金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

1:桑原水菜 『遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢』

2020-01-03 16:34:05 | 20 本の感想
桑原水菜『遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢』(角川文庫)
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

舞台は九州北部!
天才発掘師・西原無量の遺跡発掘ミステリ、第7弾!

天才発掘師・西原無量は鷹島沖の海底遺跡で
黄金の剣を発見するが、何者かに奪われてしまう。
同じ調査チームのダイバー・黒木と共に
犯人捜しをはじめるが、犯人とおぼしき男は死亡。
その背後には、国際窃盗団コルドと
その幹部バロン・モールの暗躍があるらしい。
この剣は高麗の「忠烈王の剣」か、
あるいは黒木家に伝わる家宝「アキバツの剣」か?
歴史に秘められた真実がまた一つ明らかになる!
文庫書き下ろし、シリーズ第7弾!

*********************************************

いつもながら壮大な物語だった……。

前巻を読んでからそれほど時間が経ってないのに、
謎解きに関してはもう何が何だか。

しかし、作者さんが本当に歴史が好きなんだなあ……と感じられる
ロマンあふれる内容になっているし、
遺跡の発掘に関しても知らないことがいっぱいで楽しめた。

個人的には、1冊でまとまるくらいのお話が好きなんだけど、
1冊ではここまでの広がりは出せないよね。
どうしたって説明がたくさん必要になるし。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019年 読書と映画のまとめ | トップ | 2:D・キッサン 『千歳ヲチ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿