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★★★★☆
「個性は必要なし」
「友達は大切なものではない」
「幸せは状態をあらわす言葉ではない」
「親はすでに死んでいる」
等々、中高生の悩みの大部分を占めるであろう
自分や友達、恋愛や親子関係について、
「オヤジ」の視点からユーモラスに語る一冊。
「学校に通っている子どもたちはただ集められているだけ、
その中で成立した友達関係は不自然。
卒業したら会わなくなるよ!」
って、その通りなんだけど、
その不自然な人間関係に支配された教室の中で
子どもは生き抜いていかなきゃいけないわけで、
悩みが解消されるわけじゃないんだよな~。
でも、そういう人間関係の中にリアルタイムでいるときには
こういう視点は持てないから、
「今が絶対ではない」と知るだけで気分は軽くなるのかも。
中高生よりも、大人が読んだほうが納得するであろう内容。
おもしろかった!
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