金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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146:益田ミリ 『お茶の時間』

2019-09-15 21:45:59 | 19 本の感想
益田ミリ『お茶の時間』(講談社文庫)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

ふらりと入ったカフェ。
そんな息抜きのひと時に―。
女子会の話題に耳を澄まし、カップルの初々しい雰囲気に憧れ、
仕事をしている男性をチェックし、自分について思索にふける。
大人気、益田ミリが描く、さまざまな人生の断片と輝き。
ゆるふわ楽しい人生エッセイ・マンガ。
文庫描下ろし作品も巻末特別収録。

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読むものがなくなって、出先で購入したもの。

ちょうど、年に数回あるかないかという
不愉快な出来事が起こった直後だったので、
「不愉快」というものについて
「その多くは無下に扱われたことのなのではないか」
と書かれていたのに、本当にそうだ、と思った。
自分を不快にするその行為は
さまざまな形をとっているけれど、
不愉快の根本にあるのって
「舐められてる、軽く見られてる」
という認識なんだ。

随筆として文章で書いたらオチもなく終わってしまう話が、
漫画だと、手腕によっては
「間」や「雰囲気」でうまくおさめることができるのだな、
と思った。


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