範乃秋晴『装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ 』(メディアワークス文庫)
★★★★☆
【Amazonの内容紹介】
この本にはどんな表紙が似合うだろう?
イラスト? 写真? それともロゴだけ?
紙の種類は、帯の有無は、中身の文字組みはどうしよう?
こうして試行錯誤を繰り返して、
時には編集や作家と熾烈に火花を散らせながらも、
その本だけのぴったりなデザイン“本の表情”を生み出すのが
『装幀家』の役割だ。
それを信条に出版社の装幀室で働く本河わらべは、
その男の言葉が信じられなかった。
巻島宗也。手がけた本がことごとく売れる気鋭の装幀家。
「本の内容には目を通さない主義だ。
中身を読もうが読むまいが、売り上げが変わるとでも思っているのか?」
*********************************************
このブログには記録していなかったけど、
この作者さんの作品は過去に3冊ほど読んでいるはず。
ユーモアやキャラ同士の掛け合いが好き。
「腸内フローラ」で笑ってしまった。
敵役が一面的な悪として描かれず、記号的なのは
過去作と同様だけど、その分さくさくと話が進行して
ストレスなく読み終われる。
表紙イラストってイラストレーターが構図などの案を
出すのかと思っていた。
何を書くかはデザイナーが決めるのか。
作中では社内に装幀室があったからデザイナーだけど、
外注の場合は編集者が決めるのかな。
★★★★☆
【Amazonの内容紹介】
この本にはどんな表紙が似合うだろう?
イラスト? 写真? それともロゴだけ?
紙の種類は、帯の有無は、中身の文字組みはどうしよう?
こうして試行錯誤を繰り返して、
時には編集や作家と熾烈に火花を散らせながらも、
その本だけのぴったりなデザイン“本の表情”を生み出すのが
『装幀家』の役割だ。
それを信条に出版社の装幀室で働く本河わらべは、
その男の言葉が信じられなかった。
巻島宗也。手がけた本がことごとく売れる気鋭の装幀家。
「本の内容には目を通さない主義だ。
中身を読もうが読むまいが、売り上げが変わるとでも思っているのか?」
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このブログには記録していなかったけど、
この作者さんの作品は過去に3冊ほど読んでいるはず。
ユーモアやキャラ同士の掛け合いが好き。
「腸内フローラ」で笑ってしまった。
敵役が一面的な悪として描かれず、記号的なのは
過去作と同様だけど、その分さくさくと話が進行して
ストレスなく読み終われる。
表紙イラストってイラストレーターが構図などの案を
出すのかと思っていた。
何を書くかはデザイナーが決めるのか。
作中では社内に装幀室があったからデザイナーだけど、
外注の場合は編集者が決めるのかな。