ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

2011 サンフランシスコ 郊外へVol.2

2012年02月07日 | Weblog
旅のハイライト 世界遺産に登録された‘ヨセミテ国立公園’へ
SF市内から約400km、休憩も含め片道約4時間半の小旅行です。
自然を満喫できる景勝地で、本来なら泊まりがけででかけたいところですが
今回は日帰りツアーで訪れました。

ホテルにピックアップに来たのはアメリカ在住25年、ヨセミテを知り尽くした
ガイド「くまさん」風貌はくまさんというより、‘超自然人’

バスを運転するくまさんに一番近い席に座った私 小池はしばし話し相手に
「近頃の日本人は元気がないよ」とくまさんの意見。ヨセミテツアーのお客さんも
一昔前は、もっと元気でバス内は盛り上がり、ツアー後も一緒に食事をしたりして
お互い大いに楽しんだものだ、と。確かにくまさんの問いかけにもバス内は無反応に
近くおとなしい感じ ず~っと話しかけてくれるくまさんの相手に少し面倒くさくなった頃
大学生の男の子が助手席に呼ばれ、くまさんの餌食となっていました

途中‘100%ナチュラルハニー’が美味しい売店で休憩し、2度目の休憩で地元の日系おばさんから
お昼の‘鮭弁当’をピックアップし、やっと‘ヨセミテ国立公園’に到着
雪景色を想像していたのに、秋に雨が降らなかったせいで雪が降っていないとのこと。
でも、お天気に恵まれ気温はサンフランシスコ市内より暖かく感じました。

まず訪れたのは‘トンネルビュー’

パーク内の見所、左手の‘エル・キャピタン’と中央奥‘ハーフドーム’
写真では見えませんが右手に‘ブライダルベール滝’を一望できる絶景スポットです。

写真の説明


‘トンネルビュー’すぐ近くの‘トンネル’

岩をくり抜いただけのトンネルは何も手を加えられていません。
広大な自然を維持する費用が莫大なために、‘ヨセミテ’は中々国立公園に認定
されなかったとくまさん話。
そして、パーク内の取り締まりは厳しく、餌付けはもちろん禁止、パーク内のまつぼっくり
一つも持ち帰る事はできません。旅の記念になんて持ち帰ったりすると
パークポリスに捕まるそうです・・・

‘エル・キャピタン’

高さは1000m以上あり大迫力 ここをロッククライマー達が登るそうです

‘ブライダルベール滝’

ベストシーズンだと、滝が霧のように落ちる様子が花嫁のベールのように美しいことから
滝の名前に。春から初夏が見頃だそうです。

‘ハーフ・ドーム’

氷河に削り取られた岩塊が独特の形状をしています。
 このアウトドアブランド‘ノースフェイス’のロゴマーク
‘ハーフ・ドーム’がデザインされたものだそうです。

水面に映る‘ハーフ・ドーム’


‘ヨセミテ滝’

滝は右手の岩の黒っぽい部分・・

‘ヨセミテ滝’にズーム

水量の多い雪解けから初夏までは3段に流れ落ちる大迫力の滝なのですが・・

看板の写真左側が本来の姿

冬でも景色は素晴らしいのですが、雄大な滝をみるならベストシーズンに訪れて下さい。

‘ヨセミテ滝’を眺める

くまさんにこの下に見える川の水で手を洗い、自然乾燥しろ、そうすれば手がつるつるに
なるぞ!と切れるほど冷たい水に皆が手をつけさされていました。
くまさんと大学生の男の子は足をつけて、自然乾燥!! 
おまけにくまさんはいつの間にか半袖Tシャツに
寒くないよ、人間は寒いと感じれば温めようとするんだ、みんな着込みすぎだ
と寒空の中、訳の分からないことを言っていました・・

パーク内の‘ヨセミテ・ロッジ’に立ち寄り、休憩。お土産を見たり
フードエリアでコーヒーを飲んだりしているとリスたちに出会いました


ナバで見かけたリスとまた違う種類のようでした。

ヨセミテには、熊や鹿、鳥など動物もたくさんいます。
パーク内のホテルやロッジに泊まり、ハイキングやサイクリングなどで
ポイントを巡れば、色んな動物たちに出会えるかも・・です

間近に見る‘エル・キャピタン’

目を凝らしてロッククライマーを探しましたがこの日はいませんでした。

‘ヨセミテツアー’最後の景色


帰りはローカルな大型スーパーへ立ち寄り、休憩。デリスタイルの
サラダやスープがあり、くまさんおすすめのスープで体が温まりました。
SF市内に入るベイブリッジを通る時には、ダウンタウンのビルがライトアップ
されていて、とても綺麗でした。ナイトビューツアーもできて、お得な気分。
大自然に心洗われ、旅のハイライトは終わったのでした。    ( 小池  )