十四夜 銅の月朧にて
十五夜 風花の吹き
十六夜 雨遠退く
蝦夷地、春雨は細雨ならず
元の雪、我知らで形無く音のみ打つ
日陰、庇 庭の隅の屈みたる
重ね雪・ざらめ雪。
踏む熊の足音。
義清は河内に埋められ
穴から母と歩む熊はいつしか
止め足を使う。
この国の人の数は先々少なく…
熊の数も少なに?
たまに夫と札幌の熊を数える。
裏山のこちらと、隣山の逆斜面と…
百松、八剣、板割、無意根はた手稲。
豊滝、空沼、朝里、春香に烏帽子。
毒矢、子天狗、迷沢。
通勤路 スキー場のある山を三座みる。
見えないスキー場があと三ヶ所。
一番西の標高の高い山が
アスリート隣家御主人のお気に入りです。
十五夜 風花の吹き
十六夜 雨遠退く
蝦夷地、春雨は細雨ならず
元の雪、我知らで形無く音のみ打つ
日陰、庇 庭の隅の屈みたる
重ね雪・ざらめ雪。
踏む熊の足音。
義清は河内に埋められ
穴から母と歩む熊はいつしか
止め足を使う。
この国の人の数は先々少なく…
熊の数も少なに?
たまに夫と札幌の熊を数える。
裏山のこちらと、隣山の逆斜面と…
百松、八剣、板割、無意根はた手稲。
豊滝、空沼、朝里、春香に烏帽子。
毒矢、子天狗、迷沢。
通勤路 スキー場のある山を三座みる。
見えないスキー場があと三ヶ所。
一番西の標高の高い山が
アスリート隣家御主人のお気に入りです。