手作り人形ドレスGOUDADA

ジェニーサイズ人形手作りドレスを楽しむゆるゆるブログ

2345号NoRiceNoLife

2017-01-26 21:00:49 | 作品写真
画像はコンビニ店頭ポップ。写真ですが、切り絵風のマツコ・デラックスさんシルエットは海苔を切ったもの。あは。以前夫が「マツコ・デラックスのCMのせいか(ゆめぴりかをはじめ)北海道産米が安売りをしない」と半ボヤキ。他県米が安くなる訳じゃないしねえ。
落語に出るのは饅頭ですが、俺は毎度おばさんお婆さん達が蒸かす赤飯が不思議。昔の実家では、糯米は親類がくれてました。今老母になった母は(餅搗き機を手に入れてから更に)大量に餅を搗き丸めてはのし、冬休み中昼飯は飯ではなく餅でした。切ったのし餅はいたみやすかった。干せた上にカビたりする。「つきたてをなるべく早く急速冷凍」技術をマスターした後はもうとまらない。すぐ切った餅を物置に放置すればよい。適当に小分けにしてあれば、焼き網なしでもストーブ上の無水鍋で蓋をしておけばつきたてに近い柔らかさになり焦げないくっつかない。
たぶん洒落た磯辺等ではなく精々黄粉。(そういえばこないだも食わされたな‥流石に今は買った餅らしい)
実家ではいわゆる「おこわ」は作らなかった。だから糯米が余ってるといつ赤飯が急襲をかけてくるかわからない。北海道約束の甘納豆赤飯が苦手でした。
炊き込みや混ぜご飯は結婚してから普通に粳米でつくった。圧力鍋を結婚祝に頂いて、小豆赤飯や小豆の生豆(実家由来)からのお汁粉をつくったことはある。
中華料理の粽にもおこわがあります。強いて言えば、甘くない小豆の赤飯は食べやすい。おこわが好きな方もいるんでしょうね。俺は粥もおこわもイマイチ。だから殆どつくってない。でもたまに実家から無理矢理糯米や小豆は来ました。老母はあんこ餅の餡も自前で煮ていたので、主婦ならばやれとマストアイテムの勢いでした。
実家での餅や糯米にげんなりしたのは、ひとつには一度に大量に出されるから。雑煮や黄粉ではまず切り餅三枚は必須。あんこ餅は掌より大きいのを、やはり二個では許してもらえない。よく仕出なとで折り詰めの赤飯がありますが、その倍は出されてしまう。結婚後数年前まで正月顔見せしてました。すると刺身や黒豆・紅白なます・栗きんとん・旨煮に負けじとどーんと赤飯が出る。その上に素麺の椀まで出たりする。下戸揃いの実家のビールは何時もらったものかわからない。飲む。どんだけ糯米ご馳走?
‥もうひとつは、多分臭い。買った米ではないもらった糯米は精米からかなり保存期間がおかれ、あまり良い香ではなかった。大事にとって置き過ぎると‥。ああ怖い。
両親には、餅も赤飯もたいそうご馳走だったのでしょうね。神事がらみもあるのかしら。因みにそんな家で育った弟のご馳走は、一時期カップヌードルでした。
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