CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

Born To Be For What?

2020年08月22日 | AMERICAN ROCK/POPS

Born To 何たらって“何々するために生まれてきた”てなニュアンスでよく使われる英語のフレーズ。

ロックの世界でもよく見かける。

ステッペン・ウルフのBorn To Be Wild、マーク・ボランはBorn To Boogieで、更にグランド・ファンクもBorn Too Dieなんてアルバムを制作。

しかし極めつけはスプリングスティーンのBorn To Runではないだろうか?

1975年の3枚目のアルバム、Born To Runはまさしく突っ走るために生まれてきたようなアクセル全開のアルバムといえる。

前2作で若干方向性に迷いが有ったような感も、本作ではそれも吹っ切れ出だしの1曲目からブッチギリのスプリングスティーン節を聴くことが出来る。

ドラムスにマックス・ウェインバーグが加わり、ライブで腕を磨いてきたバックのEストリート・バンドも盤石の布陣に。

助手:博士、我々って一体何の為に生まれて来たんですかね?

博士:むむ〜 小難しいこと聞くのう。グランド・ファンクのBorn Too Dieは当たり前といえば当たり前の話。まあ、長いスパンで考えればすべての生き物は子孫を残す為に生まれて来たようなものじゃ。ただ今のご時世、人間に限定すればそのような考えで一括りにするわけにもいかんわけじゃが...

ワシ個人としては、確固たる信念もなくただ流れに任せて何と無く生きて来た口じゃから、Born To Be Easierってところかのう〜

助手:なるほど、じゃあ今日の食事もスーパー・グループでお願いします。なにせ当研究所の予算も削減されることになりましたから。

博士:なな、なんと?

助手:昨日と同じ冷蔵庫の残り物でのスーパー・グループ結成! ソーメンをあったかいあっさり目のうどんスープで! そのトッピングは残り物の焼肉と刻みネギ。

いかがです?

博士:ズルズルズル、悪くない。

本当にイージーな博士。