雲ひとつない快晴、強烈な熱波光線が窓のガラスに反射し目が眩む。
スプリングスティーンのBlinded By The Lightと行きたいところだが、本日はこれ!
シンガー・ソングライター、ダン・フォーゲルバーグが1978年ジャズ・フルート奏者、ティム・ワイズバーグとのコラボで出来上がったアルバム、Twin Sons Of Different Mothers。
全10曲収録中歌モノが3曲、残りはそれまで披露してきたクラシックやロック系だけでなく、軽いジャズ・タッチ系など様々なタイプのインスト・ナンバーが収録されており、今までのダンのアルバムとは一味違う味わいのアルバム。
(歌モノは、ホリーズのTell Me To My Face、ジュディ・コリンズのSince You've AskedとダンのPower Of Gold)
これが当時結構大ヒットし、全米チャート8位に。
ホリーズのTell Me To My Faceをカバーし、歌い方がオリジナルのグラハム・ナッシュの少しばかり鼻にかかった歌唱に似せているかのように聴こえるってのがご愛嬌と言ったところですかね。
そしてアルバムの締めには力強く歌われるダンのオリジナル、Power Of Gold。
人間誰しも光り物に弱い。
キラキラ光る黄金の輝きに目を奪われて、魂を失ってしまう。
Power Of Goldの支配から逃れ自分自身を取り戻すのだ!
そう立ち上がれ、ジョー!
おっつぁん〜よ、そんな綺麗事言っても先立つ物が無けりゃ近所のスーパーの390円の海苔弁でだって買えねぇんだよ〜
わかった。ジョーよ、光り物は回転寿司のコハダだけにしておけよ。
小さくって下ごしらえが面倒でだから、コハダの握りって近所の回転寿司では出してなかったような?
な〜んて歌ってるわけないか。