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2367号Река(川)

2017-02-22 22:14:57 | 作品写真
昔読んだ物語で「冬は旅が楽だ。凍った河をソリで行けるから。」とあった。子ども心に、氷が割れて落ちてたいへんな事にならないのかと訝しんだ。馬橇を見慣れてても、さすがにそんな旅をしたことはない。我々の栖よりもっと更に寒い国があるんだ。物語の舞台はアラスカかシベリアか忘れました。
サンタクロースのソリをひくトナカイは皆名前があり、赤鼻のがルドルフ。英語版の歌詞で♪"Rudlf,red nose reindeer‥などと歌われる。他のまで覚えきれない。確か天使のように何頭かたくさんいます。
「トナカイ」はアイヌ語由来らしい。樺太での間宮林蔵の手記にトナカヒがあるそうな。数年前ドキュメンタリー番組で観たトナカイを飼って生きる人達は、烙印のような『誰それの所有』である印を耳に入れる切れ込みで区別します。自分の雌トナカイが産んだ子は同じように自分の所有に帰す。普段は放牧しているが、まだ母トナカイのそばに子がいる時期に群を囲いの中に閉じこめる。切れ込みがない幼いトナカイにナイフで印をつけていきます。同じ生業の数家族の決まりに従って、十代の若い家族も自分のトナカイを所有します。
夫は「知床のホテルで、渡された鍵に鹿の角のキーホルダーがついてた」と覚えててくれました。蝦夷鹿と我々の関係はちょっとまだぎこちない。中華系の方々は鹿のどの部位でも霊薬として珍重し、鹿ドリンク剤が売れそうと聞いたが本当?確かに鹿角とか漢方薬の棚の字にあるが。蝦夷鹿の橇でサンタツアーとか、まだ無理かな。そういえば以前北見の遊園地の奥で鹿飼ってました。別に神社とかじゃないと思います。んー‥なんで飼ってたのかしら…。たまたま捕獲しちゃったのかなー。「マッサン」で有名になったニッカウヰスキーの工場も昔行った時敷地の隅の金網ケージに白鳥がいました。理由不明。もうその鳥はいないでしょうね。びっくりしたのは、丸ごとの白菜食べてました。草食なんで渡来地では餌に籾殻などをやってた。そばに寄ると大きな鳥で、攻撃はちょっと怖い。
…閑話休題。画像はいずれ豊平川につながる細い水路のような川。うっかりすると橋を渡ったと思わぬこともありそう。しかし社と地下鉄駅の中間にこの川があるお陰様にて、ビル暖房乾燥症状がすごく楽になる。外気の中歩くだけでも助かるんです。この橋が近づくとあっそうだとマスクも外す。
結局またすぐ地下鉄に乗る時マスクはします。そんな冬日、まだ会わないトナカイや昔会った鹿・羊・白鳥・ヤギを思います。
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