CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ロックなディラン

2024年07月19日 | Bob Dylan, Byrds, Band and etc.

今日通販のサイト覗いてみると、なんとザ・バンドと共演した1974年発売のディラン復活のライブ、Before The Floodが今年の9月にCD27枚組のボックス・セットで大々的に再復活するそうな。お値段なんと3万5千数百円とのことでとても手が出ない。

レコード会社もネタがなくなったのかこのところ高額ボックス・セットなるものをどんどん出してくる。

この手の再発は大体旧音源にリマスターやリミックスを施し購入意欲を煽り、さらに未発表音源と思わせぶりな売り文句でボーナスCDを複数抱き合わせにする。ボートラの内容がよければまだしも1回聴いたらお蔵入りのデモや別テイクの音源は正直いらないね。

今回のディランのボックス・セット場合は復活ツアーでの現存する音源をほぼ網羅しているそうなので聴いてみる価値はあると思うけれど、CD27枚組となると完クリできそうもない。

てな事で、手持ちのCD音源を久々に聴いてみる。

このライブ・アルバム、ディランのシャウトする歌唱にリック・ダンコのブンブンと唸るべースとロビー・ロバートソンのギンギンのギターが絡むアップ・テンポかつハードな展開のMost Likely You Go Your Way And I’ll Go Mineで幕が上がる。(実際のコンサートではこの曲はコンサートのオープナーではなくアンコールで歌われたそうな)1966年のBlonde On Blondeに収録された少しのんびりした印象のカントリー系フォークだったのが、このアルバムではハードに生まれ変わっている。

またそれ以外にも新しいアレンジで力強く歌われた過去のヒット曲や、バンドの熱演など聴きどころは沢山あり楽しめる。

まあ手持ちのオリジナル2枚組の音源でオイラとしてはもう充分ですね。


爆音の次には

2024年07月18日 | West Coast Rock

久々にジャクソン・ブラウンの1973年の2枚目のスタジオ・アルバム、For Everymanをターン・テーブルの上に。

爆音のハード・ロックを聴いた後はやっぱり癒しの曲に限る。

多分日々の苦悩や葛藤など内省的なことが歌われているのだろうが、英語が不得手なオイラとしてはそんな内容は関係なしにこの淡々とした穏やかな歌いっぷりに癒される。

発売当初に買った今手持ちの盤は初期のプレスのUS盤でその音質を割と気に入っていたのであるが、2曲目の途中に3発のプチ音が連続で入っていていい雰囲気がぶち壊し。

めぼしい傷は見当たらないのでプレス時に何か異物が混ざってしまったのだろうか?

それから50年、今ではプチ音なんか風流だねって脳内変換ができるオイラとなった。

まあ進化したと言うよりは劣化したってことですが...

いい曲ばっかり!


爆音でどうぞ

2024年07月17日 | BRITISH ROCK

今まで長い間ロックを聴き続けたきたわけだけれど、ビートルズやストーンズなどの60年代の作品は後追いで聴いたので、思い入れのある作品は中学生になってからオン・タイムで聴いていた70年代からの作品ですかね。

今みたいにユー・チューブなんかで前もって聴くことのできない時代であったから、音学雑誌を立ち読みしたり先行シングルを聴いて慎重に吟味した上で購入するLPを慎重に選考し、発売日には一目散に近所のレコード・ショップに駆け込んでいたっけ。

ひと月に使える小遣いは新譜のLP1枚の購入がマキシマム。たとえ先行シングルがお気に入りの場合でも、LP両面を埋めるその他の曲がハズレならば次の小遣い支給日までガックリ。

本日はアタリに属したザ・フーの1973年の作品、Quadrophenia(四重人格)を久々に。

 

フーと言えばやっぱりMy GenerationやTommyではなくコレですね。

全曲をピート・タウンゼントが手がけた渾身の作品で、各人がそれぞれの持ち場で全力でプレーするブレのないトータル・アルバム。このアルバムの場合はいつもヘッドフォンを装着し左右のチャンネルから出てくる音の立体的感を楽しみながらを爆音で聴く。

やっぱり、今でもいいね。

ところでこのアルバム、どうやって買ったのだろうか? 

2枚組で当時3600円で完全に小遣いオーバーしている。レコード番号によると手持ちのこのレコードは1974年の再発盤なので、初回盤が出た前年には金銭面ですぐに買えなかったことを意味している。ただ1974年に購入したとなると、その翌年が受験の年で爆音でコレ聴いて受験勉強していたってことなのだろうか?

その辺りの記憶が全く定かでなくなるほど今や圧倒的に年月が流れてしまったが、ロック・ファンを自認するオジンなオイラにとって今でも爆音でコレを聴いているのは少々誇らしいような…


デッド・エンド

2024年07月16日 | JAPANESE

70年代、日本語のオリジナル曲プラスあちらの曲を英語でカバーする構成の和物ポップ・アルバムはちょくちょく見かけた。

1977年発売のゴダイゴのセカンド・オリジナル・アルバム、Dead End、これは全く違うコンセプト!

もちろん海外進出って考えは頭にはあったのだろうけれど、何しろ日本のリスナーに対しても全編英語の歌詞によるオリジナル曲をぶち込んでアルバムを制作。自らのスタイルを貫いていくその姿勢に共感したね。

ただ日本の一般的なリスナーに浸透するにはもうひと工夫の仕掛けが必要。それが翌年のNTVのテレビ・ドラマ、西遊記のテーマ・ソングに採用されたモンキー・マジック。

歌詞が英語で歌われようが、やっぱりゴールデン枠に放映された人気ドラマとのタイ・アップはすごい破壊力で、ゴダイゴの人気は一気に上昇。

その点でモンキー・マジックと比べれば派手さはないものの、このアルバム、高い演奏能力に裏打ちされたプレグレ感が心地よい。

ブレイクする前夜の袋小路を彷徨っていたゴダイゴであった。


久々にジャズでも

2024年07月15日 | JAZZ・FUSION

ジャズは19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ南部の黒人達によってブルースやラグタイムをルーツに生み出されたミュージックだと言われている。

その後様々なスタイルが生み出されてきているが、ジャズに関して浅学なオイラにはやっぱり50から60年代初期のシンプルで分かり易いモノがいい。

ギターものではウェス・モンゴメリーかな。

1960年、リバーサイド・レーベルから出たウェスのリーダー・アルバム、The Incredible Jazz GuitarなんかはこれぞオイラにとってThe Jazzって感じの演奏なんだけれど。

トミー・フラナガン、パーシー・ヒースにアルバート・ヒースらサイドを固める面々は腕利揃い。

低音を少し膨らませて迫力のある演奏を楽しむのもいいけれど、音量を絞ってシ~ンとした真夜中にどこかからぼんやり聞こえるような雰囲気を楽しむのも中々風情があってよろし~のでは…

ウェスのオクターブ奏法のソロが心地よい。


本日もストーンズで

2024年07月14日 | ROLLING STONES関連

1972年のストーンズ・レーベルからの第2弾として2枚組で発売されたExile On Main Streetは英・米ともに第1位のヒットとなった作品。

基本的には1968年のBeggers Banquetで確立された音楽スタイルを引き継いで制作されてきた数枚のアルバムの一つで、今回2枚組のアルバムはそれまでの1枚のLPにぎっしり詰め込まれたものと比べると緊張感はやや和らぎリラックスしている雰囲気が味わえる。

また今回アルバム・タイトルにExileという言葉が使われているように、イギリスの高額な所得税に耐えかねてイギリスから脱出しついにエグザイルとなったストーンズ面々だった。

調べてみると当時のイギリスでの高額所得者の最高税率は83%だったそうで、かってジョージ・ハリソンがTaxmanで税務署職員を揶揄ったのはわからないでもない。

とは言えペーペーのオイラにとっては雲の上のような話なのでどうでもいい事。

ただ消費税は出来れば無くしていただければ…

スーパーの特価で90円台の商品を見つけ、おぉ~!これは安いと喜び勇んでレジに向かったものの、消費税加算で100円の大台を超えたレシートを眺めた時のあのガッカリ感はなんとも言えないぐらい哀しい。

2枚組なんだけれど、あっという間に全編聴き終える。


Hot Rocksはお好き? その2

2024年07月13日 | ROLLING STONES関連

以前ナンチャラ・オフで買ったストーンズの2枚組コンピ・アルバム、Hot Rocks、レコード番号やマトリックス番号から推察するに1971年プレスの米初回盤じゃないかと思える古~いレコード。

買ってからほったらかしにしていたのだ。

連休という事でなんだかゆったりした気分になりそれなりに汚れていて薄い擦り傷があった盤面を無水アルコールと水洗いで気合を入れて洗浄してみたら、中古とは思えないあまり雑音を感じさせないクリーンな演奏が味わえた。

(Side One : Time Is On My Side で始まるのが米盤らしくてにくいね。)

(Side Two : お馴染み曲これでもかと登場)

(Side Three : ストーンズの最重要な曲のオンパレード)

(Side Four : Wild Horsesで静かに幕を閉じるのが泣ける。)

小型スピーカーで鳴らしてみるとどうしても低音不足となるのだが、そこは先日買ったサブ・ウーファで低音を少しばかり補ってあげると狭い部屋でのボリュームを絞った再生環境でも迫力のあるサウンドが楽しめ、特にこの手の古いアナログ・レコードの再生には有効だと考える。

まあ音響マニアではなく2chでの原音再生がどうだこうだとかは気にしないオイラにはこれで幸せ。


なるほどそこに仕掛けが

2024年07月12日 | Euro Pop

本日はちょっと懐かし目のシングル盤でも。

1970年に出たショッキング・ブルーの悲しき鉄道員(Never Marry A Railroad Man)でも。

1969年、全米1位に輝いたヴィーナス。続くシングル、マイティ・ジョーもミリオン・セラーに輝いた。

翌年登場したのが悲しき鉄道員。この曲深夜放送でよく聴いた覚えがあり、オリコン・チャート2位を獲得する日本での大ヒットを記録。

彼らの地元、オランダではチャート1位に輝いたものの、調べてみるとヴィーナスが大ヒットしたアメリカでは102位と不発に終わったそうな。

アップ・テンポの覚え易い曲なのに何故にアメリカでヒットしなかったのか?

さらに調べてみると、なるほどなるほど、そう言う事ね。

地元のオランダでのこのシングルの評判はさておき、日本のシングル盤は独自にオリジナルよりもアップ・テンポにリミックスしたことからヴィーナスと同様の軽快感があってヒットしたと推測するのだが… 少々緩いテンポじゃイマイチと彼の地の人々は感じたのかな?

それとも鉄道オタクに惚れちゃいけないよってな彼の地の人々にとってはマイナーな職業の歌詞に興味を示さなかったのかな?

何しろアメリカは今も昔も自動車大国だからね。


ストーンズのベスト盤

2024年07月11日 | ROLLING STONES関連

ストーンズには当人達の意思に関わらずベスト・モノが数多くでている。

やっぱり初期の1枚となると彼らの初のベスト・アルバムとなった1966年のBig Hits (High Tide And Green Glass)がおすすめ。

(英盤の裏ジャケに米盤の表ジャケが使われている。)

このベスト盤は米盤と英盤の2種類存在していて選曲が少々異なっているのと曲順も違いさらに米盤は2曲少ない編集となっていた。

何故か米盤が優先されて何度も再発されるも、英盤の方は長い間リマスターされず不当とも言える扱いだった。そして2010年にようやくリマスターされたLPが登場。

音質的にはどちらも変わらずだと思うが、個人的には2曲多くアルバム・ジャケに魚眼レンズを使ってストーンズの面々を撮影した英盤に軍配が上がる。


まだ現実に調和しないのかな? Misfits

2024年07月10日 | BRITISH ROCK

英ロック・バンドのキンクスがアリスタ・レーベルに移籍してから2枚目にあたる1978年オリジナル・アルバム、ミス・フィットでも。

前所属レーベル、RCAでの作品はリーダーのレイ・デイビスの思い描くファンタジーとリスナーがバンドに求めていた事がイマイチ噛み合わず売り上げの面で苦戦。新規一転アリスタに転籍してよりロック・ポップ色を出しリスナーの受け入れ易いサウンドを目指していくことに。

ただこのアルバムの制作中メンバーの脱退などがあってバンドとして非常に不安定な状況に陥るも、基本アルバム制作に関してはレイが取り仕切ってきたことからなんとかアルバムを完成させる。

その時の心情を表していたのがロックンロール・ファンタジーという曲。

”俺たちは長きにわたりバンドをやってきて、それを続けていくことは奇跡かもしれないけど、まだまだやれると思う。

嫌になったら、バンドを解散させて新しくスタートさせるって手もある、だけどまだまだやれると思う。

ロックを聴いて気分をよくする人がいる。落ち込んだ時はボリュームを上げて聴くのさ。

エルビスが死んでロックは終わったという人もいるかもしれないけど、新しく始めることは出来るさ。

ロックのもたらすファンタジーに救われることもあるけど、また現実を理解する必要もある。

ファンタジー中だけで生きてはいけないし、現実の崖っぷちも御免だ。

ただ隠れてばかりで人生を無駄にしたくない。”

てなレイの心の中の葛藤を表したメロディアスな曲で、現実の世界では、アルバムは全米40位、ロックンロール・ファンタジーは21位と中ヒットし、それを糧にレイは今後もファンタジーと現実の狭間でアルバムを作り続けることに。


ちょっとモノマネから始めてみました

2024年07月09日 | BRITISH ROCK

1972年友人が持つマイナー・レーベル、TKレーベルとサインし1973年セルフ・タイトルのアルバム、10CCでデビューを果たす事となる。

日本盤ジャケ裏には何故か日本語での曲名も追加表記されている。

Jonny, Don't Do ItやDonnaなど60年代のヒット・ソングのパロディー化はヘタするとキワモノ扱いとなり中々リスクが高いのだが、そこは彼ら4人の有り余る才能で乗り切りアルバムは全英36位。

翌年のセカンド・アルバム、Sheet Music(全英9位)で彼らはさらに進化し彼らのオリジナリティーの形成に繋げることができた。

ちなみに、初回オリジナルUK盤のメンバー名の表記にエラーがあってGouldmanがGouldhamとなっていた。

何故か我が国の初回プレス盤も同じ間違いをそのままコピーしてGouldham!

これはマネしなくてよろし〜!

 


本日もCCRで

2024年07月08日 | CCR and John Fogerty

トム・フォガティーがバンドから脱退して3人になったCCR。

ダグとスチュは俺たち3人はグループ内ではやっぱり平等だよな! でっ、次のアルバムに俺たちの曲も取り上げてくれない? 結構いいの出来たんだけど。

ジョンは心の中では奴らの曲って平凡すぎて、アルバム売れねえ~かも? だけどまあいいっか~

てなやり取りがあったかは定かではないが、1972年に3名でのアルバム、Mardi Grasが出た。民主主義の精神に則りジョンが3曲、カバーが1曲そしてダグとスチュらの曲が6曲の計10曲が収録された。

(民主主義について語り合う?)

ジョンの2曲がシングル・カットされヒットしたものの、評論家によるとアルバムの出来はCCRの作品の中ではワーストと評された。アルバム発売後ツアーが行われ、そしてツアーの終了後CCRは解散。

後のジョンの発言では、CCRのアルバムは6枚だけ! すなわち7枚目のMardi Grasは彼にとっては無き代物ってことだったらしい。

久々に聴いてみると、確かにジョンの作品とカバー曲を除けば、やっぱりダグとスチュらの曲に何か特別に印象に残るような雰囲気は感じられない。

まあ民主主義の精神も時と場合によりけりですね。


Oldies but Goodies

2024年07月07日 | CCR and John Fogerty

本日はCCRでも。

1967年12月、前身バンドの名をCreedence Clearwater Revivalに改名し翌年待望のセルフ・タイトル(邦題は スージー・Qだった)のファースト・アルバムが完成。

日本ではProud Mary が収録された彼らのセカンド・アルバム、Bayou Countryが1969年に一足早く発売された後、このファースト・アルバムの本邦初登場となった。

カリフォルニア出身のバンドとはとても思えない南部のR&B調でシンプル且つ泥臭さが堪能出来て時が緩やかに流れていた時代に生まれたオイラとはいい感じに波長が合う。

特に長~いギターのインプロヴィゼーションが心に染みる。

ただ今のデジタル世代にはいつまでギター弾いてんのって言われちゃうかも。

(日本盤ファースト・アルバム、マトリックス・ナンバー F2695 1Sのファースト・プレス、静電気防止の赤色トナーがクリヤー・ビニールの原料に練り込まれた信頼のエバー・クリーン盤。本当に帯電しないのかね~?)


110円のLPに想いを寄せる

2024年07月06日 | JAPANESE

昨日大人買いしたレコードの1枚を紹介したい。

1977年のハイファイ・セットのサード・アルバム、Love Collection。

このアルバム当時大ヒットしたそうで、調べてみるとオリコン11週連続で1位を獲得し、先行シングルのモーリス・アルバートのFeelingsのカバーもヒットした。また松任谷由実の雨のステイションと中央フリーウェイを本家を超える歌唱力でカバー。もちろん本家の特徴のある声質での歌いっぷりは、それはそれで悪くはない。

帯付きジャケは一般的な中古のレベルで、また盤面もキズなしでこの値段であれば問題はない。

少し前であれば邦楽のレコードは大体100円程度だったが最近はレコード再ブームの中アーティストによって300−500円の値付けとなっている。

ただいつかはこのブームも去り、またまた物置の肥やしに逆戻りか中古ショップへの流浪の旅に出るんだろうね。

オイラの場合は、オイラが長年にわたって集めたレコードのコレクションを家人の誰もが引き継ぐ意思はなく(まあ粗大ゴミですからね)、また鰻の寝床のような自宅にはさらなる収納スペースもなく中古ショップ行き確定。


実質10円のLP

2024年07月05日 | AMERICAN ROCK/POPS

なんちゃらオフのアプリを携帯に登録していると月一回クーポンが送られてくる。

全商品に対しての購入で100円引きと書いてあったので夕方に近所にあるショップに出かけてみた。

最近はなんちゃらオフでも結構調べてから値付けをしているみたいで、中古レコード・ショップ顔負けの強気の値段になっているのでここのところ足が遠のいていた。

今回以前にはなかった税込110円の棚を発見し、何かあればと捜索を続けるも中々気に入ったものは見つからない。だいたいこの価格帯は長い間売れ残りの中古が集まるので、ポップス系のオーケストラ物、60年代オールディーズ、発売当時かなりの枚数が売れたポップス系、例えばアバ、ベイシティー・ローラーズ、オリビア・ニュートンジョンやアラベスクなどが沢山売れ残っている。

そんな売れ残りの山からロッド・スチュワートの1978年のアルバム、Blondes Have More Funを発見!

(ジャケにはそれほど痛みはなく帯付き。盤面には薄い引っ掻き傷が2箇所あってプチ音が若干出るが、100円なら良しかな)

個人的にはイギリスでソロやFacesのメンバーで活動していた頃のロッドは割とお気に入りだったが、アメリカに進出してからはかなりポップ寄りに変身してしまったので当時はこのレコードは買わなかった。

110円なら買ってもいいかと、今回購入に至る。

ただ1枚だけだとクーポンを使えばレジでたった10円を支払うだけ。これだとレジ打ちしている尾根~さんの経費も多分出ないので申し訳ない気持ちになって、新たに110円の別のLPを4枚を選別し、550円マイナス100円クーポンで計450円の大人買いと相成った。

改めて聴いてみると意外といけるね。食わず嫌いだったかな?

ちなみにカーマイン・アピスが全曲でドラムを叩いている。ディスコ調のDa Ya Think I'm Sexy?がロッドとカーマインの共作だったとは....知らんかった。