りばぁさいどらいふ

東京を流れる某川のほとりから。
ガーデニング、アウトドアなど生活を心地よくするために思うところ、備忘録、いろいろです。

思い立ったら中山道 その③-3

2024-08-14 07:58:02 | 旧中山道
旧中山道を再び進みます。

平安末期(12世紀)造立の「子安地蔵堂」

境内には、たくさんのお地蔵さま。

野洲市のマンホールには、、銅鐸の模様が描かれていました。


「篠原神社」

平安時代中期、藤原秀郷(ムカデ退治の伝説で有名な武将ですね😉 )は平将門の乱を鎮圧しまた。その軍功により、田原次郎千時(藤原秀郷の次男)が栗太と野洲の地を賜り、社殿を建立したと云われています。


再び旧中山道へ。

この辺りは、かつて天井川・・・家棟(やむね)川でした。

1917年(大正6年)の大正天皇陸軍大演習の行幸にあたり、天井川の下に突貫工事でトンネル(家棟隧道)が掘られましたが・・・

2007年(平成19年)河川切下げ工事が行われ、流路も変更されました。

流路が変更された家棟川に架かる「家棟川新橋」を渡ります。



左側の道を進むと・・・

1794年(寛政6年)建立の「金毘羅大権現常夜燈」と「山灯籠」

国道8号線に合流しました。

ガードレールのない国道沿いを進みます😣 

「正蓮寺」

田園風景・・・江戸時代もこの周辺は野原だったそうです。
😖民家の少ないこの場所は、 旧中山道の旅人にとっては物騒な場所でした。

右側に長い堤が続きます。

堤に上ると・・・「西池」

西側の谷の一部を堤でせき止めて作った人工の灌漑用水池です。

雄略(ゆうりゃく)天皇の時代(413年頃)に、近江国に48個の池を掘らせた時の1つと云われています。


階段を下りて・・・

再び交通量の多い国道8号線を進みます。


(つづく)

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