村松友視『百合子さんは何色―武田百合子への旅』(筑摩書房)
★★★☆☆
編集者として武田泰淳・百合子夫妻と交流してきた著者が、
本人との思い出や関係者の証言、同人誌に残された作品をもとに
武田百合子の生涯を追ったもの。
著者が本人と交流のあった関係者の一人だったことも
関係していると思うのだけど、客観性に欠け、
なんだかドリーム入りすぎなんじゃないだろうか。
死後も過去やプライベートを探られ、暴かれちゃうのだから
作家というのは大変な仕事であるなあ。
百合子さんが、自分が死んだら焼く様にと
娘さんに言い残しておいたというトランク、
焼却処分されて本当に良かったと思う。
★★★☆☆
編集者として武田泰淳・百合子夫妻と交流してきた著者が、
本人との思い出や関係者の証言、同人誌に残された作品をもとに
武田百合子の生涯を追ったもの。
著者が本人と交流のあった関係者の一人だったことも
関係していると思うのだけど、客観性に欠け、
なんだかドリーム入りすぎなんじゃないだろうか。
死後も過去やプライベートを探られ、暴かれちゃうのだから
作家というのは大変な仕事であるなあ。
百合子さんが、自分が死んだら焼く様にと
娘さんに言い残しておいたというトランク、
焼却処分されて本当に良かったと思う。