考えられないこともないが…

しかしながら、超高級車でもないのに1千万越えの値段で、BACKSEAT OF MY CARのような展開にはならないとなると、やっぱり誰しも新車の購入には及び腰となるのでは…

Back Seat of My Car - Paul and Linda McCartney (Ram)

これでもか、これでもかと仕掛けてくくる、この曲の展開には快感を覚える

ブログ再開! 彼の地のTICKET TO RIDE

2016年04月15日 | BEATLES-BADFINGER関連
長らくお待たせしました。

と言っても果たして如何ほどの読者の方が当ブログの再開を待ち望んでいたかとなると非常に心細くなるのですが…

引越しをして2週間、ネット環境もようやく整い、新しい記事をアップすることとなりました。

今回の引越し先はと言いますと、国内ではなく赤道直下のシンガポールです。

この地にはかって長期間住んでいたことがあり、9年ほど前に帰国してからは、出張ベースで毎年数回訪れていました。

今回、色々と事情があり、また戻ってきたと言う訳です。

出張ベースとなると、日程上事務所と滞在したホテルの行き来だけで一日が終了してしまい、周りのことにはあまり関心がいかないわけですが、今回からは少し気になることは写真にてアップしていきたいと考えています。

シンガポールと言えば、効率を上げるために何でも電子化してしまい、以前にこの地に住んでいた時は、そうでもなかったのですが、いまや、アナログ世代にとっては大変な社会に変わってしまった感があります。

スムーズな生活を送るには、家には高速ブロード・バンドのネットの環境でPCやタブレットを、外に出ればスマホ使用するわけですが、日本以上にそれは徹底されています。

例えば、日本で外出時に携帯電話を忘れたとしても、駅やショッピング・センターに行けば、以前と比べれば数は少なくなったものの黄緑色の公衆電話を発見出来ますが、この地では皆無。

また公共交通機関の鉄道やバスを使用する場合は、日本のスイカような電子マネーのカードもありますが、一回利用の乗車券を券売機で簡単に購入出来るシステムも利用されています。しかし、ここでは一回のみ利用の乗車券を買うとなると結構面倒でしかも割高になります。

改札口の機械にカードをかざすだけで課金され乗車出来るなんて、ジョンもこの曲を書いた当時はとても想像出来なかったでしょう。

シンガポールの電子的TICKET TO RIDE。




鉄道やバスだけでなく、ETCのように自動車の専用カードホルダーに差し込めば、有料駐車場のゲートやピーク時に有料化される自動車道使用の下記などにも使用できる。そしてプラスティックのカードのため、涙がにじむ事もない。

Beatles - Ticket to Ride (Live at Wembley Stadium 1965)