金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

30:ピーター・フランクル『ピーター流らくらく学習術』

2012-03-21 19:25:20 | 12 本の感想
ピーター・フランクル『ピーター流らくらく学習術』(岩波ジュニア新書)
★★★★☆

仕事で読んだもの。
数学者で12か国語を操るという著者が、日本の社会を見て感じたこと、
自らが体験したことを踏まえて、学習に対する考え方や
自らの学習法を述べた本。
初版が1997年なのに、まだ増刷されているんだなあ……と
最初に思ったのだけど、それも納得の中身。
中学生や高校生に読んでほしいけれど、大人が読んでも勉強になる。

【メモ】
・Comparison is no reason(比較は理由にならない)
・トラデュットーレ(traduttore:翻訳者)はトラディトーレ(traditore:裏切り者)
・「知恵は万代の宝」。学校で勉強する一番大きな知恵は「勉強の知恵」、
 つまりどうやって勉強するか、どうやってわからないことをわかるようになるか(p.148)
・何かを勉強し始めるときは、まず一日どれくらい勉強できるかを測ってみる。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿