ここ何年かビートルズの過去のオフィシャルの作品が次々とリミックスもしくはリマスターされ再発シリーズ化されてきた。
コアなビートルズ・ファンからすれば音源が改良され心地よく聴けるならと大枚叩いて買ってきた。オイラもその中の一人ではあるが、心の中では1987年にジョージ・マーチンが過去のアナログ音源をデジタル・リマスターを施し、その音源がCDやレコードとして再発されてきたので十分かな?
更に2009年にも再リマスターされた音源がCDやレコードのメディアで再発され、聴く人によってはその違いがわかるのかもしれないが、個人的には1987年のリマスター音源がしっかりしたものだったのでカジュアルに聴く分には、勿論オイラの聴力の劣化もあるにはがあるが、それらの優劣はさほど感じられない。
まあ後のリミックス盤に関しては、初期の2トラックや4トラックでのステレオ・ミックスと比べるとたしかに自然で心地良く聴けるけれど、これまた個人的には2トラック時代の音源はモノで聴けばいいし、4トラック音源に関してもその時代を感じさせる味のあるミックスでこれはこれでいいんじゃないの?
そしてつい先日、驚いたのは90年代に出たアーカイブ・シリーズが何とリマスター、曲によってはリミックスされて再発だとか…
(日本盤CD8枚組ボックス・セット、お値段、アマゾン現時点で22,000円!!)
(輸入盤LP12枚組ボックス・セット、お値段、アマゾン現時点で69,300円!!)
本来アウト・テイクってオフィシャルで出すレベルに到達していないボツ音源で、通常再発CDにそれらはボートラとして本編の後ひっそりと収録されるって存在って理解なんだけれど... 今回そのシリーズが更なる未発表音源を加えてリマスターもしくはリミックスされ豪華ボックス・セットで発売されるって、流石ビートルズ!
まあ版権を巨額の支出でマイケル・ジャクソンから買ったので、大人の事情で過去音源を手を替え品を替えて次々と再発していくのは理解出来ないわけじゃないけれど….
あなた買っちゃう?
恥ずかしながら、4流コレクターのオイラも90年代にはLPとCD、更に縦長のボックスに入った珍しいCD一揃え買っております。
ただ今回のやつは流石に....