とちぎ発道路観察日記

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令和5年3月22日

宇都宮の狭ーい交差点に信号機とな!?

2011-06-23 23:17:53 | 交通信号機
こんばんは。
題名は少しふざけました。(笑)



宇都宮市泉町(飲み屋街)には変な信号機があります。

遠くから見るとこんな感じです。

間違いなくすれ違いは不可。といった細道に存在します。


どーん。っと少し黄ばんだ樹脂製の信号機です。


もっと良く見てみましょう。

樹脂製の3灯式はとちぎでは、ここだけだと思います。(でも、おそらく全国でもここだけかも知れない、激レアな信号なんです。)
その理由は☟


樹脂灯器ならではの、蛇の目レンズです。
樹脂製の赤だけ300の灯器は、秋田や鳥取でも確認できるのですが・・・この蛇の目レンズの赤だけ300は見ることができない(そう)です。
だから、日本で唯一?なほどレアなのです。
ちなみに、樹脂のレンズ周りは↑の写真ですが、比較用に金属製のレンズの画像を用意しました。

金属製よりも樹脂製のレンズ周りのほうが、溝がたくさんあります。金属製はブツブツレンズです。

続いて背面を

樹脂製の信号機は、初めは普通のグレー色ですが、日光などの影響で、劣化してクリーム色に変色してしまいます。

灯器のプレートを

日本信号の平成2年10月製です。日信のプレートが付いていますが、三協高分子という、樹脂の灯器を専門に製造している会社よりOEM供給を受けて、日信のプレートを付けて出荷しているようです。

信号機管理番号は

宇中148号 宇都宮市泉町
宇中とは宇都宮中央署の管理下にある、ということでしょうね。
※細かい番地は防犯上、伏せさせていただきます。

制御機は

日信製ではなく、小糸工業製でした。
現在は、製造されていませんが、U型が出る前(1998年頃)はこのような「プログラム多段式」などが見られましたが、現在は、「UC型交通信号制御機」と名称・機能が変更されています。


この交差点は細い路地が交わる交差点で、2枚目の写真より、一方通行規制がかけられていて交差点の四隅に電柱が立てられない為、このような設置になっているようです。


そういえば、最近は 今市・足利・宇都宮・日光・・・そして名古屋と懸垂灯器ばかり撮影しているような。。
懸垂灯器ばかり見ていて、珍しいといった意識が無くなりかけていますね。



次回より名古屋の探索報告をしたいと思います。
それでは。。。







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
信号乱歩さんへ (ゆうゆ)
2012-09-16 09:39:33
宇都宮の懸垂の灯器自体はここだけのようですね。
樹脂灯器はとちぎでは一灯式などでまれに設置されている事がありますがそれ以外では見れません。
小糸以外は三協製とは初めて知りました。小糸は筋が入っている為分かりやすいですね。
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宇都宮の懸垂灯器 (信号乱歩)
2012-09-15 22:33:20
 こんばんは。宇都宮の懸垂灯器は信号ファンでは有名ですね。樹脂丸型ですが京三製作ファンさんがとても詳しいです。私も京三製作ファンさんのおかげで樹脂丸型の知識に詳しくなりました。
 樹脂丸型ですが小糸が基本的自社製で、それ以外は三協高分子からのOEMです。小糸樹脂丸型の特徴はレンズは小糸が使っているもので背面はプレートが真ん中に来ており2本の筋があります。三協樹脂丸型はメーカーが同じなのでプレートを見ることが見分けのポイントとなります。愛知県、山形県、秋田県、岩手県、青森県は樹脂標準県です。三協樹脂丸型のレンズは網目レンズと蛇の目レンズがあり、ここでは蛇の目レンズを解説します。蛇の目レンズは金属丸型Eレンズにあたるものです。
 ちなみに樹脂丸型の情報ですがごだいごさんの話では東日本に限れば山形県、青森県、岩手県、秋田県は網目レンズのみの確認です。蛇の目レンズは東日本で限定すると千葉県、茨城県(海沿い)、宮城県で見られます。
 宇都宮の懸垂灯器の赤だけ300の蛇の目レンズは全国的にここだけの確認ですね。
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